村の楽士たちのへっぽこ演奏を茶化しに茶化したのが、モーツァルトの音楽の冗談。
なんだけど、グイド・カンテッリとフィルハーモニア管弦楽団の演奏<WARENER>で聴くと、なんだか立派な音楽に聴こえてしまうのがおかしい。
速いテンポで流麗、音色も実に上品だ。
下手さの巧さ、って変な言葉だけど、へっぽこ楽士ぶりを発揮しているのは、ホルン。
何しろ、あの名手デニス・ブレインらがソロなんだから舌を巻く下手さの巧さだ。
何度も聴き返すのにふさわしい演奏だと思う。
2024年02月19日
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