昨夜に続いて、グイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したモーツァルトを聴く。
今日は、交響曲第29番<WARENER>。
交響曲第29番といえば、第25番と並んでモーツァルトの初期の交響曲の中では有名な作品だが、カンテッリとフィルハーモニア管弦楽団は実に瑞々しい音楽を聴かせてくれる。
テンポは速めだが、ただただ速く演奏するための速さに終わるのではなく、長調の中の翳りといった音楽の陰影も丹念に描き込んでいく。
また、終楽章では交響的拡がりを感じることもできた。
2024年02月20日
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