2006年02月07日

今頃になって 夢バトン

 tsuyorinさんから夢バトンをいただいていたのを、今頃になって気づきました。
 で、早速答えてみることにします。


 1:小さい頃何になりたかったか?
  いろいろあったので、書ききれませんね。
  ありすぎました。

 2:その夢はかなったか?
  未だに努力中です。
  中には、かなったものもありますが。

 3:現在の夢は?
  ひみつです。

 4:宝くじ3億円あたったら?
  甘いもの食べ放題!
  と、言うのは冗談です。
  海外生活の資金にしたいですね。

 5:あなたにとって夢のような世界とは?
  ひみつです。
  もちろん、私にも夢はありますが。

 6:昨晩みた夢は?
  ひみつです。
  小説の題材にしようと思っているので。

 いやあ、「夢」を語るのって難しいですね。
 いい勉強になりました!
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2006年01月18日

ばとん:自分を○○にたとえると

 miyabilogさんからいただいた、「自分を○○にたとえると」というばとんに答えてみようと思う。

 1:自分を色にたとえると?
 ううん、何色になるのかなあ。
 miyabilogさんからは、「生成色」という渋い色を選んでもらえたが。
 気分的には、水色。
 でも、実際のところは、こげ茶か利休鼠あたりだったりして。

 2:自分を動物にたとえると?
 猫。
 と、いうことにしておこう。

 3:自分をキャラにたとえると?
 柊茂。
 言わずと知れた『赤かぶ検事』(和久峻三さん原作)。
 本当はあともう少し年齢が必要なのだけれど、背が高くて痩せぎすというところは、まさにぴったりのように思う。
(ドラマのフランキー堺や橋爪功は、原作とは相当イメージが異なるのである)

 4:自分を食べ物にたとえると?
 グラーシュ。
 こってりであっさり、あっさりでこってり、ちょとぴりっとしたりするハンガリーのビーフシチュー。

 で、人見知りゆえ、いつもの如くばとんはここで終わらせていただきます。
 悪しからず。
(ただし、受け取りたい方はどうぞご自由に!)

 ああ、愉しかった。
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2006年01月01日

2006年が始まる

 新しい年、2006年が始まった。
 年が変わったからといって、何かが急激に変化するという訳ではない。
 だが、ほんの少しずつでもよい方向へと向かうよう、僕自身、やるべきことをやっていきたいと強く思う。

 皆さん、今年もよろしくお願い申し上げます。
 今年をいい年にしていきましょう。
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2005年12月31日

今年のベスト!

 ☆今年のお芝居 ベスト5(観劇順)

 1 太陽族の『JAPANESE IDIOT』

 2 厄プロジェクトにおける『Sketch』

 3 まちかど寸劇

 4 劇団アグリーダックリングの『改訂版 さっちゃん』

 5 『母・肝っ玉とその子供たち』



 ☆今年の新譜CD ベスト10(購入順)

 1 ハイドン:交響曲第91番、第92番他
   ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック管弦楽団他
   <ハルモニアムンディ・フランス>

 2 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
   アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
   <ハルモニアムンディ・フランス>

 3 黛敏郎:管弦楽曲集
   湯浅卓雄指揮ニュージーランド交響楽団
   <ナクソス>

 4 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番他
   ネルソン・フレイレ(ピアノ)
   <デッカ>

 5 ルチアーノ・ベリオによる管弦楽編曲集
   リカルド・シャイー指揮ミラノ・G・ヴェルディ交響楽団他
   <デッカ>

 6 アリア集
   トーマス・ハンプソン(バリトン)
   ニコラウス・アーノクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
   <ワーナー>

 7 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番
   イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
   デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
   <アルテ・ノヴァ>

 8 別宮貞雄:交響曲第1番、第2番
   湯浅卓雄指揮アイルランド国立交響楽団
   <ナクソス>

 9 ベートーヴェン:3重協奏曲他
   デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団他
   <アルテ・ノヴァ>

10 ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番
   ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団
   <エームス>
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2005年12月06日

第12回OMS戯曲賞直前予想

 ここでは、今日の19時より行われる第12回OMS戯曲賞授賞式に先立って、当方独自の直前予想を行いたいと思う。


 ☆候補者/作品名/予想
 1枠 司辻有香     『愛と悪魔』      ▲
 2枠 キタモトマサヤ  『エディアカラの楽園』 ×
 3枠 小原延之     『丈夫な教室』     
 4枠 ごまのはえ    『ヒラカタ・ノート』  △
 5枠 武田一度     『手の紙』       ▲
 6枠 中村賢司     『すばらしいさよなら』 ◎
 7枠 ミサダシンイチ  『夜ニ浮カベテ』    △
 8枠 水沼健      『壁ノ花団』      ○
 9枠 柳沼昭徳     『福音書〜六川篇〜』  △


 1枠司辻は、京都芸術センターの舞台芸術賞で佳作を受賞した、松田/造形芸大枠のホープ。
 才気の持ち主ではあろうが、派閥の力学によって高い評価が与えられていることも隠しようのない事実で、受賞は論外。
 ただし、松田正隆の他に、渡辺えり子の支持が加われば佳作かも。

 2枠キタモトは、京都演劇界のベテラン。
 本来ならば受賞も当然だが、鈴江俊郎、松田正隆らの「妨害」が予想され、非関西勢の評価も予想がつかず、厳しい。

 3枠小原は、無印。
 今さらそとば? 今だからそとば?

 4枠ごまのはえの作品は、新・KYOTO演劇大賞受賞作。
 作品的には、そこそこの評価が得られるかもしれないが、ごまのはえは受賞経験もあるため、今回の受賞は難しいかもしれない。
(それにしても、新・KYOTO演劇大賞でごまのはえ作品と同時にノミネートされた松田正隆が今回の審査員を務めているのは、いったいどういうことか?)

 5枠武田は、関西演劇界の暴れ馬だ。
 その武田が何ゆえOMS戯曲賞を狙っているのか、当方は理解に苦しむ。
 犯罪者友の会は、あくまでも犯罪者友の会であって欲しい。

 6枠中村は、当方の大本命。
 ただし、審査員による番狂わせも大いに予想される。

 7枠ミサダは△だが、佳作の可能性は大。

 8枠水沼も、松田/造形芸大枠に入る。
 MONOの役者とは思えぬ芸術至上主義で、水沼は佳作以上の可能性が高い。
 ただし、水沼作品が生の舞台として面白いかどうかは、一切補償できないことを付記しておく。

 9枠柳沼もまた、松田/造形芸大枠。
 かつて松田正隆のゴリ押しで京都演劇大賞の受賞経験を持つが、それが柳沼を2階に上げておいて梯子を外す結果となったことは明々白々な事実。
 今回も松田のゴリ押しで佳作の可能性はあるが、はっきり言ってそんな賞はもらうなと当方は言いたいし、そんな賞のやり方はするなと当方は言いたい。
(人を育てることのできない人間が教育に携わるんじゃない!!)

 以上、全て独断と偏見による予想です。
 なお、敬称は略しました。
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2005年11月03日

おやすみなさい

 丹波橋まで猫会議の公演を観に行った後、友だちと話しをしていて帰るのが遅くなりました。
(お酒は飲んでいません!)

 と、言うことで、そろそろ寝床に潜り込もうと想います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
(コメントへの返事は、しばしお待ち下さいませ)
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2005年09月28日

帰省します

 今日から三日ほど帰省します。
 その間、CLACLA日記の更新はお休みさせていただきます。
 それでは、行ってきます。
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2005年09月22日

今日で1周年

 CLACLA日記を開設して、今日でちょうど1年が経ちました。
 毎日更新を行ってこれたのも、読者の皆さんの支えがあったればこそです。
 本当に、ありがとうございました。
 クラシック音楽、演劇、読書、悪口、そして甘いもの、と、基本的には毎度おなじみの内容が続くことになるとは思いますが、今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
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2005年09月11日

ぐがががが

 さて、出かけようかと思ったら、急に本降りになりやがった。
 ほんま、たまらんで全く。
 ぐががががのうがががが!!
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2005年08月06日

おやすみなさい!

 友だちとお茶をして、ようやく帰ってきたところ。
 もはや朝方近くなので、さっさと寝床に潜り込むことにします。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年08月02日

芝居バトン

 山口茜さんからいただいた「芝居バトン」に解答します。


1:今まで行った芝居の本数
 しっかり数えたことはないけど(小学校の頃から観続けているので)、たぶん270本程度。

 :去年行った芝居の本数
 約30本。


2:次に観に行く芝居
 今のところは未定。
 諸般の事情で、8月中旬以降になると思う。
 いずれにしても、面白い芝居(広い意味で)が観たい。


3:一番最近観た芝居
 『12』の女性バージョン(山口茜さん作・演出/7月31日、京都・アトリエ劇研)。
 これに関しては、一昨日アップしたばかり。
 面白うございました。


4:特別な思い入れのある5劇団 もしくは5人の芝居人
 ううん、これは難しい。
 A パノラマ☆アワー
  (出演させてもらったことが何度かある)
 B 三角フラスコ
  (今はなくなってしまった、京都の劇団)
 C さらん
  (今はなくなってしまった、京都の劇団)
 D ハラダリャン
  (言わずもがな)
 他にも、たくさんあり過ぎて、とうてい選び切れないなあ。
(ちなみに物故者ならば、チェーホフ、飯沢匡、中村伸郎を、ぜひとも挙げたい)


5:バトンを渡す人
 これは、ミュージカルバトンと同じく、ここでストップさせていただきます。
 人見知りゆえ、他意はありません。


 ああ、楽しかった!
 山口さん、本当にありがとうございました。
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2005年07月19日

おやすみなさい!

