2021年05月22日

マルティン・トゥルノフスキーと富永一朗が亡くなった(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気。
 今日も雨が降る。
 うんざり。
 ただし、夕方になってようやく晴れた。

 じめじめじめじめとして快ならず。
 気温、あまり上昇せず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度のWパンチ。
 うんざり。


 チェコ出身の指揮者、マルティン・トゥルノフスキーが亡くなった。92歳。
 プラハの生まれで、カレル・アンチェルに指揮を学び、1958年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した。
 「プラハの春」への軍事介入をきっかけとしてオーストリアに移る。
 ヨーロッパを中心に世界各地で活躍し、日本にも数多く来日。
 名誉指揮者を務める群馬交響楽団をはじめ、東京都交響楽団、日本フィル、京都市交響楽団、大阪センチュリー交響楽団などに客演した。
 深く、深く、深く、深く黙禱。

 漫画家の富永一朗も亡くなった。96歳。
 京都市の生まれで大分で育ち、台湾で学ぶ。
 敗戦後帰国し、小学校の教師を経て漫画家となった。
 代表作は『チンコロ姐ちゃん』(ちなみに、大島渚が小林信彦に監督させようとしたのがこの『チンコロ姐ちゃん』だった)だが、富永さんといえばなんと言っても『お笑いマンガ道場』ということになるだろう。
 中でも、盟友鈴木義司との激しい争いは桂歌丸と三遊亭小円遊同様、プロレス的な見ものだった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 IOCのバッハならぬバッカ会長、コーツならぬGoTo副会長に煽られたこともあってか、菅総理は東京オリンピックの観客ありでの開催を考えているらしい。
 緊急事態宣言下の開催も可能と宣うことも含めて、万死に値する連中だ。
 当然無理から開催するために、コロナの感染数についても細工するのではないか。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都で霜降り明星のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時頃寝床に就く。


 9時少し過ぎに起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。

 その後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、YouTubeでリカルド・シャイー指揮ミラノ・ジュゼッペ・シノーポリ交響楽団他が演奏した『プッチーニ・ディスカヴァリーズ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、木崎みつ子の『コンジュジ』<集英社>を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。
 その後、眠気に勝てず少しうとうととしたりもする。


 14時過ぎに外出し、下京図書館へ。
 是枝裕和監督の『海街diary』と合津直枝監督の『落下する夕方』のDVD、筒井清忠の『昭和戦前期の政党政治』<ちくま新書>と井上寿一の『政友会と民政党』<中公新書>を返却し、予約しておいた谷川直子の『あなたがはいというから』<河出書房新社>と黒田基樹の『戦国大名・北条氏直』<角川選書>を新たに借りる。

 それから、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、YouTubeでジャン・フルネ指揮旧日本フィルが演奏した、シャルル・リラマン独奏によるラヴェルのラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲とショーソンの交響曲(1958年12月12日、日比谷公会堂/第12回定期演奏会)、トゥルノフスキー指揮チェコ・フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第29番と第40番、トゥルノフスキー指揮ブルノ・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』、アンドレ・クリュイタンス指揮ウィーン・フィルが演奏したスメタナの連作交響詩『わが祖国』から「ボヘミアの草原と森から」と「モルダウ」、クリュイタンス指揮ベルリン・フィルが演奏したリストの交響詩『レ・プレリュード』、オスヴァルド・サラベルジェ指揮ルーアン・オート・ノルマンディ歌劇場管弦楽団が演奏したフォーレの劇音楽『ペレアスとメリザンド』組曲(カリーヌ・デエのソプラノ独唱)、管弦楽伴奏による歌曲集(同)、エレジー(フランソワ・サルクのチェロ独奏)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、『コンジュジ』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 「イタリアのバロック音楽はいかにして復興したのか?」と題して、ストラヴィンスキー(のバレエ音楽『プルチネッラ』)の影響の下、20世紀前半のイタリアの作曲家たちがいかにバロック音楽を再発見し復興していったかが詳しく説かれていた。

 その後、YouTubeでサラベルジェ指揮ルーアン・オート・ノルマンディ歌劇場管弦楽団が演奏したワーグナーのジークフリート牧歌、エマーソン弦楽4重奏団が演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第16番とシューベルトの弦楽4重奏曲第15番、ヴィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルが演奏したヨハン・シュトラウスU世のポルカ『浮気心』、トリッチ・トラッチ・ポルカ、ポルカ『雷鳴と電光』、ポルカ『ハンガリー万歳』、ワルツ『ウィーン気質』、ジェイムズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団他が演奏したシューベルトの劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』抜粋とメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 『コンジュジ』を読了する。
 はじめのほうで、些細なことに引っかかっていったが、中盤あたりから圧倒される。
 これは読んでおいてよかった。
 読んで愉しいとはとうてい言えないけれど、でもやはり。

 続けて、『戦国大名・北条氏直』を読み始める。


 今日も、甘いものを少しだけ食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 こんな状況でオリンピックをやろうだなんて、どこまで馬鹿なのか。
 それとも性根が腐っているのか。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:21| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。