2025年01月28日

秋山和慶と川辺久造が亡くなった(CLACLA日記)

 晴天。
 ただし、ぽつりぽつりと小雨も降った。

 日中も、あまり気温は上昇せず。
 夕方以降、冷える。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。
 新型コロナウイルスにもお気をつけのほど。

 心身ともに重たし。


 先日、指揮活動の引退が公表されたばかりの秋山和慶が亡くなった。
 東京の生まれで、桐朋学園の音楽学部の出身。
 昨年亡くなった小澤征爾と同様、齋藤秀雄に指揮を学び、国内外で活躍した。
 秋山さんといえばまず思い出すのは、東京交響楽団との関係だ。
 プロの指揮者としてのデビューが東響だったし、その東響がTBS(東京放送)から専属契約を打ち切られ、東芝からの支援も失い自主楽団となり、楽団長の橋本鑒三郎が自責の念から入水自殺をする中、秋山さんは音楽監督・常任指揮者として東京交響楽団と共に苦難の道を歩み続けた。
 秋山さんのトレードマークともいえる白髪も、その折に一気に増えたものである。
 秋山さんの実演には、1989年7月のNHK交響楽団の京都公演(今は亡き佐藤しのぶが独唱をつとめたマーラーの交響曲第4番他)、1990年3月の大阪フィル第247回定期(ビゼーの交響曲他)と札幌交響楽団大阪公演(シベリウスの交響曲第2番他)、2006年6月の大阪センチュリー交響楽団第112回定期(シベリウスの交響曲第7番他)、そして2016年9月の第6回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホール(マーラーの交響曲第2番「復活」)と都合5回接した。
 はじめの3回は精度が高くて堅実といった既成のイメージにどうしてもとらわれがちだったが、センチュリーとのシベリウスや関西の音大生との復活では、秋山さんの堂々としてドラマティックな音楽づくりを実感することができた。
 昨年末までお元気に活動されていたこともあり、近いうちに一度実演を聴けたらと思っていた矢先だった。
 繰り返しになるが、非常に残念でならない。
 そうそう、秋山さんは鉄ちゃんであることを公言していたんだった。

 俳優の川辺久造も亡くなった。
 長く文学座の一員だったし、時代劇の悪役などテレビドラマにも数多く出演した。
 印象深い声の持ち主で、『シャーロック・ホームズの冒険』のレストレード警部など声優としても知られた。
 かなしい。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、23時40分過ぎに寝床に就く。


 6時台に起きて準備をすませたのち、amazon music unlimitedでカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーがジェローム・デュクロのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの歌曲集を聴き、8時22分に外出する。


 で、夕方まで通いの仕事に勤しみ、夕飯用の買い物をすませたのち、18時半過ぎに帰宅した。


 夕飯後、amazon music unlimitedでシューベルトの歌曲集の続き、秋山和慶指揮中部フィルが演奏したブラームスの交響曲第3番から第3楽章を聴き、リコーダーのズザンネ・フレーリッヒが演奏した作品集『迂回』を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の手直しを少し行い、渡辺裕の『校歌斉唱!』<新潮選書>を読み進めたりする。
 『迂回』は、日本の尺八のための音楽や現代作品を集めた一枚。
 なかなかの聴きものだった。

 入浴後、amazon music unlimitedでシューベルトの歌曲集の続き、オッターヴィオ・ダントーネ指揮アカデミア・ビザンティーナが演奏したハイドンの交響曲第79番を聴き、ヤクブ・フルシャ指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したスークの交響曲第2番「アスラエル」を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、『校歌斉唱!』を読み進めたりする。


 秋山さんは両親と同じ1941年生まれ。
 お正月に電球を交換しようとして転倒したことが原因であり、本当に他人事ではない。

 今日も、仕事先でいただいたお菓子を食す。
 実に実に美味しうございました。
 ごちそうさま!!

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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