 今宵は、早々に切り上げるつもり。
 と、言っても、三連休が終ったからではない。
(何せ当方、ぶらりひょうたん的な人生を送っている訳だから)
 今から、一仕事やっつけなければならないのだ。
(何せ当方、ぶらりひょうたん的な人生を送っている訳だから)
 まあ、やっつけるという言い方は、大仰に過ぎるかもしれないけれど。

 そうそう、昨日は久しぶりに甘いものを食べなかった。
 例えば、胃腸の具合が悪いとか、そういった体調のせいではなくて、ただ、今日はいいや、という気分の問題である。
 まっ、たまにはこういう日もあらあな。

 さてと。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年06月25日

ミュージックバトン

 logmorioさんから、ミュージックバトンなるものをいただいたので、答えてみることにした。
(このバトン、ブログ上で、流行っているようだ)


1:コンピュータに入っている音楽ファイルの容量
 ううん、これはわからない!
 当方、パソコン歴が短い上に、友人からもらったパソコンなので、どういうことになっているのやら、皆目見当がつかないのだ。
 これを機会に、調べてみようか?


2:今聴いている曲
 リヒャルト・シュトラウスの歌劇『カプリッチョ』。
 カール・ベーム指揮バイエルン放送交響楽団他の演奏による、ドイツ・グラモフォン・レーベルのCD(国内盤)で。
 あまりにも暑いので、どこか涼しい感じのするこの曲を選んだ。


3:最後に買ったCD
 6月20日に購入した、ファン・ディエゴ・フローレスの歌う、ロッシーニのオペラ・アリア集<デッカ・レーベル>。


4:よく聴く、または特別な思い入れのある5つの曲

 a、山本直純の大河ドラマ『武田信玄』のテーマ曲
 figaro信玄動く時、いつも頭の中を駆け巡る曲。
 絶対に外せない。

 b、aikoの『more & more』
 シングルの『桜の時』に入っている曲。
(本当は、相当初期の作品のはずだけど)
 ちょっと懐かしい感じのする曲調が好きだ。

 c、ジュディマリの『ステレオ全開』
 『そばかす』といっしょに入っていた曲だが、個人的にはこちらのほうを気に入って、今でもよく聴いている。
 ジュディマリを聴くきっかけは、bのaikoと同じで、オールナイトニッポンのパーソナリティーをYUKIがやっていたため。

 d、高石ともや他の『受験生ブルース』
 学生時代、『トリオ・ザ・ポンチョス・ブラザーズ』というフォークグループを組んでいた時に、よく歌った歌。
 いろいろと替え歌もしたものだ。 

 e、ビートルズの『ヘイ・ジュード』
 ただし、武満徹がギターのソロ用に編曲したもので。
 バルエコというギタリストが弾いたCD<EMIレーベル>を愛聴している。

 と、あえてクラシック音楽を外した選曲をしてみた。
(クラシックだと、5曲ではあまりにも少なすぎるので。でも、クラシック以外でも、5曲は少なすぎるな…)


5、バトンを渡す相手
 これは、残念ながら、ここで終了ということにしようと思う。
 ただただ、当方が人見知りゆえの決断で、他意はない。


 ああ、面白かった。
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2005年06月11日

今日の予定

 夜になって、ようやく雨が降り出した。
 ぽつり、ぽつり、という感じだけど。
 どうやら、気温も下がってきたようだ。

 喉の腫れ、まだ少し残っている。
 早く治らないかなあ、全く。
(などとぶつくさ言ってる前に、早く寝なくては)

 今日は、昼過ぎから、大阪まで劇団アグリーダックリングの本公演を観に行く予定。
 楽しみなり。

 昨日は一昨日と同じく、どら焼きを食す。
 2割引きで、税込み48円になっていたので。
 やっぱり、どんな時でも甘いものはいい。
 ごちそうさまでした!

 さてと、そろそろ寝床に潜り込みたいと思います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年06月10日

おやすみなさい!

 どうしても仕上げなければならないことを、何とか昨日のうちに仕上げてほっとする。

 昨日は、どら焼きを食した。
 体調不良の時は、やっぱり甘いものにかぎる。
 ごちそうさま!

 だいぶん治まってきたとはいえ、喉の腫れや身体のだるさが残っている。
 と言うことで、そろそろ寝床に潜り込もうと思います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年06月08日

おやすみなさい!

 今のところ熱は高くないのだけれど、喉の腫れぼったさがひいてくれない。
 ったく、やだなあ。

 昨日は、ロールケーキを3切れほど食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 喉の調子がよくないので、今日は早めに寝床に潜り込むことにしたいと思います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年05月28日

おやすみなさい!

 友だちとお茶をしてきて、ついさっき帰ってきました。
 夜も遅いので、そろそろ寝床に潜り込もうと思います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2005年05月03日

今日の予定

 ちょっと肌寒さが増している。
 風邪には、本当に気をつけておかないと。


 毎週、洗濯(コインランドリー行き)は火曜日と決めているのだが、今週は昨日(月曜日)のうちにちゃちゃっとすませておいた。
 今日(火曜日)、午前中から外出することになったためだ。
 帰省中の古い友だちが、せっかくやから久しぶりに会いましょう、と誘ってくれたのである。

 で、今日は銀閣寺などをまわる予定。
 すでに京都生活17年を数えるというのに、当方、これまで銀閣寺を訪ねたことは、恥ずかしながら一回もなかった。
 観光客で混雑はしているだろうが、こういう機会でもなければ、まずもって足を運ぶこともなかったはずで、とても楽しみである。


 ということで、今日は早々に寝床に潜り込みたいと思います。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
(昨日は、甘いものは食べませんでした。まあ、たまにはこういう日もあらあな)
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2005年04月03日

今日の予定

 今日は、体調がよければ、昼過ぎから河原町に出掛ける予定。
(烏丸で所用をすませてからになるが)
 CDショップや中古CD店の他、丸善、ブックファースト、ブックオフなどもまわるつもり。
 あと、ひさしぶりにボタン屋さんをのぞいてみようかなとも思っている。
 当方、ボタン屋さんをのぞくことが「好きなこと」の一つなのだ。
(イルカだのキリンだのの小さなボタンを眺めていると、それだけでとても楽しい気分になってくる)
 それと、ドラッグストアにも寄るかもしれない。
 これは、ただ眺めるだけではなくて、湿布か何かが欲しいため。
 首、肩、背中のこり、はり、しびれがひどいものだから…。
 できれば、晴れてくれればいいが、花粉症もあるので、まあぜいたくは言えない。

 さてと、そろそろ寝床に潜り込むことにします。
 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
(バンザイして寝なくちゃね)
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2005年03月26日

行ってきます!

 青空見えるも、どこかどんよりとした感じあり。
 
 気温、だいぶん上昇したよう。
 その分、花粉禍も増している。
 朝からくしゃみを連発し、目のまわりのしばしば感も相当強い。
 やれやれ。

 今日は、今から観劇・観ダンスのために外出する予定。
 途中、比較的長めの距離を歩いて移動するつもりなので、何が何でも雨は降って欲しくないのだが。
(お天気だけに、これは如何ともし難いけれど…)

 さてと、そろそろ出かける準備を始めるとするか。
 それでは、行ってきます!
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2005年03月19日

贋作『富豪刑事』(ドラマ版)

 ドラマとしての出来は置くとして、『富豪刑事』は「ある種」の人気を誇っているようだ。
(アクセスの検索元をたどって、反響の大きさを知った次第)
 まあ、原作そのものが底をついてるはずなので、まずもって新シリーズはありえないだろうが(筒井康隆が新たに執筆したりして)、2時間枠での特別企画はありえるかもしれない。

 と言うことで、『富豪刑事』の特番のアイデアを考えてみた。
 題して、『断髪作家殺人事件』。
 寒天を馬鹿にしたと誤解され、日本寒天協会から非難された作家が思い切って断髪を行なうが、何者かに殺されてしまうというのが大筋*。
(死体だけなら、中谷彰宏あたりにやらせればいいが)
 で、当然レギュラーメンバーはそのまま(筒井康隆も出演する)に、加えて山下洋輔や坂田明は出るわタモリは出るわ、古谷一行のジャズ都知事(芥π賞の選考委員)は出るわ佐藤浩市の文学賞候補者は出るわ、大林宣彦や原田知世は出るわ斎藤由貴は出るわ、股鍋直己(くず批評家)は出るわ、七瀬は出るわ、三角定規やコンパスの化け物は出るわ、ミラーマンは出るわ、と、ごったぐたわっやくちゃの世界が展開されるというもの。
 ラストは『スタア』からいただいてもいいし、日本列島以外が沈没するのでもいい。

 って、どう考えても、こりゃ無理だな…。
(*危ない危ない、こんなの人権擁護委員会に摘発されてしまうぞ!)
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2005年03月15日

帰って来ました

 こんばんは。
 稽古場を見学し(なかなか面白かったけど、企業秘密ゆえ、ここには書かないことにします。悪しからず)、その後飲みに行って、今頃帰って来ました。
 いやあ、楽しかった。

 仕事等あるので、今日はこのまま終わります。
 それでは、おやすみなさい!
(コメント、昼に返させていただきます)
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2005年03月07日

疲労困憊

 昨日は、とても疲れた。
 椅子席の間の階段に座布団が敷かれて、そこにお客さんが座るというほどの満員盛況の中で、二時間近くも緊張を強いられた訳だから、そらくたくたにもなるわなあ、というところだ。
(一昨日昨日と、小屋通いが続いたのも大きかったのだろうが)
 過ぎたるは、及ばざるが如し…。

 昨日は疲れたものだから、河原町まで出ることなく、烏丸から阪急に乗って西院まで戻った。
 ところが、さっきネットで検索してみたら、欲しいと思っていたクラシックCD(輸入盤)の新譜が発売されていた。
 しまった。
 タワーをのぞいてみりゃよかった…。
 がっくり。
(まあ、早いうちに河原町に出なければいけない用件があるので、その時購入すればいいのだけれど)

 疲れた時は、やっぱり甘いもの。
 と言うことで、昨日の晩はシュークリームを食べた。
 アイスクリームもいいし、どら焼きもいいけど、やっぱりシュークリームは美味しいなあ。
(今回は、カスタードクリームだけのシュークリーム。次は、生クリームの入ったシュークリームを選ぼうかな)

 疲れた疲れたと言えてるうちは、たいして疲れていないのだ。
 だって、本当に疲れている人間は、そんなこと口にもできないだろうから。
 とは言え、疲れがたまっていることに違いはなさそう。
 そろそろ、寝床に潜り込もう。

 今日がいい日でありますように!
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2005年03月05日

夜の断片

 寒い寒い寒い。
 3月と言うのに、何じゃろなあこの寒さは。
 地球の気象は狂っておるよ。
 どこかの国の大統領の頭の中みたいに。
 と、ぶつくさ言っても仕方がないので、まずは防寒対策に念を入れるしかないのだけど。
(もちろん、省エネだとか何だとか、できることからやっていこうとも思っている。まあ、これは以前からの課題やね)

 文章は人って言う。
(だいたい、スタイルって言葉自体、もとはと言えば「文体」を意味してるんだし)
 頑固一徹、自分の道ならぬ、自分の文を書き貫く人間もいれば、猫の目みたいにくるくる変わる、変幻自在の文章を書き散らかす人間もいる。
 果たして、僕はどうだろう。
 自分では、あれこれ試しているつもりだが、案外一本調子かもしれないね。
 まっ、それも自分らしいということか。
 ところで、文章だけでその人全部を識ることはできないけど、少なくともその人の一端を判断することはできるのではないか。
 そんな意味でも、ブログはやっぱり面白いし、刺激的だと思う、今日この頃だ。
(ブログで親しく接している人と直接会うのって、楽しいだろうなあ。僕の場合、相手に幻滅感を与えそうだけど…)

 3月3日のひな祭りも終わり、近所の99円ショップでひな祭りバージョンのキャラメルコーンが半額になっていた。
 ある種のわびしさを感じながらも、甘いもの第一の狂甘糖糖員としては黙って見過ごすこともできず、ついつい買ってしまったのである。
(本当は、チョコミルク味のほうがよかったのだけれど、あいにく普通のキャラメルコーンしかなかった)
 キャラメルコーンはどこか懐かしい味がした*。
 *昔とは、少し味が変わっているようだけど。

 昨日の朝、カモミールティーを飲み終えてしまった。
 新しく買いに行こうかな。

 さっきまで、風がびゅわびゅわと吹いていた。
 寒さと風。
 冬と春とが争っているような気がしたりする。

 さあ、そろそろ寝床に入ることにしよう。
 今日がいい日でありますように!
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2005年02月28日

続ドン・キホーテ余話(新・KYOTO演劇大賞)

 で、新・KYOTO演劇大賞に関する続き。

 まず、審査発表会への参加者があまりにも少ない。
 広義の関係者を除けば、「一般の府民」はどれだけいたのか?
 観客数の問題も含め、次回の運営その他、厳しく総括すべき必要があると思う。

 審査員の審査には、大きな疑問はない。
 ただ、悪くも良くも「審査員も人の子」で、あらゆるバランスを考えたんだろうなあ、と感じはした。

 竹内銃一郎さんが、今回の3団体の作品に関して、(正直言って)面白くない旨のスピーチをしていた。
 JIS企画における一連の作品や、茂山兄弟とのコラボレーションなど、最近の竹内さんの動向を知るものとしては、ついつい口にしてしまいたくなることもありはするのだが、その指摘した点に関しては、会場にいた人間が各々判断すべきことだと強く思った。
(頷くか否定するかを含めて。そして、その場にいなかった人間に対してどう還元していくかも含めて)

 あと、当日口にし忘れたが、3次審査でノミネートされた各団体へのフォローはしっかりとしておくべきだろう。
 府民、京都演劇界へのアナウンスとともに、忘れてはならない点であるはずだ。
(専門審査員の怠慢に関しては言わずもがな。次回は、規定を「専門審査員は、実名で全ての審査結果を公表する」とすべきだし、そうでなければ賞の公平さは保てまい。現に、専門審査員の小暮宣雄さんは同様の意見を述べられているし、それで引き受けたがらないような人間は、はなから審査員にすべきでない)
 僕個人のけじめのつけ方としては、3次審査にノミネートされた全ての団体に関しては、少なくとも1回は自腹で公演に足を運ぼうと思っている。
 経済状態が悪化しているので、いつ実現しきれるかわからないものの…。
(小説が落選したのは辛い。佳作か何かの3万円が欲しかった。新風舎の渡辺さん、当方はこういう人間なのです!)

 チケット料金と、本選出場団体への100万円提供(合計300万円)、並びに大賞等への副賞との兼ね合いについては、やはり検討に値する課題だと、僕は考える。
 限られたパイを如何に配分するか?
 という問題もある。
 パイの大きさを如何に大きくするか?
 という問題もある。
 何れにしても、質と量両面を見据えた「賢慮」が必要だ。

 これは余談。
 僕は、マレビトの会については次回を待つべきだと思う、と口にする反面、松田さんのことだから、2年後にはマレビトの会自体なくなっているかもしれないなあ、とも内心思っていたのである。
 ニール・サイモンが『書いては書き直し』なら、松田さんは『つくっては潰し直し』になるような気がするからだ。
(そのこと自体には、僕は否定的ではない。ただ、クリエーターの松田さんがそうならば、「周囲」=杉山さんなり本郷さんなりは、山本さんや槌谷君、山口さんや牛尾さんのフォローについて、早いうちからしっかりと考えておくべきだろうとも思う)

 素朴な感情。
 審査発表会やレセプションに参加し、飲み食いしたり歓談しつつ思ったこと。
 「ここにいない人たちがいる」ということ。
 僕は、その重みを忘れてはならないと痛感する。

 そして、いつものこと。
 レセプションでグラス片手に一人立って、歓談する他の人たちを眺めながら思ったこと。
>人は死ぬ。
 ここにいる全ての人が死ぬ
 当然、自分も死ぬ<
 むろん、だから、つまらないなどとは思わない。
 口先だけのニヒリズムやペシミズムほど下らないものはないから。
 でも、そう思ってしまう自分がいることも、否定しきれない事実なのだ。

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ドン・キホーテ余話(新・KYOTO演劇大賞)

 リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ独奏、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏<EMIレーベル>を聴きながらアップ中。

 昨日の晩は、演劇関係の知り合い(と言っても、大賞とは一切関係ない)が部屋に来ていたので、自分のどじ話を書くに留めた次第。
 知り合いとは、審査発表会のことについてはほとんど話さず。
(僕自身の総会屋風演技と、『ヒラカタ・ノート』のミスを指摘した時のごま君の冷めた物言いを、オーヴァーに面白おかしく語って聴かせた程度)

 そうそう、『ヒラカタ・ノート』の件では、永田雅一の如くラッパを吹きまくっていらぬ迷惑をかけた点は、深くお詫びを申し上げたいと思うが、自分自身の「誤読」については一切謝るつもりはない。
 当方が『ヒロシマ・ノート』を読んだことがあり、しかも長崎の出身者で、「深読み」癖の持ち主であることを考えれば、「おお!」と思い込んでしまうこと自体は仕方がないことなのである。
 それだけの幅を、ごま君の作品が持っていたということだろう。
 と、少し開き直ってみせた。
 結局、要は、自分の「読み(誤読も含めて)」を公表することは大切な行為だけれど、それをまるで御託宣であるかのように吹聴する形にならないよう注意することだと思う。
 今後も、僕はラッパを吹きまくる所存。

 あと、レセプションで僕のことを「批評家ですか?」と尋ねて来た人がいたが、ちゃいますちゃいます。
 批評家などではありません。
 僕は、ただのお芝居好きで、時々ラッパを吹いている人間なだけなんです。
 もっとワークショップなどに出て、自分の大根ぶりその他をアピールしないと。

 うむむ。
 脱線トリオのてんぷくトリオになってしまったな。
 今日の朝日新聞の朝刊には、演劇大賞に関して一切報じられていなかったこともあって(こういうところも、何とかしていかなくてはいけないんじゃないか? 報道陣来てないなあ、とぼやく前に)、その結果についてアップすることにする。

