グイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したドビュッシーの交響詩『海』<WARENER>を聴いた。
1954年9月のモノラル録音。
あまりにも陳腐な言葉だが、それこそ波が押し寄せたり引いたりするようなこの作品の持つ躍動性、リズムとともに、そのリズムと強弱の変化が分かち難いものであることも的確に捉えられた演奏だ。
フィルハーモニア管弦楽団の機能性の高さは改めて言うまでもないだろう。
良質のステレオ録音だったらと思わずにはいられない。
2024年03月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック