2024年01月19日

今日聴いた音楽から@(2024/1/19)

 ウィーン8重奏団のDECCAレーベルへの録音がリマスタリングの上でまとめて発売されるのにあわせ、amazon music unlimitedでも配信されるようになった。
 そのうち、モーツァルトのピアノと管楽器のための5重奏曲とピアノ・クラリネット・ヴィオラのための3重奏曲「ケーゲルシュタット・トリオ」がカップリングされたアルバムを聴いてみた。
 ウィーン8重奏団は、ウィーン・フィルのコンサート・マスターであるヴィリーとクラリネット奏者のアルフレートのボスコフスキー兄弟によって結成されたアンサンブルで、その多くはウィーン・フィルのメンバーによる。
 いわゆるピリオド・スタイルの歯切れがよくて丁々発止の演奏も愉しいが、今日のようにようやく青空が見えて穏やかな感じのする日は、古風で上品な音色とインティメートさにあふれたウィーン8重奏団員の演奏が実にぴったりで、まさしくほっこりとする。
 1956年の録音ゆえ音質の古さは否めないが、リマスタリングの効果でだいぶん聴きやすくなっているとも思う。
posted by figarok492na at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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