 *大賞     ニットキャップシアター
 まあ、作品の出来も悪くなかったし、これは順当と呼ぶべきか? 
 ただ、ごま君のOMS戯曲賞受賞も、判断の一つになったのではないか、などと考えたりもする。
 *観客賞    ニットキャップシアター
 有効投票数36票のうち、18票で。
 案の定の数字ではあるが、はっきり言って36票は少なすぎ。
 レセプションで、竹内銃一郎さんもスピーチしていたが、もっと客を呼ばないといけない。
(竹内さんは質を上げることの意義を口にしていて、当然僕もそのとおりだと思う反面、やはり料金の設定も大きいと思う。何しろ、通し券=投票権なのだから)
 *作品賞    マレビトの会『蜻蛉』(松田正隆さん作)
 確かに、『蜻蛉』という作品は巧く出来ている。
 ただ、審査員自身が口にしていたように、この『蜻蛉』はすでにあまがさき近松創造劇場で初演されている作品だから、何を今さらの感がなくもない。
 松田さんの実験精神を評価して、というのならわかるが、やはり審査員も人の子なのだろうな。
 *演出賞    ごまのはえ君
 まあ、これはあえて云々かんぬんすることもあるまい。
 *演技賞    菊谷高広さん(遊劇体)
         山本麻貴さん(マレビトの会)
         安田一平君 (ニットキャップシアター)
 各団体から一人づつということで、まず菊谷さんは何役の難役を評価されたのだろう。
(先日のワークショップで演出をつけてもらったこともあって嬉しいかぎり。ただし、よそで賞をとったこととのバランスで審査員は選んだのでは、と邪推してみたりもする)
 僕個人としては、大熊ねこさんも加えて評価したいところだ。
 山本さんは、直接レセプションで話をしたこともあり、ここできつい書き方をし過ぎたかな、と反省もしているのだが、僕個人の感想は感想であるから仕方ない(それだけ期待をしていたのである)。
 松田さんの、「えらくしんどい(はずの)」演出に耐えたという評価であるならば、納得だ。
(山本麻貴さんの素質から言って、果たして松田さんとの作業は、どこまで彼女のプラスになるのか。僕は若干危惧の念を抱いているのだが、こんな下らぬ予想はどばんと裏切って欲しい。本当に裏切って欲しい)
 マレビトでは、牛尾千聖さんを僕は推したい。
(ただ、どうも「天然系」の人らしく、使い様では潰れてしまうような気がしないでもない。できれば、杉山準さんあたりの公演で観てみたいと、僕は思う)
 安田君はすでに最優秀主演男優賞に推しておいたので、言うことなし。
 *舞台美術賞  宮内ひろしさん(遊劇体)
 「遊劇体へのバランス」という面は、当然指摘しなければなるまいが、まずは何より。
 おめでとうございます。
 *審査員特別賞 清水忠文さん(マレビトの会、ニットキャップシアターの舞台監督)
 『ヒラカタ・ノート』における映像出演も加えての受賞ではあって、いくぶんうちわ受けのきらいもなくはないが、こういうアクセントは、やはり賞には必要だろう。
 舞台上の人間ばかりを評価しないという意味も大きいはずだし。

 長くなった、新しくアップしよう。 

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2005年02月27日

ドン・キホーテ始末記(新・KYOTO演劇大賞)

 いやあ、今帰って来ました。

 で、タイトルのドン・キホーテは、かっこいいドン・キホーテじゃなくって、風車に突っ込む粗忽者の意味です。

 さて、まずはお詫びと訂正。
 ニットキャップシアターの『ヒラカタ・ノート』についてごまのはえ君に尋ねたら、『ヒロシマ・ノート』とは一切関係ないとのこと。
 関西観劇ネットワークやここでも書き散らかしてきたことは、大間違いのこんこんちきだった訳である。
 ごまのはえ君をはじめ関係者と、読んでいただいた全ての方に深くお詫びを申し上げたい。
 本当に申し訳ありませんでした。
(当方、深読みのしすぎ。こういう底の浅さが小説落選につながっているのだ…)

 と、しょっぱなから愚かさを露呈した上で、審査発表会に話題を移そうと思う。
 当方、案の定、やってしまった。
(芸館に行く前に、昔やっていた仕事関係の人と会う予定もあって、緑の上下にグラサンという総会屋然としたいでたちをしていたのだが)
 椋平さんが今回の新・KYOTO演劇大賞の流れを説明し終えたとたん、やおら立ち上がって、怒声を発したのである。
 今回の演劇大賞では、例えば2次審査の際の観劇の感想がきちんと公表されていないために、透明性に欠けるという意見がある。
 さらに、2次審査の投票結果が公表されていないため、審査結果の公平性に疑念を抱く人々が多数いる。
 ここに来ていない人々から多数意見を聴いている人間としては、やはりこれは黙認できない。
 といった趣旨の発言を行なった。
 それに対し、椋平さんからは、第1の点は、今回の審査の場合、当初から観劇の感想を公表するとは規定していなかった。
(場合によっては、一部を公表する可能性があるとしていたものの)
 また、審査員の中には、自らの感想を公表して欲しくない人もいるはずであるとの言葉もあり、よって今回は公表する形をとらなかった、という解答があった。
 そして、第2の点に関しては、本選が終わらない間に得票結果を公表すれば、それが本選の審査に影響を与える怖れがあると考えたため、本選終了後にネットなどを通じて公表することにした、との解答を得た。
 この解答に対し、当方は、第2の点に関してはすぐさま了解したものの、第1の点に関しては、今回をどうこうではなく、次回は大賞の公平性をさらにアピールする意味でも「完全に公開する形をとって欲しい」と、要望した。
 椋平さんからは、一つの意見として受け取るとの言葉があった。
 僕自身の行動は、まさにドン・キホーテ的蛮行であり、会の進行を邪魔する場違いの基地外以外の何者でもなかったが、やはり裏でわじゃこじゃ不満を蔓延させるより、何らかの形で相手にぶつけることの必要性は痛感した。
 次回の演劇大賞に向けて、諸々の意見が内出血状態で終わらないよう、府民審査員を務めた人間として、努力していきたいと思う。
(あと、チケット料金に関しては、アナウンスの必要性について、レセプション時に話しをしておく)

 諸般の事情があり、今日はここまで。
 審査結果等に関しては、明日ゆっくりアップすることにします。
 あと、コメントも明日返させていただくことにします。
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速報:新・KYOTO演劇大賞3

 京都府立文化芸術会館で新・KYOTO演劇大賞本選第3夜、ニットキャップシアターの『ヒラカタ・ノート』を観て来た。
 で、関西観劇ネットワークのレビューで触れた点については、ここでは割愛する。
(今回観直して、アップしたことはたぶん間違っていないと確信したのだが、果たして審査員の皆さんからは、その点に関して何か一言あるだろうか? 触れた上で作品全体の是非を口にするのであれば納得いくのだけれど)
 今回は芸館ということで、その間尺にあった舞台−演技となるかどうか危惧していたのだが、基本的には非常に奮闘していたと、僕は思う。
 特に、主人公の青年役安田一平君の演技は、最優秀主演男優賞ものだった。
(ちなみに、最優秀助演女優賞には大熊ねこさんと牛尾千聖さんを推したい)
 また、板橋薔薇之介さんからイトクズ役をバトンタッチされた大木湖南君も、よく頑張っていたのではないか。
 冒頭のつかみがもう一つ強ければと思った点に関しては、やはり指摘しておかなければなるまいが、後半、3つのエピソードが一挙に重なり合う部分からラストへ到る凝集力には、目を見張らされるとともに、心を強く揺り動かされた。
 難解だという声や、実験的に過ぎるという声を充分に認めつつ、やはりこの作品は、ごまのはえ君の今後をさらに大きく期待させるものだと、僕は評価したい。
(ただ、一つだけおせっかいな物言いをするとすれば、劇団員も人の子なのだから、次回の公演ではきちんと帳尻あわせをしておいたほうがいいのでは? やっぱり役者は台詞をしゃべりたい生き物だろうから。まあ、ごま君のことだから、そんなこととうに承知のことだろうけど)

 ところで、明日の審査発表会後の「レセプション」には、通し券を購入した僕(ら)も1000円払えば参加できるらしい。
 うはははははは!!
 中瀬信玄は動くぞ!!!
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2005年02月25日

速報:新・KYOTO演劇大賞2

 さて、新・KYOTO演劇大賞本選第2夜、マレビトの会の『蜻蛉』(松田正隆さん作・演出)を観ての感想。

 本当は、批評家風にあれこれまじめくりかえって書き連ねようと思ったんだけど、やめたやめた。
 しゃらくせえってやつだ。
 いつものフィガロ調で書こう。

 確かに、松田さんや役者陣は頑張っていた。
 3次予選に比べて、何とか芸館対応の舞台づくりを心がけていたと思う。
 まず、舞台中央に、主人公である女性教師の部屋として正方形のスペースを置き(舞台内の舞台と見立てることができる)、その周囲の何もないスペースを、時間軸があいまいな、幻想的抽象的な空間として提示していた点には、前回のアトリエ劇研では得られなかった、作品世界の拡がりを感じることができた。
 また、3次予選では中途半端だった能の所作、と言うより太田省吾風の所作(登場人物が、不自然なくらいゆっくりとしたテンポで、すり足気味に動作を行なう)を徹底させていた点や、作品の白眉であるはずの、ラスト近くの主人公とその妹の対話のシーンに、他の登場人物による「滑稽な」ダンスをはめ込んで「くずして」みせた*点は、松田さんとマレビトの会の実験精神の大きな表れと評することができる。
 *これは、1月の『王女メディア』のリーディングで試みられていたこと。観に行った人間としては、「俺だけが知っている」とほくそ笑みたくなった。
 しかし、そうした努力は充分認めつつも、観ての正直な感想を言えば、これが前売り2500円、当日3000円では、やっぱりぼったくりと呼ぶ他ない、ということだ。
 なぜなら、この作品の中核となるべき主人公役の山本麻貴さんとその妹役の武田暁さんの演技がどうにも散漫で、迫真性をもたなかったからだ。
 特に、前半の二人だけのシーンは、二人の演技があまりにも「ばらばら」で、観ていていーっとなってしまったし、後半の「くずし」(これ自体は面白かったが)の入るシーンでも、何だか緊張感が薄く、せっかくの「くずし」が活きるほどの状態を築けてはいなかったように、僕には思えてならなかった。
(二人には厳しい言葉になってしまったが、こんなことは3次予選を観終えた段階で、僕には予想のついていたことだ。だから、本選に無理から残すべきではないと、僕は主張したのである。役者個人や、キャスティングを含めた演出の松田さん自身の責任も当然大きいが、それより何より、まずもって問われるべきは、先の先を読まずにマレビトの会に投票した専門審査員、特に太田耕人や森山直人らの責任だと、僕は強く思う*)
 一方で、牛尾千聖さんの、広岡由里子と研ナオコと吉田日出子をまぜこぜにしたようなトリックスターぶり(『寺内貫太郎一家』や『ムー一族』を彷佛とさせる、ファック・ジャパンとの殴り合いをはじめ)や、山口春美さんのどこかぬるっとした抑えているのに気色の悪い感じは、今後の活躍が大きく期待できるものだった。
 *だからこそ、審査発表会で菊川さんあたりが、『マレビトの会』の役者はどうこうと、知ったようなことを口にしたら、僕は絶対に許さない。そんなのわかり切ったことじゃないか。自分で2階に上げておいて平気で梯子を外すような人間が、僕は大嫌いだ。

