2005年04月01日

モノカキさんに100の質問。

 別の方のブログで『モノカキさんに100の質問』という企画を発見した。
 モノカキさんに100の質問。(詳しくはこちらを参照)

 で、当方も一応モノカキの端くれ。
 早速挑戦してみることにする。

問1 モノカキになった、或いはモノを書いたきっかけ。
 小学校3年生の頃、横溝正史の『犬神家の一族』を読んで衝撃を受け、絵入りの「推理物語」をものした。

問2 モノカキの定義。
 文章を書かないと生きていけない人間。
 文章を書いて生活している人間。

問3 モノカキとしてのテーマ。
 書きたいことを書き続ける。

問4 モノを書く時のBGM。
 基本的にクラシック。
 時々、aikoやジュディマリ。

問5 モノを書く時の三種の神器
 ボールペン、裏の白い広告用紙(下書き用)、ワープロ。

問6 モノを書く時の禁じ手。
 自分の書く文章に対して、「無意識」であること。

問7 モノを書く上での絶対タブー。
 文章を書く上で、心にタブーを設けること。

問8 モノを書く上で必要不可欠なこと。
 文章を書きたい、という意欲。

問9〜11 モノを書く以外にやっておくといいこと。
 演劇、会社勤め、海外旅行。

問12〜14 モノが書けなくなた時にやること。
 甘いものを食べる。
 散歩をする。
 人と話しをする。

問15 モノカキ以外に職に就くなら。
 落語家。

問16 モノカキの副業にするなら。
 CDショップのクラシック音楽担当。

問17 自分がどうあがいても絶対に書けない分野。
 恋愛小説。

問18 書かないけど書けと言われればすいすい書ける分野。
 クラシック音楽の演奏会の批評。

問19 いつかは書いてみたい分野。
 戯曲。

問20 モノカキとしての野望。
 自分の作品が、他の言語に翻訳されるようになる。

問21 自分がもっとも縁遠い職業。
 プロゴルファー。

問22〜26 自分が似ているものとその理由。
 動物  猫。目が細いから。
 植物  ウド。背ばかり高いから。
 天気  曇りっぽい晴れ。はしゃいでいるようで、どこか醒めてるから。
 季節  秋。自分が好きだから、
 色   水色。青くもなく、白くもなく。

問27〜31 自分を表す言葉とその理由。
 四字熟語  千篇一律。まあ、こんな感じなので。
 ことわざ  大山鳴動して鼠一匹。まあこんな感じなので。
 漢字    中。自分の名前の中に…。
 平仮名   え。自分の名前の中に…。
 英単語   antagonist。まあ、こんな感じなので。

問32 この人がモノを書いたら読んでみたい人(理由も)。
 ううん、あまりにも多すぎて。

問33〜39 モノを書いていなかったら何をしていた?
 森  鴎外  官僚。
 宮澤 賢治  音楽家。
 太宰  治  一日中、家で寝転がっている。
 三島由紀夫  役者。ボードビリアン。
 村上  龍  教師。
 大江健三郎  大学教授。
 林 真理子  どうでもいい。

問40〜44 オススメの一冊。
 漫画      しりあがり寿『方舟』。
 詩集      ブレヒト。
 小説      ううん、あまりにも多すぎて。
 絵本      江國香織『ホテル・カクタス』。
 ノン・ジャンル 『思想のドラマトゥルギー』。

問45〜50 モノを書くための取材としてインタビューをお願いします。
 誰に       森繁久弥。
 どこで      森繁さんの自宅で。
 何を(3つ)   あなたが尊敬する人。
          自分の仕事ベスト10。
          これからしたいこと。
 何を書くか    『生きすぎた男』とういう題の小説。

問51〜55 映像部門の企画をして下さい。
 何を  横溝正史原作『八つ墓村』。
 内容  映画(もしくは長時間特別ドラマ)。
 主演  浅野忠信(金田一耕助役)。
 監督  自分自身。
 音楽  林光さん。

問56〜60 出版部門の企画をして下さい。
 内容    10代の人間が戦争経験者にインタビュー。
       (森光子、美輪明宏、小林信彦らへ)
 デザイン  和田誠。
 販売価格  800円。

問61〜70 次の名詞を説明して下さい。
 月    時々眺めると気分がほっとする。
 太陽   厄介な存在だけど、いなくては困る。
 犬    人間の友達、と人は言うが…。
 猫    孤独を愛するふりをしている。
 女    自分の中にも存在している。
 男    一応、自らの性。
 風    心が踊るもの。
 雪    静かな気持ちにさせてくれる。
 朝    生を実感する時間。
 夜    死について考える時間。

問71〜80 次のジャンルでモノを書く際の書き出しの文章。
 *絵本
 猫のコロンビーヌは、嘘つきだった。

 *ファンタジイ
 メルリオール王国の歴史を語る際、しばしば引き合いに出されるのが、「我が王国に危機ある時は黒銅の騎士があらわれる」(ジャン・ブリエンヌ『西方偉人伝』より)という、有名な黒銅の騎士の伝説である。

