2023年10月28日

犬塚弘を悼む(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気から晴天へ。

 気温はあまり上昇せず。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪にもお気をつけのほど。


 気圧と湿度のダブルパンチ!!
 頭も身体も重たいのなんの。


 最後のクレージー、ワンちゃんこと犬塚弘が亡くなった。
 94歳というから、大往生である。
 東京の生まれで、文化学院卒業後、IBMを経て音楽の世界に入る。
 ベースは旧日本フィルの奏者に学んだクラシック仕込みである。
 いくつかのバンドを経て、ハナ肇とキューバン・キャッツに参加し、そのキューバン・キャッツがのちにクレージーキャッツへと変わる。
 『シャボン玉ホリデー』などで脚光を浴びたのち、植木等、ハナ肇、谷啓に続くクレージーキャッツの第4の男として映画にも数多く出演した。
 生来の真面目さからか、山田洋次監督、ハナ肇主演の『馬鹿が戦車でやって来る』では無言の兵六役を真摯に演じ切っている。
 そうした経験の中で犬塚さんの役者への意欲は高まり、映像作品(山田洋次作品のほか、ナベプロ=藤田まこととの繋がりだろう、必殺シリーズで印象的な役を何度か与えられていた)ばかりでなく、演劇の場にも積極的に加わっていった。
 特に、井上ひさしの後期の作品ではなくてはならない存在になった。
 戦後ばかりでなく、戦前の日本の良質な部分を持ち続けた人だったと思う。
 佐藤利明との共著『最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!』<講談社>を紐解けば、そのことがよくわかる。


 戦争反対!
 火事場泥棒の改憲にも反対!
 中東も非常に危うい状態になってきた。
 この先、本当に不安でならない。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、amazon music unlimitedでフライタクスアカデミーが演奏したヤニッチュの室内楽作品集、ロジャー・ノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏したブラームスの交響曲第4番を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時10分過ぎに寝床に就く。


 9時過ぎに起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。
 途中、下京図書館へ行き、借りていた本を返却し、予約しておいた伊坂幸太郎の『逆ソクラテス』<集英社>と中島京子の『やさしい猫』<中央公論社>を新たに借りた。


 午前中から午後にかけて、amazon music unlimitedでノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが演奏したブラームスの交響曲第1番、ハイドンの主題による変奏曲、交響曲第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『逆ソクラテス』を読み始めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、amazon music unlimitedでヴァイオリンのヨゼフ・シュパチェクとピアノのミロスラフ・セケラ、ペトル・ポペルカ指揮プラハ放送交響楽団が演奏したマルティヌーのヴァイオリンとピアノと管弦楽のための協奏曲、シュパチェクとセケラが演奏したマルティヌーのヴァイオリン・ソナタ第3番と5つの小品、マルクス・ポシュナー指揮リンツ・ブルックナーハウス管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第0番、メゾ・ソプラノのクリスティアンヌ・ストテインとテノールのドナルド・リタカー、マルティン・ジークハルト指揮アーネム・フィルハーモニー管弦楽団が演奏したマーラーの大地の歌、ジョン・オグドンが弾いたリストの夕べの祈りを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、『逆ソクラテス』を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付けたのち身体のメンテナンスへ。
 じっくりメンテナンスしてもらい、身体がだいぶん楽になった。
 ああ、すっきりした!!!

 で、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『クラシックの迷宮』の後半部分を聴く。
 今回はNHKのアーカイブからで、「野田暉行没後1年」に寄せてと題し野田暉行の作品が放送されていた。

 その後、amazon music unlimitedでデニス・ブレインモーツァルトのディヴェルティメント第14番から第1楽章と第4楽章、オグドンが弾いたリストのパガニーニの『ラ・カンパネラ』による華麗な大幻想曲を聴く。

 さらに入浴後、amazon music unlimitedでピアノのマレイ・ペライアとアマデウス・カルテットが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番、ペライアとズービン・メータ指揮イスラエル・フィルが演奏したショパンのピアノ協奏曲第2番と第1番、デヴィッド・ジンマン指揮ロッテルダム・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの歌劇『サルタン皇帝の物語』組曲と歌劇『金鶏』組曲を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 今日は、山崎製パンの吹雪まんを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 外出時に目にした月がとても美しかった。
 帰りは小雨がほんの少しぱらついたりして見れなかったが。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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