 雨と寒さもあって、お客さんの入りは非常に悪かった。
(演出との関係か、左右の客席には黒幕がかけられていて、初めから座れないようになっていたのだが、それでもまだまだ余裕があった)
 椋平さん、これでもわかりませんか?
 
 それと、上演中、ある男性のいびきの音が、相当大きめに響いていた。
 むろん、これも「批評」の一つと見るべきなのかもしれないが。

 そして、絶対に許されないこと。
 何と、太田耕人も森山直人も、今回の公演を観に来ていなかったのだ。
 お二人こそが、今回の公演を観劇する必要があったのではないか?
 あまりにも、無責任な話で、厚顔無恥のかぎり。
 審査員としても、批評家としても、教育者としも失格だ!
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2005年02月24日

帰ってきました!

 雨本降り…。

 マレビトの会を観た後、いろいろとあって、ようやく一段落着いた。
 公演内容については、あとで詳しく(?)アップすることにする。

 開演前に、衛星の制作の植村さんと少し立ち話をし、本選の部門審査員である小堀純さんにもあいさつ(積極的にこちらから)。
 また終演後、松田正隆さんにもあいさつをしたが、怖い顔をしていたので、すぐに逃亡した。
 あと、出演者の山口春美さんにも一言。
 その他、ワークショップで何度もいっしょしたことのある大藤寛子さんや、劇団飛び道具の伊藤真希さんと話しをしたりする。

 本当は、河原町まで出て阪急で帰ろうかと思ったが、あまりにも雨がひどいので、バスに乗ることにした。
 まあ、しゃあないやね。

 明日の晩は、トリコ・Aプロデュースの試演会を観に行く予定(すでに予約ずみ)。
 お芝居づいてる、今日この頃だ。

 皆さん、くれぐれもインフルエンザや風邪にお気をつけ下さい。
posted by figarok492na at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

速報:新・KYOTO演劇大賞1

 て、それほどたいしたものじゃあないけど…。

 で、新・KYOTO演劇大賞本選公演第1夜、遊劇体の『金色夜叉 〜貫一篇〜』を観てきた。
 おなじみ尾崎紅葉原作の『金色夜叉』を、キタモトマサヤさんが再構成(というより、再構築という言葉がぴったりかな)した作品。
 基本的な感想は、前回公演時と大きく重なるものの、今回は舞台を水平に観ることができたので、キタモトさんの意図する「美しさ」(所作や、照明等による舞台背景の)をはっきりと確認することができたと思う。
(特に、ラストの情景の視覚的効果が強く印象に残った)
 役者陣は、約三ヶ月ぶりの公演ということで、集中力を維持するのに苦しい面もあったのではないだろうか。
(いったん終わってしまった舞台の勘を取り戻すということは、やはり難しいものがあるはずだから)
 その意味で、興を殺がれたり、もどかしさを感じてしまった場面も何箇所かあった。
 ただ、個々のばらつきはありつつも、京都府立文化芸術会館という比較的大きな「ハコ」に見合った演技が行なわれていたことも事実で、その点他の二団体より何日もの長があると言えるだろう。
(それは、当然キタモトさんの演出も含めてだけれど)
 あと、キタモトさんの舞台を観ていて、オペラ的(な演出)だなあと改めて感じてしまった。
 これは、僕が何度もオペラを観ており、しかもその中の多くが、いわゆる「モダン」な演出だったというところからも来ているのだろうが。
 終演後、キタモトさんと話しをした時、キタモトさんの演出した『蝶々夫人』や『カルメン』を観てみたいと伝えておいた。
(現代物ではなく、あえてオーソドックスな作品を口にする。あと、モンテヴェルディなどもいいかもしれない。ワーグナーは当たり前すぎるので、パス)
 他に、キタモトさんとはグルダのチェロコンチェルトについても話しをする。
 あの作品の「魅力」がわかっているというだけで嬉しくなるとともに、キタモトさんはやっぱり「確信犯」なのだということを再確認できた。

 開演前には、小暮宣雄さんと少し話しをすることができた。
 小暮さんの対象へのスタンスの取り方からは、いろいろ学ぶべき点があると思う。
 大きな収穫だった。

 椋平淳さんとは、トイレであいさつ。
 チケット料金(通し券を含めて)は高い、ぼったくりだ、と思っているところを正直に語る。
 椋平さんからは、「これでぎりぎり」との返答があった。
(こちらの意図的な言い方のせいもあるだろうが、相当不愉快そうだったなあ)
 諸般の事情=ぎりぎりなことぐらい、当方だって知ってのことだ。
 だが、誰かが言わないといけない問題だとも僕は思っている。
 実際、昨晩の公演の客の入りも満席にほど遠かったのだから。
 内側にいては言えないことを言うのが、僕の務めなのだ。
 何たって、こちとら自腹じゃ!
(優遇措置で500円引きとはいえ…)

 他に、中田達幸さん、パノラマ☆アワー(関係)の千種みねこさん、森嶋也砂子さん、段塚崇子さん、塚原史郎さん、八時半の鈴江俊郎さん、府民審査員の皆さん、事務方の皆さん、そして遊劇体の役者陣の皆さんなどと話し、あいさつをする。
 ちなみに、太田耕人氏も森山直人氏もいなかった。
 せっかくあいさつするチャンスだと思っていたのに。
(まあ、マレビトの会の公演には必ずお越しになるだろう。木曜日を楽しみにしておくとするか)

 
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2005年02月19日

読み終えた!

 『純情無頼 小説阪東妻三郎』を読了する。
 いやあ、面白かった。
 バンツマという空前絶後の大スターの真情と魅力が、数多くの証言やエピソード(伝説)を交えながら浮き彫りにされていてあますところがないのだから。
(謎は謎のままで置かれているとはいえ)
 また、バンツマの長男である田村高広と作者の高橋治の強い信頼関係には、ある種のうらやましさを感じてしまった。
 映画好きばかりではなく、役者を目指している人たちにもぜひともお薦めしたい一冊だ。
(ただ、『無法松の一生』の戦時中の検閲=大幅なカットに関しては、確かに検閲した側こそが一番に問われるべきなのだろうけれど、その経過については、それほど単純なものではないようだ。この点については、監督の稲垣浩の回想を引用しながら記された、小林信彦『一少年の観た<聖戦>』<ちくま文庫>から、「「無法松の一生」の皮肉な運命」が詳しい)
 ああ、バンツマの映画が観たくなった!

 余談だけれど、『剣客商売』の秋山小兵衛は、藤田まことではなく、田村高広のほうがぴったりくると思ったんだけどなあ。
 あまりにも、渋すぎる?

 で、岩城宏之の『オーケストラの職人たち』<文春文庫>を読み始めた。
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2005年02月17日

負けた、花粉に?

 風邪やインフルエンザではないようですが、どうも体調がしっくりとしません。
(S君の相手をしたから…。と言えば、本人は立腹するでしょうが)
 左首筋や目のまわりがかさかさしだしたので、明らかに花粉症が発症し始めたようです。
 そう言えば、きちんと暖房を入れていたにもかかわらず、くしゃみも一回してしまいました。
(誰かがいい噂をしてる? まさか)
 『筒井康隆の文芸時評』ももうすぐ読了ですが、これは起きてからということにしましょう。
 まあ、いくら面白いからと言って、あれよあれよと読み終えてしまうのも、もったいないことですからね。
 カモミールティーでも飲んで、寝床に潜り込むことにします。
 そうそう、ヨーグルトも食べるようにしなくっちゃ。
 いずれにしても、今日がいい日でありますように!
 それじゃあ皆さん、おやすみなさい。

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2005年02月15日

おやすみなさい

 こんばんは。
 喉の調子は復活。
(やはり、しゃべりすぎだったのか?)

 が、精神的には若干ダルです。
 実は、昨日の晩、たんしょう君を叱責する形になってしまたから。
 それも、非常に厳しい口調で。
 彼の立場に立って考えれば、すぐにわかることです。
 こんなおっさんから、いちいちああだこうだと言われたら、事の原因は置くとしても、うざいうっとうしいと思うはずだから。
(それも、ご両親や妹さん弟君と楽しく過ごしたあとなのに)
 それでも、ついつい口にしてしまったのですね。
 何があっても、という訳にはいかないけれど、この状況が続くのは、彼には、そして僕にも酷なので、努力してみようと思います。
 トラブルが発生しないよう。
 かつ、できるだけ我慢するよう。

 それと、S君の電話。
 うんざりです。
 恋人でも何でもないのだから、こうもひんぱんに電話などかけてこなくてもいいだろうに。
(用件があるなら留守電に入っているはずだし)
 僕はかつてあることがあって以来、「男性恐怖症」気味なのですが、S君の場合は、それ以前の「問題」だと思います。
 やれやれ。

 本当は楽しいこと。
 例えば、がんもどき(ひろうす)のことや、ボタン屋さん巡りのことをアップしようかと思っていたのですが、ちょっと疲れて文章をまとめることができません。
(特に、ボタン屋さん巡りの面白さについては、いずれアップしたいと考えています)

 そろそろ寝床に入ります。
 今日がいい日でありますように!
(たんしょう君にとっても)
 それじゃあ、おやすみなさい!!
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2005年02月14日

めそめそメソッドに?

 教育テレビで、鈴木忠志へのインタビューを聞き、その後彼の演出した『リア王』の公演を観始めたのだが、ちっとも面白くないので途中下車してしまった。
(車椅子に乗ったリア王ってありがちだし、昔演出した作品の焼き直しっぽくもあるし。それに、邪劇としてならば、黒澤明の『乱』を観ていたほうがよっぽど楽しい。だいいち、『乱』なら大好きな植木等も出ているしね)

 鈴木さんと言えば、どうしても鈴木メソッド(そう言えば、ヴァイオリンにもスズキ・メソッドがある)だが、はっきり言って僕には嫌な記憶しか残っていない。
 今からもう十五年以上も前の話だが、大学入りたての僕は、ある一般教養(ぱんきょう)の授業で知り合った少々エキセントリックな演劇狂いの知人に誘われたことがあって、大阪市内の地下倉庫のような場所に連れていかれた。
 名前などとうに忘れてしまったが、見るからに「アングラ劇団」関係の稽古場のような雰囲気で、中に入ると白髪頭のおっさんが半裸(!?)の男女を前に、うじゃこじゃうじゃこじゃ能書きを垂れているところだった。
 知人がごにょごにょごにょごにょと話していると、突然そのおっさんは、
「君、役者になるんやろ。そんなら裸になって、ここでしょんべんしてみい」
みたいなことを言い出したのである。
 今だったら、おっさん何ぬかしとんねん、とえせ関西弁で切り返すところだが、当時長崎から出たばかりの僕は、
「なんば言いよっとや、こん馬鹿たれが」
と叫ぶと、知人をほったらかしにして、その場を後にした。
(その後、その知人とは一切関係を持たなかったし、その劇団?もどうなったかしらない)

 ただ、その後鈴木忠志の対談集<朝日文庫/現在未所有>を読んだところ、先のおっさんは極端にデフォルメした形のことを言って(やって)いたのだけれど、そのネタ元はこの鈴木さんの考え方にあることが判明した。
 確かに、作品(例えば、映画など)によっては、裸でしょんべんする必要も出てきてしまうのかもしれないが、何ゆえ初めて顔を出した稽古場でそんな訳のわからないことをやらなければならないのか。
 当然、鈴木さんそのものの責任じゃないだろうけど、どうにもこうにも納得いかないことなので、坊主にくけりゃ袈裟までにくいの喩え通り、鈴木メソッドのほうまでうさん臭いものに思えてしまった。
 もちろん、メソッドやシステムの全てを否定するつもりは毛頭ないけど、その字面だけを追って妙ちきりんな教条主義に陥るのは、本末転倒だろう。
(先述のおっさんは論外!!)
 だいたい、メソッドやシステムなんてものは、よりよい「表現」を実現するための、道具の一つにすぎないのだから。
(この『リア王』公演は、生で観たとしても、退屈しそうだなあ…)
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2005年02月12日

熱い日々の映画

 熊井啓監督の『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』のDVDを観た。
 そのタイトルではないけれど、実に「熱い」映画だったと思う。

 原作は、元朝日新聞記者矢田喜美雄の同名の作品<講談社文庫/新風舎文庫>(並びに、矢田氏脚本で1975年に劇団民藝が上演した同名の舞台作品)で、1949年7月に起こった初代国鉄総裁下山定則が轢断死体で発見された怪事件がテーマとなっている。
 下山事件は、朝鮮戦争前夜、保守的な占領政策を強行するためにアメリカ側が画策した謀略であるという説が有力だが(矢田氏の他に、松本清張も『日本の黒い霧』の中で同様の説を主張している。一方で、自殺説をとる人も少なくなかった*)、この『謀殺・下山事件』も、明らかにその線上で語られた作品である。
(すでに『日本列島』の中で下山事件の背景を示唆した他、『帝銀事件・死刑囚』など、日本の暗部や免罪事件を取り上げ続けてきた熊井監督らしい題材だ)
 ただし、あくまでも劇映画であるから、充分にデフォルメが施され、かつフィクショナルなエピソードが大幅に加えられている。
(よって、下山事件の検証という意味では、問題点が多すぎる)
 しかも、俳優座が中心となって制作した映画(他に、民藝勢=大滝秀治、梅野泰靖らも出演している)ということもあって、何やら新劇的というか、やけに「ドラマティック」な雰囲気が漂っているし、さらには松川事件や60年安保などの実写フィルムが多数使用されていることもあって、今となっては、あまりにも大時代的に過ぎるという印象を受ける方も多いのではないだろうか。
 個人的には、長尺でありながらもテンポのよいストーリー展開と、矢田氏をモデルとした「熱い」新聞記者を演じた仲代達矢を筆頭に、主役から脇役にいたるまで名人上手を配したキャスト(小澤栄太郎、信欣三、松本克平の出演が嬉しい。新聞記者らの群集シーンにおける細かい演技が巧い。あと、隆大介や役所広司など無名塾の役者たちが比較的重要な役を得ている)もあって、嫌いな作品ではないのだが。
(それでも、佐藤勝のサッカリンのように甘い音楽と、まるで『乱』か何かのように仲代達矢の大熱演で終わるラストには、違和感が残った)

 *下山総裁の死に関しては他殺自殺の両説があり、自殺説の側からこの事件を描いた作品に、山村聡監督の『黒い潮』がある。
 ただし、この作品は、アメリカの謀略を否定するという立場に立つものではなく、逆に、下山他殺=共産党・左翼・国労の犯行、を否定する立場から制作されていると考えられる。
(それは、この『黒い潮』に、千田是也、滝沢修をはじめとした当時の左翼演劇人が出演していることからも明らかだろう)

 他に、下山事件を描いた映像作品としては、岩間芳樹脚本によるNHKのテレビ・ドラマ『空白の900分』がある。
 この作品もまた、下山事件=アメリカ側の謀略説をとっていたが、よりドキュメンタリータッチな描き方になっていたと思う。
(このドラマは本放送時=子供心に怖かった、再放送時=岩間芳樹がゲスト出演していたが、その後日をおかずして亡くなった、とも観たし、前後編のうちの後編に関してはビデオも所有している)

 あと、下山事件に関しては、森達也の『下山事件(シモヤマケース)』<新潮社>(とあと1冊)が最近刊行されたが、ともに未読である。
 一度、目を通しておきたい。

 

 
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2005年02月11日

疲れました

 疲弊しました。

 昨日の晩、『富豪刑事』を観ていると(細川俊之が怪演を披露し始めた時だった)、たんしょう君がやって来たのです。
 こちらが、一度話をしておきたいと連絡しておいたことなので、文句を言うつもりはありません。
 ただ、もう少し遅かったらなあとは全然思わなかった、と言えば嘘になるでしょう。
 まあ、できるだけ説教にならないように、できるだけ穏やかな口調で話をしました。
 一つ一つのこともそうだけれど、まず考えて欲しいのは、下には人が住んでいる訳で、一つ一つのうるさいことに我慢していたとしても、それが積もり積もればどかんとくる、ということ。
 正月以来、たんしょう君の何やかにやで、一日たりとて、心休まることがなかった。
 しかも、この土曜日にはご家族がくる(予定が変わってお父さんと弟さんだけが泊まるとのこと)ことも決まっているのだから、今週ぐらい人の気持ちを逆撫でするようなことがないよう気を働かせて欲しかった。
 などなど、一方的にならないよう、彼の気持ちを尋ねながら説明していきました。
 直立不動で僕の話を聴いている彼を見ていると、とても悲しくなってきましたし、今どきこうやって真摯に反省する姿勢を見せる人間も少なくないと思います。
 でも、黙っておけば、何度も同じことが繰り返されそうですからね…。
(明日=金曜、洗濯するつもりやろ、と尋ねると、だめですか? の答え。誰も洗濯するな、とは言わないよ。ただ、物にはつながりというものがあるんやね。今日こんなに怒られたんやったら、ああ明日はまずいかな、という考え方ぐらいはしておいたほうがいいよ、と話す。わかってくれたのかな?)

 結局、40分は話していたでしょうか?
 話を終えて、テレビに目をやると、深きょんがあにょろもにょろと聴き取りにくい台詞を口にして、愛のメモリーが始まりました。
 筒井康隆の登場シーンを見逃してしまいました。
 まあ、仕方のないことですけど。

 何れにしても、疲弊しました。
 その後、古い友だちとメールのやりとりをして、少し快復しましたが。
 でも、ダルです。
 もう寝ます。
 本当に、今日がいい日でありますように!
 皆さん、おやすみなさい!!
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2005年02月06日

おやすみなさい

 ちょっと、いろいろあって疲れました。
 自業自得と言えないこともないけれど…。
 詳しい話はまたアップすると思います。
 もうすぐ夜明け。
 今から寝ます。
 皆さん、おやすみなさい!
(今やってるラジオ深夜便の邦楽特集は、面白いなあ)
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2005年02月03日

たたきじゃないぜよ!