 *少女小説
 「ヒノリン先輩大変ですう! うちのクラスに男の子が!!」

 *自叙伝
 >買いない、買いない、買いないよ。
  買いないしなけりゃ、損をする<
 漆原の町に、そんな奇妙な歌声が流れ始めたのは、昭和三年の春のことだった。

 *恋愛小説
 紅茶よりもジャスミンティーが好き。
 紫よりもグレーが好き。

 *推理小説
 もしも、あなたが透明人間になったとしたら、いったい何をしたいですか。

 *ホラー小説
 「ねえねえ、鳥羽君ってスキーは好きい」
 急にそんなことを言われたものだから、ぼくは思わず吹き出してしまった。

 *ノンフィクション
 日伝研。
 正式な名称は、大日本伝統文化研究会。
 この研究会の会長こそ、戦後最大のフィクサーと呼ばれた伍島誠民その人である。

 *歴史小説
 播磨国御田三千石は、同じく播磨国上月藩一万八千石の支領で、当主赤松播磨守義久侯の弟、赤松監物義為殿によって治められていた。

 *純文学
 家に帰っても、ちっとも楽しいことがないので、俺は東神原日輪ビルの自転車置き場に侵入し、松川栄子と黒の太いマジックでねちこく書かれた、ピンク色のママチャリを思いきり蹴飛ばした。

問81〜90 次の読みの感じを一字書け。
 けい  傾/そう  騒/ゆう  憂/りょう 了
 じょう 冗/きょう 狂/しゅう 修/かん  感
 さん  讃/たん  淡

問91〜100 イメージを答えよ。
 あるようでないもの    希望。
 ないようであるもの    希望。
 届かないもの       某雑誌社の原稿料。
 見つからないもの     とれてしまったワイシャツのボタン。
 聞き取れないもの     佐分利信の台詞。
 触れられないもの     精神。
 追い越せないもの     時代。
 戻らないもの       時間。
 進まないもの       煮詰まった時の作品。
 終わらないもの      ない。

 おそまつさまでした。   
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2005年01月25日

スケートラウマ

 テレビの機嫌がよかったので、何やかやと言いながらも、報道ステーションを見ていると、女子フィギュアの荒川静香選手と安藤美姫選手の特集をやっていた。
(この二人、特に安藤さんのほうは、やたらと人気があるらしい)
 世界で活躍する二人のすべり(技)の違いからその性格の違いまで垣間見えたり、審査基準の変更があってどうたらこうたらという話題もあったりして、松岡修造は少々うっとうしいものの、なかなか面白かった。
(というか、いつもながらの二人のすべりに、凄いなあ、と感嘆の念を抱いたというのが、正直なところなのだけれど)

 と、ここまで書いていて、大事なことを思い出した。
 実は、僕はスケートがとても苦手なのだ。
 と言っても、見る分にはいっこうに構わない。
 伊藤みどりやカタリナ・ビットの時代から、スケート競技はよく見ている。
 あいにく選手の名前を忘れてしまったが、ラヴェルのボレロにのせて踊ったペアの演技は、未だに脳裏に焼き付いているくらいだ。
 が、しかし、自分ですべるのは、全くだめなのである。

 あれは幼稚園の頃、みんなでスケート教室に行った時のことだった。
 リンクにのったばかりの僕の肩を、教室の講師がぽんと軽く押したのだ。
 もちろん、僕はあえなく転倒。
 おまけに後頭部を強打し、二日間発熱のため寝込むという最悪の事態に陥った。
 で、それ以来、僕はリンクの中に入るのが、とてもとても怖くなってしまい、中学・高校・大学・大学院と、スケートに誘われても、ずっと断わり続けてきた。

 ところが、数年前に一度だけ、その禁をやぶってしまったことがあった。
 お芝居で知り合ったある女性に、半ば拉致された形でスケート場に連れていかれてしまったのだ。
(ただし、二人っきりではない。なぜかその時S君も同行していたのだ)
 その女性に手をひかれ、恐る恐るへっぴり腰でリンクに上がったものの、転ぶわ転ぶわ。
 したたか腰を痛めてしまった。
 これが大好きな相手といっしょなら、まだ気持ちの違いもあるのだろうが、しょせんペアを組むのは、強引なお方。
 結局、自分ですべるのは、もうこりごりと思った次第。

 スケートは、やっぱりテレビで見るに限る?
 

