青空が見えていたが、徐々にどんよりとした感じも増す。
今日も寒さが厳しい。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
風邪にはお気をつけのほど。
新型コロナウイルスにもお気をつけのほど。
寒さが身体にこたえる。
ロサンゼルスの山火事が猛威をふるっている。
だが、イギリスの研究チームによるガザ地区の死者は現在報告されている数よりもさらに多くなるとの報道を目にすれば、正直それがどうしたという気にもなってしまう。
今日もガザ地区では人が殺され続けている。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、amazon music unlimitedでフランソワ=グザヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第1番を聴き、ツィモン・バルトとクリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したバルトークのピアノ協奏曲第3番、ヴァイオリンのクリスティーネ・ブッシュとフォルテピアノのステファニア・ネオナートが演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番、第8番、第10番を聴きながら仕事関係の作業を進めたのち、3時少し前に寝床に就く。
9時20分過ぎに起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。
乾き、わろし。
仕方なし。
午前中から午後にかけて、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴きながら朝昼兼用の食事をとり、amazon music unlimitedでジェレミー・ローレル指揮ル・セルクル・ドゥラルモニー他が演奏したベートーヴェンのミサ・ソレムニスを聴きながら、仕事関係の作業を進める。
本間ひろむの『日本の指揮者とオーケストラ』<光文社新書>を読了する。
ホットドッグ・プレスや宝島で文章を書いていた人だけに、C調軽快な文体と言葉選び。
クラシック音楽に慣れ親しんでいない人たちに向けて、日本の指揮者とオーケストラについてわかりやすくまとめた一冊だ。
本間さんの音楽への、そして日本の指揮者たちとオーケストラへの愛があふれている。
ただ、大学の入学祝いに小川昂の労作『新編日本の交響楽団定期演奏会記録』<民主音楽資料館>を買ってもらったような人間からすると、正直どうしても物足りなさを感じてしまうのも事実だ。
なにしろ山田一雄や石丸寛、森正、山岡重信といった今は懐かしいあの人この人が無視されているんだもの。
また、高校時代から『日本フィル物語』<音楽之友社>を愛読していた人間なので、小澤征爾と旧日本フィルの分裂(本間さんは「改組」という言葉を使っている)あたりは、それでは少々簡単にまとめ過ぎじゃないかとも思ってしまった。
近衛秀麿や朝比奈隆など、本間さんも触れてはいるが、日本の指揮者とオーケストラの関係を掘り下げるためには、彼彼女らと日本の政治的経済的人脈との密接な関係を押さえる必要があるのではないか。
旧日本フィルと渡邉暁雄、鳩山一郎、フジサンケイグループの水野成夫らの関係、東京交響楽団と遠山信二、日興証券の遠山元一(信二の実父)の関係もそうだし、山本直純がどうして右翼の親玉である笹川良一と一日一善のコマーシャルに出演していたかもそうである。
まあ、生まれて初めて生で見たオーケストラが2000年11月の小澤征爾指揮ウィーン・フィルの来日公演で、それがきっかけでクラシック音楽の沼にはまったという本間さんのあとがきを目にして、様々な疑問はある程度氷解したが。
そりゃ、1969年生まれの僕より7つ年上でも昭和のヤマカズやモリショウのことをよく知らなくても不思議ではない。
例えば、2000年になってプロ野球にはまった人が牧野茂、根本陸夫、別当薫を知らなくてもまったく不思議ではないのと同じだ。
だからこそ逆に、セットリストやタイパといった若者向けの言葉を選びながら、女性の指揮者は沖澤のどかについて触れた以外、松尾葉子の名前だけしか記載されていないということがどうにも気になった。
表紙には、沖澤さんらしきイラストが描かれているのに。
小澤征爾と齋藤秀雄の関係について記すならば、久山恵子についても一言、というのは無理だとしても、天沼裕子や新田ユリ、三ツ橋敬子、阿部加奈子といった現在活躍中の人たちに関する記載が一切ないというのは、まあ本間さんの世代ならばそうなってしまうかとは思いつつ、やはり非常に残念でならない。
いや、これは、それこそお前がやれよの話でもあるのだけれど。
15時ごろ外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番を聴き、ハワード・グリフィス指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第3番と第14番(テオ・ゲオルギューの独奏)、ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(ダヴィド・カストロ=バルビの独奏)を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品の改稿作業を行ったりする。
夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、灰原薬の『応天の門』16<新潮社>を読み始めたりする。
『クラシックの迷宮』は「武満徹の師 清瀬保二生誕125年」と題して、清瀬保二の特集が組まれていた。
入浴後、amazon music unlimitedでヴォルフガング・エマニュエル・シュミット(チェロ独奏)指揮メタモルフォーゼン・ベルリンが演奏したチャイコフスキーのフィレンツェの想い出、感傷的なワルツ、四季から10月、夜想曲、弦楽セレナードを聴き、ウラディーミル・アシュケナージさんとハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ロンドン交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第6番と第20番を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、『応天の門』16を読み進めたりする。
今日は、冷凍たい焼きを食す。
それも2個も。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2025年01月11日
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