 以前、高知出身の知人からかつおのたたきの御相伴に預かったことがある。
 実家からクール宅急便で送ってきたかつおを、早速解凍してたたきに仕上げたのだ。
 本人は、とれたてをどうこうしてからどうこうしたものが一番とやや不満げに口にしていたのだが(当方京劇俳優の如き顔面で楽しくきこしめしていたため、詳しいことは失念してしまった)、なんのなんの、このたたきも美味しいこと。
 おろししょうがとポン酢でぱくぱく食べてしまった。

 ところで、かつおのたたきなら、近所のジャスコでもパック入りで売っている。
 が、だ。
 美味しいたたきを食べてからは、このパック入りではいまひとつ満足できなくなってしまった。
 べちゃべちゃっとした感じがして、あんまり美味しくないのである。
 とはいえ、背に腹は代えられぬ。
 かつおのたたきだろうが、馬肉のたたきだろうが、安くなってりゃ買わなきゃ損なのだ。
 仕方がないので、パック入りのたたきを使った新しいおかずを考えた。
 たたきをサイコロ大に切って、モヤシ、ニンニクの芽といっしょにじゃきじゃか炒めるのだ。
 味つけは、塩こしょう、醤油、ポン酢を自分のさじ加減で。
(以前は備え付けの袋入りのおろししょうがやおろしニンニクも入れていたのだが、ジャスコがニンニクのサービスをやめたので、おろししょうがのみをプラスすることにする)
 これがあっさりこってりしてて、いけるいける。
 火のよく通ったかつおの味わいもなかなかだし、安いかつおのたたきを我慢して食べるよりは、よっぽど美味しいかも。
(出来上がりに刻みネギをのせたらなおよろし)

 *昨晩の豚とモヤシの炒めは、このおかずのヴァリエーションなのであった。
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2005年01月23日

今日の予定

 今日は、午後からアトリエ劇研までCTT企画の公演を観に行く予定。
 ありていに言えば、CTTとは、京都を中心に活躍する若手演劇人を支援するような団体が、試演の場を提供し、終演後合評会を行うという段取りになっている。
 ただし、今回はその50回目を記念して、ハラダリャンなども出演するのである。
 14時から開演で、1100円。
 興味がおありの方は、ぜひアトリエ劇研までお運びのほどを。

 その後、河原町まで出て、レコード店(中古含む)や書店をまわるつもり。
 ただし、絶対に何か買おうという気でいる訳ではない。
 他に、書店、ブックオフ、ドラッグストアにも立ち寄ってみようかと思っている。
 それと、ハーゲンダッツのアイスクリームも食べようかなあ。

 それでは、予定もしっかり立ったところで、ボナ・ノッテ!
 おやすみなさい!!
 
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2005年01月19日

もやしのおみそ汁

 昨日の晩は、鍋物の残りを利用して、おみそ汁をつくった。
 と言っても、木綿豆腐一丁ともやし一袋分を加えて、そこにインスタントみそ汁(ハナマルキのしじみみそ汁)を二袋分混ぜただけの代物なのだが。
 それでも、野菜の旨味がたっぷりしみ出していたりして、なかなか美味しいおみそ汁になったと思う。

 ところで、皆さんはおみそ汁の中にもやしを入れることはあるだろうか?
 あいにく僕は、実家でもやしの入ったおみそ汁を食べたことがない。
 豆腐とワカメ、豆腐とネギ、じゃがいもとワカメ、じゃがいもとネギ、あぶらげと里芋、あぶらげと大根、といった組み合わせがほとんどで、休暇中の父がつりに出掛けた晩にかぎって、魚の入ったおみそ汁が出されるくらいだった。
(ただし、豚汁類は除く)

 僕がもやし入りのおみそ汁と出会ったのは、大学に入って京都で暮すようになってからのことだ。
 大学近くの竜安寺商店街というさびれた商店街の一角に、小さな食堂が店を開けていた。
 見るからに、ゴキブリでも出てきそうな感じのする汚らしい食堂で、相当年齢を重ねたと思しき女性が、一人で店を切り盛りしていたように記憶している。
(確か、友人に誘われて足を運んだのだが、そのあまりの汚さに、強いカルチャーショックを受けてしまったくらい)
 で、その食堂の定食についていたのが、もやしの入ったおみそ汁だったのだ。
 はっきり言って、不味いの一語。
 いくら安いからといって、よくもまあこんなもの出すもんだ、とそのおみそ汁には思ったのだけれど。
 おみそ汁にもやしというアイデア自体は悪くない、とも考えた。
 それ以後、自炊する際に懐具合が怪しい時は、決まってもやし入りのおみそ汁をつくるようになった。
 例のもやし臭さはいかんともし難いが、おみそ汁や他の具材等をうまく調整すると、それなりに食べられるのである。
 我ながら、これは嬉しいことだった。
(少なくとも、あの食堂よりは美味しいおみそ汁をつくっていたと思う)

 それからいろいろあって、最近ではめったに自分でおみそ汁をつくることなどなくなってしまったが(ありていに言えば、面倒臭くなった)、今日偶然もやしの特売(税込19円)にぶつかり、鍋の残りとインスタントみそ汁のストックとを利用しておみそ汁をつくろうと思い立ったのである。
 まあ、「何はなくとももやし入りのおみそ汁」などと推奨するつもりもないが、財布の紐をゆるめたくない方には、案外お薦めかもしれない。
(ちなみに、先述の食堂では細もやしを使っていたが、僕は太もやしを利用する機会のほうが多かった。これは好き好きだろうけど…)

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2005年01月14日

和久峻三さんのこと

 CLACLA日記を続けてお読みいただいている方には、すでにお気づきのことかもしれないが。
 通常、CLACLA日記では、僕がどれほど敬愛している人の場合でも、直接面識がない方に関しては、全てフルネームは敬称略ということに統一させてもらっている。
(例えば、「筒井康隆」とか「小林信彦」のように。一方で、面識があっても、あえて敬称を略す場合もある。悪しからず)
 ところが、昨日の『寒波ノロジー』の中で僕は、作家の和久峻三のことを、「和久峻三さん」と、さんづけで呼んでいるのだ。
「こらあ、いったいどないしたんや?」
「おやおやこいつ、間違いよったんか?」
「こやつは、何ぞ和久峻三に借りがあるんとちゃうやろか?」
 などと、妙に勘ぐられても仕方がないので、すぐに種明かしをすると、実は、僕は一度だけ和久峻三さんと直接お話しをしたことがあるのである。
 それで、敬称をつけさせていただいた次第なのだ。

 あれは、今からちょうど十年ほど前のことだ。
 大学院を修士課程で修了することに決めた僕は、あちこちそちこちと、就職活動に励んでいた。
(まさか、その頃はぶらりひょうたん的な生き方をするとは思ってもいなかったので)
 ある日、僕は新聞の求人欄で、作家の和久峻三さんがアシスタントを募集しているのを知った。
 こりゃ、面白そうだな。
 そう思った僕は、早速履歴書その他一式を郵送したのである。
 すると、応募者多数ゆえ、筆記試験及び第1次面接を行います、との返事があった。
 まあ、せっかくだしな。
 僕は、返事の封書にある如く、左京区のとある場所へと足を運んだ。
(そこで、昔好きだったことのある人と偶然会ったり、別のパーティー会場に紛れ込んでしまったりと、自分らしいあれこれがあったのだが、ここでは割愛する)
 会場について驚いた。
 すでに、20人(30人?)近くの人間が集っていたのである。
 うわちゃ、結構多いなあ。
 などと、心中つぶやきながら、いわゆる適性検査のようなものを済ませ、作文のようなもの(あなたが今まで読んだ中で一番面白い推理小説は? という題だったので、僕はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を挙げた)を書き終えた僕は、ぐたぐたと面接を終了した。
 ああ、こらあかんわ。
 と、あまりの出来の悪さに、はなから諦めていると、
「最終面接に残ったので、(和久さんの)自宅のほうまでお越し下さい」
と電話があり、ほどなく地図やら何やら入った封書まで届いたのだった。
 数日後の夜(7時半か8時頃)、僕は三宅八幡にある和久峻三さんの自宅を訪れた。
 そこで、和久さんご本人の面接を受けるためである。
 確か、和久さんは徹夜あけでお休み中で、はじめはマネージャー役として知られた奥様(という表記をここではさせていただく)と話しをしていたように覚えている。
 で、10分ぐらい経ってからだろうか、少し疲れた様子の和久さんが、ゆっくりとした足取りで応接間へとやって来られた。
 どちらかと言えば痩身で、売れっ子作家というよりも、どこか学者然とした雰囲気の漂う方のように思われた。
 それから10分か15分ほど。
 アシスタントの仕事の内容や、持参した卒業論文や大学生協の機関誌に掲載された書評(こちらの書いたものを読みたいとの仰せだったので)などにまつわる話があって、それで全ては終わった。
 結局、その後連絡が一切なかったので、こりゃあ落ちたなと、僕は別の仕事先を見つけてしまったのだが。
 万一、あの時和久さんのアシスタントに選ばれていたら、今の僕はどうなってしまっていただろう。
 案外、作家など目指していなかったのかもしれない。

 ところで、あの晩和久峻三さんが口にした中で、未だに忘れられない言葉がある。
「売れ過ぎると、本当に書きたいものが書けなくなる」
 正確には、違う言葉だったようにも思うが、ニュアンス自体はこれで正しいはずだ。
 和久さんだからこその言葉だと、僕は強く思う。
 さまざまな意味で。

