2025年10月04日

存在の耐えられないぺらさ(CLACLA日記)

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。
 この雨の中、天皇皇后夫妻が入洛している。
 報道だろう、やたらとヘリコプターがかまびすしかった。


 じめじめとして快ならず。
 気温は下がって涼しいのだが。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。

 気圧と湿度のダブルパンチ!!
 右脚の痛みがまだ残っている。
 やだなあ。


 自民党総裁に高市早苗が選ばれた。
 これで、ほぼ確実に日本初の女性の内閣総理大臣が誕生する。
 そのこと自体は、確かに喜ぶべきことだろう。
 しかし、その初の女性総理が、平然と嘘をつき、デマを流し、統一教会のような組織とずるずるの関係にある、似非保守愛国主義者の高市早苗だということにはどうにもやりきれない想いになる。
 トランプ政権下のアメリカなどと似たり寄ったりの状況が生まれるのではないか?
 麻生太郎や旧安倍派の裏金議員、神谷以下の参政党一派も大喜びではないか。
 救いがない。
(高市早苗は、テレビに出だしたころから苦手だった。自己顕示欲丸出しの軽薄さが)

 ハマス側がイスラエルの人質の解放に同意した。
 ただし、これで和平案の合意となるかどうかはまだわからない。
 そして、今日も人が殺され続ける。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、amazon music unlimitedでアンサンブル・タムズが演奏したオンスロウの弦楽5重奏曲第28番と第25番を聴き、ヴィオラのシンディ・モアメドとピアノのジュリアン・クァンタンが演奏したピエール・ド・ブレヴィルのヴィオラ・ソナタを聴きながら仕事関係の作業を進めたのち、2時半過ぎに寝床に就く。


 9時過ぎに起きる。

 午前中から午後にかけて、amazon music unlimitedでバリトンのサミュエル・ハッセルホルンとウカシュ・ボロヴィチ指揮ポズナン・フィル他が演奏した『原光〜死と復活の歌』を聴き、モアメドとピアノのクァンタン他が演奏したヒンデミットのヴィオラ・ソナタ、メンデルスゾーンの春の歌、ハレド・アル・カンマルの「ファテン・アマル・ハルビー」から、サン=サーンスのファゴット・ソナタ(ヴィオラ版)、セリア・オヌト・ベンサイドとデボラ・ワルドマン指揮アヴィニョン=プロヴァンス管弦楽団が演奏したジャエルのピアノ協奏曲第1番とリストのピアノ協奏曲第1番、ベンサイドが弾いたリストのメフィスト・ワルツ第1番を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、松永K三蔵の『カメオ』<講談社>を読み始めたりする。
 『原光〜死と復活の歌』は、タイトルの原光などマーラーの歌曲を中心に、フンパーディンク、コルンゴルト、プフィッツナー、ツェムリンスキー、ブラウンフェルス、ベルクの歌曲や歌劇の一部を集めたアルバム。
 選曲もよく、ハッセルホルンをはじめ、粒ぞろいの演奏者たちの演奏も優れており、実に聴き応えがあった。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 雨が止んでいたので14時台に外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
 もちろん、今日は近場のみ。

 帰宅後、amazon music unlimitedでエドワード・ガードナー指揮ノルウェー国立歌劇場管弦楽団他が演奏したワーグナーの歌劇『さまよえるオランダ人』全曲を聴き、スチュワート・グッドイヤーとアンドリュー・リットン指揮BBC交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番と第3番、グッドイヤーが弾いたプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、『カメオ』を読み進めたりする。
 ガードナー指揮による『さまよえるオランダ人』は、昨年8月のライヴ録音を編集したもの。
 非常に流れがよくて、聴きもたれが全然しなかった。


 夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
 『クラシックの迷宮』は「もう一人のチャイコフスキー B.チャイコフスキー生誕100年」と題して、ロシア(旧ソ連)の作曲家ボリス・チャイコフスキーの生誕100年を記念する特集が組まれていた。

 『カメオ』を読了する。
 ああ、面白かった!!!

 入浴後、amazon music unlimitedでマルゼーナ・ディアクン指揮マドリード州立管弦楽団&合唱団が演奏したブラームスの運命の歌、4つの歌、愛の歌 - ワルツOp.52、アルト・ラプソディ(アグニエシュカ・レーリスのメゾソプラノ独唱)、哀悼の歌、運命の女神たちの歌を聴き、フラウト・トラヴェルソのアンヌ・ティヴィエルジュ他が演奏した17、18世紀フランスのフルート作品集『優雅なる響き』を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったりする。


 今日は、あわしま堂の極上どら焼を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!

 絶望とは虚妄だ、希望がそうであるように。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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