昨夜遅くから朝にかけて雪が降る。
その後も時折降っていたものの、次第に青空が見えていた。
予報通り、非常に厳しい寒さとなる。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
風邪にはお気をつけのほど。
新型コロナウイルスにもお気をつけのほど。
寒さで身体が重たし。
ただし、張り詰めるようなこの寒さは嫌いではない。
ちょっと無理をすれば実演に接することができたのに、結局そうできなかった、そうしなかった日本の指揮者がいる。
昨年亡くなった小澤征爾はその代表だが、ほかにも渡邉暁雄、山本直純、石丸寛、荒谷俊治、山岡重信と少なくない。
昨夜訃報に接した汐澤安彦もその一人だ。
東京芸大でトロンボーンを学び、読売日本交響楽団の団員となったが、その後芸大の専攻科で金子登に、さらに桐朋学園大で齋藤秀雄に学び、指揮者に転じた。
言い訳をすれば、もともとトロンボーン奏者ということもあり、汐澤さんの主な活躍の場が吹奏楽団、もしくは首都圏のアマチュア・オーケストラだったということが大きかった。
前々から記しているように、当方は吹奏楽団やブラスバンド、それも実演を積極的に聴くことがないからである。
東京音楽大学では後進の指導にもあたっており、広上淳一さんは弟子の一人。
聴かず嫌いなどしなければよかったと思わずにはいられない。
オーストリアを代表するオペラ演出家のオットー・シェンクも亡くなった。
もともと演劇畑の人で、のちにオペラ演出家として活動の場を拡げ、欧米各地の有名歌劇場で演出を行った。
ドイツ・グラモフォンからリリースされたジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィル他の演奏によるリヒャルト・シュトラウスの歌劇『ナクソス島のアリアドネ』では、家令役を演じたシェンクの洒脱でウィーン訛り全開の台詞を聴くことができる。
トランプといい、イーロン・マスクといい、功利主義利己主義全開である。
馬鹿をのさばらせると、その馬鹿に追従する馬鹿が増える。
世の中、馬鹿のオンパレードだ。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、amazon music unlimitedでホス・デ・ソラウンが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第50番を聴き、グレン・グールドとレナード・バーンスタイン指揮コロンビア交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番とヨハン・セバスティアン・バッハのピアノ協奏曲第1番を聴きながら仕事関係の作業を進めたのち、2時半過ぎに寝床に就く。
8時台に起きて準備をすませたのち9時台に外出し、雪の中を歩いてかかりつけの歯医者さんへ。
歯のメンテナンスなり。
じっくりメンテナンスしてもらい、とてもすっきりした。
で、買い物をすませて帰宅する。
朝昼兼用の食事をすませたのち、amazon music unlimitedでソラウンが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第20番を聴き、セルジオ・ガッロが弾いたリストの2つのスイスの旋律によるロマンティックな幻想曲S157/R9、交響的幻想曲『神曲のパラリポムネス』S158a、アダージョハ長調S158d、巡礼の年第3年から6曲を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
町屋良平の『恋の幽霊』<朝日新聞出版>を読了する。
14時台に外出し、下京図書館へ。
借りていた本を返却し、本間ひろむの『日本の指揮者とオーケストラ』<光文社新書>、灰原薬の『応天の門』16と17<新潮社>を新たに借りて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでアンシェル・ブルシロウ指揮フィラデルフィア室内交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『町人貴族』組曲とヴォルフのイタリア風セレナード、ソラウンが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第46番を聴き、マイケル・フランシス指揮ラインラント=プファルツ州立フィルが演奏したオルメスの交響詩『狂えるロラン』、交響詩『イルランド』、交響詩『プロローグ』、交響詩『アンドロメダ』、ルードゥス・プロ・パトリア、汐澤安彦指揮東京アカデミック・ウインドオーケストラが演奏したヨハン・シュトラウスT世のラデツキー行進曲、團伊玖磨の祝典行進曲、シュランメルのウィーンはウィーン、スーザの星条旗よ永遠なれ、レイモンド服部のコバルトの空を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『日本の指揮者とオーケストラ』を読み始めたりする。
夕飯後、amazon music unlimitedでツィモン・バルトとクリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したバルトークのピアノ協奏曲第1番を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、『日本の指揮者とオーケストラ』を読み進めたりする。
入浴後、amazon music unlimitedでジャン=リュック・タンゴー指揮アイルランド国立交響楽団他が演奏したフォーレの組曲『ペレアスとメリザンド』、劇音楽『ペレアスとメリザンド』からメリザンドの歌、抒情悲劇『プロメテ』抜粋、祈りながら、漁師の歌、イスファハーンのばら、タランテラ、劇音楽『シャイロック』を聴き、バルトとエッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したバルトークのピアノ協奏曲第2番を聴きながら仕事関係の作業を進めたり、『日本のオーケストラと指揮者』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは少しだけ食す。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2025年01月10日
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