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2005年01月10日

深爪

 と言っても、中山可穂の小説のタイトルじゃない。
 自分自身のことだ。
 何がきっかけだったか忘れたが、高校の頃から、少々深く爪を切るようになった。
 もう少し詳しく言うと、爪がちょっとでも伸びたら、すぐ爪切りでパチンパチンとやるようになったのだ。
 むろん、好きな女の子から、
「○○君て、爪が伸びて、不潔やけんね」
などと言われた訳ではない。
 ただ、何となく、そういう具合になったのである。
(深層心理がどうこうと考えなくもなかったが)

 大学時代、学食のアルバイト(皿洗いと残飯処理)をするようになって、さらに深爪に磨きがかかった。
 爪が割れる機会の多い仕事柄、念には念を入れてと、気合いが入ったのだ。
 おかげで、爪が割れる危険は極度に減少したが、そのかわり妙な軽痛みというのか、嫌な感覚を日々味あわなければならなくなったことも、否定できない事実である。

 学食のバイトを辞めた後、一時安定期(?)を迎えたが、院生時代にドイツに滞在して、深爪の癖が再燃した。
 流石はドイツだけあって、爪切りの切れ味が抜群によく、おまけにヤスリの具合も非常によかったのだ。
 パチプチプチパチ。
 ポチピチピチポチ。
 切るのが楽しくて仕方ない。
(まるで、子供だなあ…)
 帰国してもしばらくは、ドイツの爪切りにはまっていたくらいだ。

 今では、それなりに限度を守るようになったけれど。
 それでも、ついついやってしまうことがある。
 そんな時は、ふと十年も昔のドイツでの生活を思い出してしまったりするのだった。
(むろん、爪切りはドイツ土産のゾ−リンゲン製。十年経っても、全く切れ味は落ちない。さっきも切ったばっかり。流石!)
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2005年01月07日

漫才の思い出

 小学生の頃、ちょうど漫才ブームがやって来た。
 と言っても、昨今の漫才ブームとは当然違う。
 フジテレビ系列で放送されていた『花王名人劇場』が火をつけた、やすきよやらツービートやらB&Bやらが大活躍した、ずいぶん昔のブームのことである。
 で、ブラウン管の前の子どもたちが、そんなブームに乗らない訳がない。
 クラス中に、にわかツービートやにわかB&Bが濫立(あいにく、にわかやすこけいこやにわかいくよくるよは生まれなかったが)。
 とどのつまりは、学活(ホームルーム)の時間をつぶして、演芸会のようなものをやろうということになった。
 その頃から落語に親しんで、小さんは圓生におとるね、なんて知ったかぶりをかましていた僕は、何が漫才だい、しょせんは色物だろ、なんて失礼きわまりないことを内心呟いていたのだが、ブームというやつにはかなわない。
 なぜだか知らないが、クラスの男子の一人とコンビを組まされて、漫才をやらなければならないはめに陥ってしまったのである。
 はなからやる気のない人間ゆえ、スピード感あふれるしゃべくり漫才など、まわりのにわか連中に任せておけとばかり、非常に古風で、スローモーな漫才の真似をやってお茶を濁すことにした。
 もうほとんど忘れてしまったが、エンタツ・アチャコ、ダイマル・ラケット、トップ・ライト、三球・照代といった、大御所ベテランのネタを小学生なりに仕立て直し、最後は松鶴家千代若の「もう帰ろうよ」でしめたと思う。
 相手もたいして面白い人間ではないし、こりゃ絶対にうけるまいなと思っていたのだけれど、これが案に相違して爆笑の渦。
 結局、自然の家か何かの合宿で、学年全生徒の前で披露しなければならなくなったほどの大反響だった。
(たぶん、これが関西だったら、絶対こうはいかなかっただろうな、と今では思う)

 昨日、ワークショップで掛け合い漫才をやらされて、ふとそんなことを思い出した。 
 
posted by figarok492na at 01:34| Comment(3) | TrackBack(0) | プロフィールの補足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月04日

今日の予定

 ぶらりひょうたん的な生き方をしているものだから、逆に、きちんとスケジュールを組み込んでおかなければ、といった強迫観念にとらわれてしまう。
 スケジュール帳を買って、細々と週の予定を書き込みたがるのも、その表れの一つだろう。
 もう一つ付け加えておくならば、僕が物心ついて以来の粗忽者ということも大きいのかもしれない。
 大ぽか中ぽか小ぽか。
 取り返しのつかないことから凡ミスまでケースは様々だが、「ついうっかり」が多い性格なのである。
 だから、広告用紙の裏に、明日すべきことをいちいち書いておいて、それがすんだら赤ペンで消すような毎日を送っている。
(以前、『天才柳沢教授の生活』というドラマを観ていたら、松本幸四郎扮する柳沢教授が同じことをやっていた)
 予定表なしの一日もたまにはいいものだろうな、と思ったりもするのだけれど、昨日の晩もついつい今日の予定を書き込んでしまった。
 今日は、河原町まで買い物に出掛ける予定。
 何を買わなきゃいけないかメモしたメモまで用意してしまったのだから、こりゃ重症だ!
(この方法の大きな欠点は「書き忘れ」が発生するかもしれないということ。が、そんなことまで考えていたら、生きてはいけません!!)
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2004年11月26日

悪食文人

*ウインナしるこ

 トマトジュースライスに賛同の声があったのに味をしめて、今回は自分の「悪食」について告白したい。

 実は、僕はおしるこが苦手である。
 小豆がたっぷり入ったおぜんざいならば大好物で、冬の夜中など、ゆで小豆を買ってきては簡易ぜんざいをつくって楽しんでいるほどだ。
 だが、おしるこはだめだ。
 あのこし餡一色のねちっとした食感が苦手なのである。
 もちろん、根っからの甘いもの好きだから、食べろと言われれば食べないこともないが、自分から好んでおしるこを食べようとは思わない。
 ただ、高校生の頃だろうか、ふと思いついておしるこにある物を入れたところ、それが自分の舌にあって、それ以来可能なかぎりはおしるこにそれを入れることにしている。
 それとは、何か?
 ミルク。
 牛乳だ。
 おしるこのねちっこさが、牛乳の力で柔らかくなって、喉のとおりがよくなることよくなること。
 おしるこには牛乳、と一瞬にして思い込んでしまったのだ。
 で、「牛乳しるこ」ではあまりにも藝がないので、生クリームを使ってもいないくせに、勝手に「ウインナしるこ」と命名した。
 友人知人からは、邪道悪食と攻撃の的になったこともあるが、勇気ある人たちの中からは、「味がマイルドになっていける」という声も上がり始めた。
 甘いもの原理主義者にはとうていお薦めできないが、実験精神あふれる人には、一度お試しあれ、と申し上げたい。
 けっこういけますよ、ウインナしるこも!
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2004年11月24日

ハンバーグが食べたい!

 ドイツ滞在中に、ハンブルクまで行ったことがある。
 ハンブルクの北ドイツ放送交響楽団のコンサートを聴くのが一番の目的だったが、当時ハンブルクで研究中だった同じ大学院の教授を訪問するのも、ハンブルク行きの大きな理由であった。
 僕を迎えた先生は、早速昼ごはんをご馳走しようと行きつけの店に案内してくれた。
 「ああ、ハンブルクでハンバーグを食べることができる!」
 そう喜び勇んで地元の料理店に入った僕は、メニューを開いて愕然とした。
 ない、ハンバーグのハ(H)の字もない。
 で、あるのはお魚ばかりじゃないか。
 それも当たり前。何とそこは、魚料理専門の店だったのだ。
(とはいえ、魚料理自体はとても美味だった。むろん、先生に深く感謝したことは言うまでもない)

 実は、ハンブルクとハンバーグの関係については一切知らない。
 ただ、ハンバーグはハンブルクからきているのだろうと憶っているだけだ(カステラはカスティーリャ地方からきているのだろう、と同程度の発想)。
 何れにせよ、「ハンバーグが好き」、その一語に尽きる。

 牛肉中心のぱさぱさしたハンバーグは、ハンバーガーのほうに任せて、お肉はやっぱり牛豚の合い挽き肉を選びたい。
 「焼き」だけのハンバーグも美味しいが、晩ごはんのおかずなら、煮込みハンバーグをつくる。
 ブラウンソース、ドミグラスソース、もしくはケチャップやソース、その他の香辛料で味付けしたトマトピューレ、で煮込むのが常道だろうが、僕はあえてトマトジュースを使うこともある。
 ハンバーグの焼き加減とジュースの入れ加減、さらには味付け加減を間違えると、これは相当悲惨な事態に陥ってしまうが、運のよいことに、今のところ「大失敗」してしまった経験は一度もない。
(トマトジュースを使う時は、ソースやケチャップの他に、コンソメを適量入れることにしている。そう言えば、コンソメで味付けしたトマトジュースをベースにした、トマトジュースライスなる悪食を晩ごはんにしてしまったこともある…)

 自分でつくるのが面倒な時は、お肉やさんかスーパーで成形してあるハンバーグを買うようにしている。
 ただし、こちらは「焼き」のみで、煮込むことはほとんどない。

 あと、合い挽き肉に豆腐を混ぜた、豆腐入りハンバーグも好きだ。
 こちらも「焼き」のみで、そのままか醤油を少しだけたらしておかずにする。
 これはあっさりしているので、ついつい余分に食べてしまうことになるのだが。

 ううん、こんな真夜中だというのに、ハンバーグが食べたくなってしまったなあ。
 ああ、ハンバーグが食べたい!
posted by figarok492na at 01:34| Comment(5) | TrackBack(0) | プロフィールの補足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月20日

告白(自己整理)

あなたの好きな徳行                 謙虚

あなたの好きな男性の徳行              弱さ

あなたの好きな女性の徳行              強さ

あなたの主要な性質                 優柔不断

あなたの幸福感                   音楽を聴くこと

あなたの不幸感                   ひどい芝居を観せられること

あなたが一番大目にみる悪徳             吝嗇

あなたが一番嫌う悪徳                傲慢

あなたのいやなもの                 なめくじ

好きな仕事                     文章を書くこと

詩人                        ブレヒト

散文家                       魯迅

ヒーロー                      『生きる』の渡辺課長

ヒロイン                      スザンナ

花                         かすみ草

色                         水色

名前                        省略

料理                        コロッケ

好きな格言                     人の口に戸は立てられぬ

好きな標語                     全てを疑え
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2004年11月18日

今したいこと

 経済的に余裕があれば、だけど。
 今一番したいことは、海外旅行。
(というか、本当は海外で生活したい。本当は2、3年。少なくとも1年程度は暮していたい)

 第1希望は、ドイツのケルン。
 というのも、今から10年ほど前に、半年間だけあの街に滞在したことがあるから。
 10年後の今を識りたい気がする。
(今、治安的にはどうなのだろう? 僕が住んでた頃もだいぶん殺伐とした雰囲気がしていたが。例えば、Uバーン=市街地を走る電車の地下駅など、結構やばかった。腕に注射をしてる人なんてざらにいたし)

 あとヨーロッパでは、ウィーンに、ベルギーやオランダの諸都市、それから北欧諸国。
 イギリスは、「英語が流暢に話せて当たり前」という雰囲気と、未だに厳然と残るクラス社会にあてられたものの、やはりもう一度行ってみたいとは思う。
 そうそう、プラハもあった。
 カフカとチャペックの関係している街だもの、ここを忘れちゃいけない。
 と、挙げだしたらきりがない。

 アジアや東南アジアにも目を向けなきゃいけないけど(モンゴルやシンガポールには興味がある)、それより何より、どうしてもアフリカには足を伸ばしたい。
 実は数年前、エチオピアに行くチャンスが巡ってきて、ビザの取得や予防注射の接種と、実現に向けて東奔西走したのだが…。
 結局、公私あわせた理由でおじゃんになってしまったのだ。
 逃した魚は大きい?
 確かに、アフリカでの日常生活を体験するチャンスなんて、そうそうあるはずはないから。
 単なる観光気分でなかっただけに、未だに悔しい思いをしている。
(アフリカでの生活が楽でないことくらい、肝に銘じているところだけど)

 何れにしても、今のところは世界地図を眺めたり、語学の本を捲ったりして、海外生活の夢を膨らませているばかりだ。
(これからは、海外旅行や海外での生活そのものが「危険」だということになってくるのだろうな。うんざりだ)

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2004年11月16日

好きなこと・6

*古本屋を巡る

 本の虫、という言葉がある。
 本を読んでないと、どうにも落ち着かないというやつだ。
 僕の場合も、一応本の虫、ということになるのだろうか。
 少なくとも、一日一回本に目を通さないと、心が何だか落ち着かない。
 とても大切なことをし忘れてしまったような、歯の詰め物がこぽととれてしまったような、妙な気分になる。

 経済的な余裕があれば、気になる新刊本をあれもこれもと買い漁るところだが、残念ながら余裕のよの字もない身の上、古本屋をたよることになる。

 学生時代は、大学の近くの古本屋をちょくちょく利用したものだ。
 ただし、ああいうお店で売ってある本は、えてして赤線青線黒線なんかがひいてある。
 講義のテキストや新書類はもちろんのことだが、文庫本の小説なんかにまで線がひいてあるからたまらない。
(しかも、全く意味のないところにたらたらたらたらと線がひいてあるから、笑うに笑えない)
 中身をよおく吟味しないと、痛いめにあうことになる。

 最近では、もっぱらブックオフが中心だろうか。
 本のよしあしもほとんど考えずに、一律いくらと値段をつけていくやり方には、いささか味気なさと資本主義の薄情さを感じないでもないが、きれいな本が安くで買える魅力にはどうしても抗えない。
 特に、文庫本が100円というのは、小説読みにとってはありがたい話で、足を運べばついつい5、6冊は買い込んでしまうことになる。

 とはいえ、今でも老舗の古本屋を逍遥するのも大好きだ。
 歴史学や文学、演劇、音楽関係の専門書を手に入れようと思えば、やはり老舗を探さざるをえなくなる。

 東京に行った際は、必ず神田神保町の古本屋街を歩き回ることにしている。
 お茶の水のディスクユニオンで、クラシックの中古CDを眺めてから、ぶらぶらと神保町まで下りて、いろんな古本屋をはしごする。
 言うまでもないことだが、ここは古本のメッカ。
 一癖も二癖もある店構えが、実に楽しい。
 それで、帰りの新幹線に間に合うために、ばたばたばたばたと焦って、大いに汗をかくことになる。

 何れにしても、古本屋巡りはためになる。
 
 
posted by figarok492na at 01:55| Comment(6) | TrackBack(0) | プロフィールの補足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月11日

好きなこと・5

*傘を持つ

 井上陽水に、『傘がない』というダークな感じのする傑作があるが、僕ならば『傘がなければ困る』と歌い叫ぶだろう。

 雨の日、曇りの日はもちろんのこと、晴れた日でも傘を持ち歩く。
 折り畳み傘ではない、こうもり傘をだ。

 こんな悪癖(?)が身についたのは、京都に移り住んでからである。
 天気予報を確かめて、今日は京都は晴れだから、と傘を持たずに出掛けたところ、突然雨が降り出して、びしゃらばしゃらと濡れねずみになってしまったのだ。
 それが、一度ばかりか二度三度。
 羹に懲りてなますを吹く。
 それ以来、晴れた日にもこうもり傘を持ち歩くようになったのだった。

 それでも、最初のうちは手首にかけたり、傘の真ん中あたりを握って持ったりと、傘の扱い方には困っていたのだけれど、そのうちステッキ風の持ち方こそが一番具合がよいということに気づくにいたった。

 そうなると、傘そのものにも気をつけるようになってくる。
 どちらかと言えば、背が高いほうなので、できるだけ長い傘を選ぶことにしたのだ。

 ドイツのケルンという街に6ヶ月ほど滞在することがあって、その時も当然長い傘をステッキ風に持ち歩いていたのだが、むこうの友人たちからは「イギリス紳士」「イギリスかぶれ」と茶化されていた。
 その時は、あんたらイギリスかぶれて、と呆れ返ったけれど(むこうはむこうで呆れ返っていたはずだが)、今ではそれもいい思い出だ。

 ここ数年は、東急ハンズで買った水色の細長いこうもり傘を愛用していたのだけれど、つい最近古本屋で本をさがしているうちに何者かに強奪されてしまった。
 気の毒に思った店員さんから、新品のこうもり傘を譲ってもらったが、これが似ても似つかぬ中途半端な長さなのである。
 これじゃあ、ステッキがわりにならんだろう!
(すでに、傘を持ち歩く意味が大きく転倒している!!)
 
 仕方がないので、目ぼしいお店をさがしまわったものの、具合のいい傘を見つけることは出来なかった。
 東急ハンズは京都にないし(神戸で買ったのだ、「先代」の傘は)。
 まっ、しゃあないわ。
 それで、今のところはちんちくりんな傘を手に、晴れた日も僕は京都を歩き回っている。

 ☆一度、傘を後生大事にしている男の話(おちは、傘が折れて男が死ぬというもの)を、E・T・A・ホフマン風の短編小説にまとめてみようかと思ったが、結局やめた。
 途中から、何だか阿刀田高風になってしまったのだ…。
 
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2004年11月10日

ポルトレイト

 高校時代は、アンパンマンと菅原陽一にそっくりだと言われた。
 シュークリームの食べ過ぎ、という訳でもないが、体重が80キロをどんと超えてしまっていて、顔がぷぱんと膨らんでいたからだ。

 高校3年になって少しずつ身体がしぼみだし、ついでに顔の膨らみも減ってからは、小池朝雄にそっくりだと言われるようになった。
 これは、刑事コロンボ(の吹き替え)の真似ばかりやっていたせいかもしれないが。
(ただ、顔の骨格が似ていると、声のほうも似ているという例が多いような気もする)

 その後は、「自分は自分」という状態が続いていたが、数年前、親子劇場の公演で中高生と共演した際に、誰からともなく「ナンチャン」と呼ばれるようになった。
 ウッチャンナンチャンのナンチャン。
 南原清隆にそっくりだと、彼女彼らは囃し立てるのである。
 個々のパーツは別にして、確かに全体的にはそんな感じがしないでもない。
 それで、せっかくのことのなので、ありがたくそのあだ名をちょうだいすることにした。
(伊丹のまゆは、今でもナンチャンと僕のことを呼んでいる)

 ところが、少し前のこと。
 例の六華さんの彼氏椎名さんから、「探偵君(僕のあだ名)は、船越英一郎にそっくりやなあ」という言葉をいただいてしまったのだ。
 間をおかず、初対面の女性からも同じことを言われてしまったから、これはあながち椎名さん一人の思い込みではなさそうだ。
 鏡を見れば、思い当たる節がいくつかあるのであるが…。
 まあ、僕も齢を重ねてしまったという証拠のような気がしないでもない。

 さて、あと10年後には、誰にそっくりと言われることになるのやら。
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2004年11月09日

好きなこと・4

*物真似をする

 似てない物真似を聞かされることほど辛いものもないが、自分自身がそういう悪い性癖の持ち主だから、ああだこうだと他人に文句をつけることは到底できない。
 子どもの頃から身近な人の物真似を無意識のうちにやっていたらしいが、自覚してその道に励むようになったのは、小学校の3年生になってからだったと思う。
 はじめは、同じクラスの友人や担任の先生。
 それから、役者や有名人と、これはまあよくあるパターンを僕も踏襲した訳である。
 今のところ、レパートリーは以下のとおり(アイウエオ順)。
 石田太郎、大滝秀治、宇野重吉、小澤栄太郎、片岡千恵蔵、金子信雄、小池朝雄、小松方正、高木次郎、高木均、田中明夫、田中邦衛、田村正和、西村雅彦、花澤徳衛、船越英二、森川信、森本レオ、淀川長治。
 まっ、下手の横好きなので、どこまで似ているかは保障の限りではありません…。 
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2004年11月07日

好きなこと・3

*猫の絵を描く

 年末の約束事といえば、クリスマス・カード兼バースデー・カードを送ることだ。
 親しい友だちに限ってだから、せいぜい10枚程度。
 ただし、必ず手描きの猫のイラストつきだ。
 相手に関するちょっとしたエピソードを活かしてささっと描き終える。
 もとより、下手の横好きということは相手も承知。
 ハンドメイドということだけが取り柄のカードだが、それでも「好評」ならば、お世辞とわかっていても嬉しい。

 最近では忙しかったりして、市販のカードやメールですませてしまうこともあるが、友だちの誕生日にも猫のイラスト入りのカードを送る。
 こうなると、猫のイラスト描きたさにカードを送っているような…。
 いや、そんなことはないか。

 子どもの頃から、絵を描くのは好きだった。
 小学校高学年頃から高校に入るぐらいまでは、「たぬき庵本陣」という架空の酒飲み旅館を舞台に、そこに集う人たちを、今は亡き滝田ゆう風にごちゃごちゃと描いていたが、高2のあたりから猫中心に転向した。
 放送部の先輩に、かわいい猫の絵を描く女性がいて、こちらも感化されてしまったのだ。

 それから、約20年近く。
 ちょっとした暇があると、無意識のうちに猫の絵を描いている。
 広告用紙の裏や、キャンパスノートの端っこ、ひどい時には仕事用の原稿用紙の中心にも。
 猫が飼えない環境だから、ということも大きいけれど、もしかしたら自分自身が猫のような生き方(イメージとしての)をしてみたいという願望が強いからかもしれない。

 そういえば、猫と描くという字ってそっくりだなあ。
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2004年11月06日

好きなこと・2

*チーズでスパークリングワイン

 ふだん、家では一人で飲まない性質だが、ここぞと思った時には、必ずスパークリングワインをきこしめす。
 誕生日やクリスマス・イヴも、一人の時ならそうするし、書き倦ねていた長編小説が書き上がった時や、親しい友に嬉しいことがあったと聴いた時にも、ついついそういう風にしたくなる。
 本当はシャンパンがいいが、ドンペリはむろんのこと、本場シャンパーニュ地方産のシャンパンなど恐ろしくて手が出ない(まっ、これは大げさだが)。
 いつもは、イタリア産のスパークリングワインを選ぶ。
 中でも、何たろスプマンテとかいう1000円前後の甘口のものが多い。
 できれば、500ミリリットルぐらいのものがあればいいのだけれど、残念ながらそううまい具合にはいかない。
 仕方がないので、少し大きめのボトルを買うのだが、ごくごくごくごくと楽しんでいると、すぐに顔のほうが真っ赤いけになってしまう。
 鏡を見ると、まるで京劇の俳優が目の前にいるみたい。
 それでも、気が抜けてしまっては不味い訳で、そのままごくごくごくごくとやっていると、そのうちだんだん酔いがまわってくる。
 笑い上戸、ならぬ喜び上戸。
 何だか、ほわほわほわほわと気分がよくなってくるのだ。
 大酒呑みなら、ここからが本番ということだろうが、それほどアルコールに未練のない人間なので、いつもここでストップ。
 一時間もほわほわほわほわしていれば、完全に酔いが醒めてしまうから、後々困ることもない。
(これまで、一度も二日酔いになったことがない)
 スパークリングワインを飲む時は、必ずチーズをいっしょに食べる。
 スライスチーズやパルメザンチーズだけは勘弁願いたいが、あとはプロセスチーズだろうが、ベビーチーズだろうが、何でも構わない。
 昔、ブルーチーズにはまった時期があったが、その時食べ過ぎたせいか、今ではあまり手を出さない。
 それと、レーズンバターに浮気したこともあったけれど、どっかりするので、これもやめてしまった。
 アーモンド入りのチーズやサラミ入りのチーズも嫌いじゃないが、極論すればこれはチーズたらなんかと同じで、やはりチーズそのものとは「別物」だという気がする。
 最近気に入っているのは、スモークチーズ。
 表面の、まさに薫製ならではの味わいがたまらない。
 自分勝手な物言いにはなるが、このチーズがスパークリングワインには一番あっているようにも思えるし。
 まあ、何れにしても、自分の家で嗜むスパークリングワインとチーズは、ちょっとした心の贅沢だ。
 マグカップに注いだスパークリングワインも、案外悪くない。
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2004年11月05日

好きなこと・1

*星を見る

 星を見るのが好きだ。

 と言っても、望遠鏡をのぞく訳でも、星座のことに詳しい訳でもないが。

 夜、外に出て、じっと空を眺めていると、少しずつ星が光り出す。
 ちか、ちか、ちかちかっと、まるで星が生まれて増えていくみたい。
 目が慣れてくるからだろうけど、何だか宇宙が拡がっているような感じまでして、とても楽しい。

 特に、冬の空がいい。
 空気が澄んでいて、より星がきれいに見えるから。

 見ていて全然飽きないので、いつの間にか平気で1時間近く経っている。
 くしゃみが出てから、ようやく寒いのに気がつくほど。

 いくら好きだからといって、風邪をひかないように注意をしておかないと。 
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2004年10月29日