 
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2005年01月13日

マシンの誘惑

 近所のジャスコの2階に、電化製品のコーナーがある。
 大画面の液晶テレビやら、業務用と思しき大型冷蔵庫やら、エアコンやストーブ、こたつやらがところせましく並べられているが、最近その一角にある機械が加えられた。
(と言っても、これが最初のことではないから、再登場と記しておくべきだろう)
 椅子のようでも椅子じゃない、べんべん。
 それは何かと尋ねたら…。
 などと、もったいをつけていても仕方ない。
 電気マッサージ機が3台、どでんと置かれたのである。
 昔銭湯に置いてあったような古臭いマッサージ機ではなくて、いろんな機能があって足バイブレータまでついた、いわゆる高級マッサージ機というやつだ。
 実は、これでもマッサージの勉強を修めたことがあるから、根本的には機械程度じゃどうにもならないことぐらい、百も承知の話なのだが、それでもついついそそられてしまう。
(だって、肩こりがあまりにもひどいから)
 で、ちょうど僕が買い物に出掛ける6時すぎあたりは、あまり試している人もいないので、これはしめたとマッサージ機に腰を下ろしてしまう。
 いくつかマッサージのコースがあるが、首、肩、背中のこり、はり、しびれ、痛みに悩まされている自分に一番あってそうなので、こり改善コース(しっかり)のボタンを押す。
「ただいま、何たろかたろ」
 と、案内の声がしてから、ぶわわんぶいんぶわわんぶいんと機械が動き出す。
 もみ玉が上下に具合よく移動して、たたいたりもんだりのばしたりおしたりと、奮闘努力でやってくれる。
 しめて15分程度だろうか。
 本音を言えば、「まだまだもまれ足りないわい」なのだけれど、人様の機械なのでぜいたくは言ってられない。
 さも気持ちがよくなったという感じで、その場を後にする。
 ふと振り返ると、買い物に疲れたおじさんやおばさんがマッサージ機に腰を下ろすところだったりして。
 そんな時、ああ自分も年を重ねたものだなあ、と妙な感慨に打たれるのだった。

 てか、ストレッチストレッチ! 
 肩こりには、身体を動かすことが一番ですよ!!
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2005年01月11日

怠け者の繰り言

 冬。
 仕事の関係もあってか、部屋にこもってぼそぼそこつこつとやっている時間が非常に長い。
 となると、身体もごわがわごわがわとこわばってくるから、たまには思い切り手足を動かしてみたくもなる。

 だからと言って、お箸やボールペンを指揮棒に見立てて指揮者の真似をやったところで、得るところは少ない。
 それどころか、妙な部分を違えてしまったりして、非常に痛い思いをするだけだ。

 ストレッチや腹筋運動、スクワットを気がむいた時にやっているが、こういうことは継続させないと意味がない。
 それに、一日でたくさんやってしまおうとすると、これまた痛いめにあう。

 走り込みは、実は冬こそ一番、という感じがしないでもないのだけれど、ついつい寒さに負けてしまう。
 汗をかいた後、さあシャワーでもという時に、妙な物売り風情がやって来て、おかげで風邪をひいたという苦い記憶もある。
 いつもいつも、そんな間の悪いことばかりでもないだろうが、それが精神的外傷になって、二の足を踏む原因になっていることは、やはり否定できない。

 本当は、近くにある公営の温水プールにでも行ってみたいところだが、水着やら何やら揃えるのが面倒で未だに実現していない。
 加えて、左耳の調子が悪いので、プールはやっぱりやばいかな、などと思ってしまったりもする。

 ボーリングは、友人と…。

 と、ここまで書いてて、ほとほと情けなくなってきた。
 やっぱり、明日から走り込みでも再開しようかな。
 
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2005年01月09日

冬の夜の誘惑

 こたつに入ったまま横になって、あれこれ考えごとをしていたら、ついついうとうととしてしまった。
 はっと気づいて時計を見たら、10分にも満たぬ時間でほっとしたのだけれど、このままぐうすかと寝込んでいたら、大変なことになってしまっていただろう。
 上半身はほとんど外に出したままだったから、十中八九風邪をひいてしまうところだった。
 今、風邪をひいちゃっちゃあ、元も子もない。
 早くシャワーを浴びて、布団の中に潜り込まないと。

 とはいえ、冬の夜のこたつでのうたた寝ほど甘美なものもない。
 もわもわとした雰囲気の中で、とろとろと眠りの世界に入っていくあの感触は、何物にも変え難い心地よさと言ってもいいくらいだ。
 ああ、天国天国。

 が、しかし、きれいな薔薇には刺がある。
 ゆめゆめ油断めさるな!
(てか、自分が油断しなさんな、ってところだなあ全く)
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2005年01月08日

真夜中に

 草木も眠る丑三つ時。
 てことは夜中も真夜中ど真夜中。
 なじかは知らねど胃袋が、欲しい欲しいと呻き出す。
 ああ、その願いの珍妙さ。
(と言っても、それ自体が珍妙な食べ物ということではない。こんな時間に口にするのはどうかと思ってしまうという意味で珍妙なのだ)

 例えば、スフレ。
 プリンじゃだめなのだね、これが。
 あのむくむくと膨れ上がったユニークな形といい、しつこくなさすぎる上品な味わいといい、むふわむふわとした食感といい、どうしても食べたくなってしまうのである。

 それから、コンビーフ。
 こんな時間に食べちゃあ、胃がおかしくなっちゃうとわかっているから、絶対に口にはしないけど、ミニクラッカーの上にがばっとのせて、マヨネーズをちょとかけて、一口でがぶりと食べたくなってしまうのである。

 さらには、うなぎの骨。
 確か、うなぎボーンなんて名前がついてたんじゃなかったっけ。
 浜松土産か何かでもらったことがあるが、ぽりぽりぱりぱり音を立てながら、こいつを思う存分食べたくなってしまうのである。

 とどめは、冷や奴。
 おかかにあさつき、おろししょうがをたっぷりのせて、醤油をつつうっとたらした絹ごし豆腐の冷や奴を、一丁丸ごとつるりと食べたくなってしまうのである。

 と、ここまで書いてきて、自分の感覚のおかしさに、我ながらおかしくなってしまった。
 いやはや、食欲というものは恐ろしい。 
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2005年01月05日

おやすみなさい

 こんばんは。
 本当はアップしようと思っていたことがあったんですが、少し長めになりそうだったのでやめました。
(一昨日の鍋の残りでつくった野菜スープのようなものが美味しかったことに始まって、知り合いの鍋奉行の話、その他あれこれについて)
 夕方以降、どどっと疲れてしまったので。
 明日の朝、洗濯機がまわるような予感もしますし、もうやすむことにします。

 そうそう、シャワーを浴びた後に食べた「爽」のバニラ味、美味しかったです。
 ずいぶん前に書きましたが、やっぱり寒い季節のアイスクリームはいいですね。

 それでは、おやすみなさい。
 明日がいい日でありますように!
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2005年01月04日

らくごくらく0501

 ほんとは、アップするつもりはなかったけど、ラジオ深夜便で春風亭柳好の『二十四考』を聴いたので、ついついアップしてしまう。
 古い録音なのだけど、これが全然気にならない。
 噺が実に明るくて、からっと笑えてしまうのだ。
 ああ、面白かった。
(クラシックのCDもいいけど、落語のCDも集めないといけないや)

 今から、三木助と金馬の噺が聴ける。
 楽しみ楽しみ。

 *実は、今日アトリエ劇研で行われる予定の『劇研寄席』に足を運ぼうかと思っていたのだけど、ちょっとこれを聴いちゃったらなあ。
 やっぱり、やめとこう。

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2005年01月03日

お雑煮喰いはぐれ!

 てか、自分自身のせいなんだけど。
 今年のお正月、お雑煮を食べ損ねてしまった。
 まだ明日があるじゃないかって。
 NO! NO! NO!!
 明日の朝ごはんには、スープを用意してるのでした。

 て言っても、お雑煮ってここ数年、まともに食べてないんだよね。
 かつおぶしとかでおだしをとったところに、即席おみそ汁のおみそを混ぜて、あとは具を足しお餅を入れるだけ。
 ほんと、超即席のお雑煮って感じ。
 まっ、それでも食べないよりはましか。

 実家のお雑煮は。
 ううん。
 もともと関西系の家庭なので、あっさりおすまし仕立ての年もあったし、具だくさんの麦味噌仕立ての年もあったし。
 あんまり、こだわってなかったような気がするな。
(それには、父が仕事で留守にしている時が多かったことも、大きく関係しているように思う。リタイアした父と母がそろって食べたお雑煮は、どんな味がしたんだろう)

 お雑煮は地域によって相当味つけも具材も変わるっていうけど、皆さんはどんなお雑煮を召し上がったんでしょうか?
 おだしのとり方なんかも、ヴァラエティに富んでいて、結構面白いみたいだけど、来年こそはちょっと本格的なお雑煮にでも挑戦してみようかなあ。
 例えば、あご(とび魚)でおだしなんていいかもしれない。

 って、こんなこと書いてると、鬼が大笑いしたりなんかして…。
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2005年01月02日

予定変更

 アップを予定していた『アマデウス2』は、ラジオ深夜便の新春寄席を聴いているのでCDの「確認聴き」ができず、次回以降に延期させていただきます。
(現在のところ、新春寄席では、林家三平の『源平盛衰記』を聴くことができたのが収穫。三平という人は、本当は引き出しがたくさんあった人なんだろうなあ、と思ってしまう)
posted by figarok492na at 02:04| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする