2023年09月02日

京都らくごワークショップ発表会

京都らくごワークショップ発表会

 開演:14時
 会場:スタジオ松田


 落語家の桂ちょうばさんを講師に迎えて、今年の7月から9回にわたって行われていた京都らくごワークショップの受講生による落語発表会を観に行って来た。
 会場は、ワークショップを含めて旧知の松田裕一郎さん宅1階にあるスタジオ松田。
 ちなみに、ちょうばさんと松田さんとは30年近くの交流があり、今回のワークショップもその縁で開催されたとのこと。
 受講生募集に関しては、こちらもSNS上でほんの少しだけお手伝いをした。

 まずは、ちょうばさんが高座へ。
 現在40代半ば、京都市出身で桂ざこばさんのお弟子さんであるちょうばさんは、上方落語若手噺家グランプリで優勝するなど、実力派の中堅落語家として活躍中を続けている。
 ちょうばさんは受講生をフォローしつつ、『酒の粕』をかける。
 これから発表があるということも考えながら軽めで、それでいてプロとしてのあり様もきちんと示す話しぶり。
 生のちょうばさんは初めてだったが、やはり流石だなあと思う。

 で、以下7人の受講生の方々が高座に上がる。
 下は小学校4年生(松田さんの息子さん)から上は還暦世代(若い!)の方までバラエティに富んだ顔触れ。
 松田さんとの繋がりから、演劇関係の人が若干多めだったが。
 僅か一ヶ月弱で、こうやってお客さんの前で落語を話すのは大変だろうなと感じる反面、小学生のころ落語家になりたかった人間としては、ちょっと羨ましくもあったり。
 文章は人というが、落語も人だなあと改めて感じ入った次第。
 そうそう、トリは松田さん本人。
 ワークショップの説明に小話、そして『始末の極意』とやる気満々の高座だった。

 終了後、松田さんと少しお話ししたが、できれば3年は継続できればとのことだった。
 落語なんてよくわからない、という方にも強くお勧めしたいワークショップである。
posted by figarok492na at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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