ペパーミントパティ

 おなじみ『ピーナッツ』、というより、全てのアニメ作品の中で、僕が一番好きな女性キャラクターというと、やっぱりペパーミントパティということになる。
 前髪が寝癖でぴよんとはねて、目の下にはぽちぽちとそばかすのある、あのボーイッシュな女の子だ。
 野球をはじめ、スポーツ万能。
 でも、学業はからっきしだめ。
 人柄は最高。
 ただし、コンプレックスのかたまり。
 弱さと強さが同居している、どうにも他人と思えないような彼女のことが、僕は幼い頃から好きだった。
 実際、僕が親しくしている女性というのは、どこかペパーミントパティっぽい性格の持ち主が多いような気がする。
 少し前、ペプシのおまけに『ピーナッツ』のキャラクターのクレヨンというのがあったけど、偶然ペパーミントパティの分を当てることができた。
 いやなことがあれこれ続く中で、これは本当に嬉しかった。
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2004年10月26日

『希望』(自己整理)

*僕の好きな言葉

 「絶望は虚妄である、希望がそうであるように」

 魯迅が好んだ言葉である。
 最近のあれこれを考えると、ますますこの言葉が重みを増しているように、僕には感じられてならない。
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2004年10月19日

続シネマ裏ベスト10(自己整理)

*僕が偏愛する映画(邦画/カラー作品)裏ベスト10

伊豆の踊子                      西河 克己
(山口百恵・三浦友和コンビより、一の宮あつ子・三遊亭小円遊・江戸家猫八の出演が嬉しい)

犬神家の一族                     市川  昆
(これまで何度観たことか。偏愛度ではナンバー1)

怪盗ルビイ                      和田  誠
(小泉今日子のキュートなこと! 役者・ストーリーとも映画好きにはたまらない作品)

鬼畜                         野村芳太郎
(話はとても古臭い。でも、ラストの緒方拳の情けない姿は必見)

皇帝のいない八月                   山本 薩夫
(後味の悪い映画。でも、ついつい観てしまう作品。ちょい役で、あの渥美清が出ていたりする。君塚良一が『ホーム・アンド・アウェイ』でこの映画の設定の一部を借用したことに気づいた人はいるか?)

太陽を盗んだ男                    長谷川和彦
(沢田研二と菅原文太の対決を観よ!)

たんぽぽ                       伊丹 十三
(たいして面白い映画じゃないけど、晩年の中村伸郎と原泉が出演しているので)

どですかでん                     黒澤  明
(黒澤の失敗作として世評の低い作品。でも、僕は好きなんですねえ。「電車ばかだ!電車ばかだ!」のシーンは最高)

八月の狂詩曲                     黒澤  明
(続いて黒澤作品をもう一作。ラストの村瀬幸子の狂気が凄い。「ぶちこわし」の黒澤の面目躍如)

北京的西瓜                      大林 宣彦
(大林監督の作品の中で一番好きな映画。ベンガルらも好演だが、中国からの留学生、そして「現実」にうたれる)

                           いわゆる名作とは限りません
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2004年10月15日

シネマ裏ベスト10(自己整理)

*僕が偏愛する映画(洋画/カラー作品)裏ベスト10

 『アンダーグラウンド』               エミール・クストリッツア

 『キャラクター/孤独な人の肖像』          マイケ・ファン・ディム

 『そして船は行く』                 フェデリコ・フェリーニ

 『大地と自由』                   ケン・ローチ

 『月の瞳』                     パトリシア・ロゼマ

 『日曜日のピュ』                  ダニエル・ベルイマン

 『パーフェクトサークル』              アデミル・ケノヴィッチ

 『パリのレストラン』                ローラン・ベネギ

 『42丁目のワーニャ』               ルイ・マル

 『リディキュール』                 パトリス・ルコント

                             いわゆる名作とは限りません
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2004年10月12日

笑いの神様(自己整理)

*僕が影響を受けた今は亡き「笑いの世界」の人々

 ☆落語家
  三遊亭金馬      (三代目/『居酒屋』、『道灌』)
  三笑亭可樂      (八代目/独特の語り口)
  春風亭柳好      (三代目/『野ざらし』)
  林家三平       (どおも、すいませえん)

 ☆コメディアン
  レオナルド熊     (コント・レオナルド/石倉三郎は存命)

 ☆ヴォードヴィリアン
  早野凡平       (ロープ芸/帽子芸)
  マルセ太郎      (一人で演じた「映画」)

 ☆マジシャン
  伊藤一葉       (杉良太郎の『遠山の金さん』にも出演)
  ダーク大和      (ある種、奇芸)
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2004年10月08日

僕の文体修業(自己整理)

*僕の文体に影響を与えた文筆家たち

  小林信彦、斎藤美奈子、筒井康隆、殿山泰司、長谷川如是閑、花田清輝、林達夫、林光、横溝正史
  サキ、チェーホフ、チャペック、魯迅
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2004年10月06日

本棚から(自己整理)

*日本の作家(生存)

 ☆20冊以上所有
  井上ひさし、小林信彦、清水義範、筒井康隆、宮部みゆき、村上春樹

 ☆10冊以上所有
  江國香織、北村薫、島田雅彦

 共通点があるような、ないような。 
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