2020年10月17日

雨の一日(CLACLA日記)

 雨の一日。
 じめじめとして快ならず。

 気温もぐっと下がり、寒い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪にもお気をつけのほど。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、芳しからず。
 両耳の不調も続く。


 死もまた社会奉仕。
 とは、山県有朋の死に際し石橋湛山が断じた言葉だが、中曽根康弘に対してもやはり同じ言葉を与えねばならないのではないか。
 彼の功罪を考えた上でなお。

 日本学術会議の梶田会長と菅総理が会談したが、菅総理の態度は言わずもがな、加えてマスコミの姿勢には、ほとほとうんざりする。
 菅総理を厳しく追及すべきだろうに、及び腰のへっぴり腰もよいところ。
 情けない。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、2時少し前に寝床に就く。


 8時台に起きる。

 午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、YouTubeでラヴェル・カルテットが演奏した大島ミチルの弦楽4重奏曲「For The East」、マーティン・ウエスト指揮サンフランシスコ・バレエ管弦楽団が演奏したビゼーの交響曲ハ長調とワインガルトナー編曲による半音階的変奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 大島ミチルの弦楽4重奏曲は、「現代音楽」の技法を駆使しつつも抒情的なメロディにも満ちた作品で実に聴き応えがあった。
 ラヴェル・カルテットの演奏も充実していた。
 一方、ウエスト指揮のビゼーは緩いというか温いというか、ちょっとしまりがない感じがする。
(大島さんが長崎市内の出身であることは承知していたが、上記の作品がそのことと密接に関係していることは聴き終えたあとで知った)


 午後、眠気に勝てず、少しうとうととする。

 その後、YouTubeでクシシュトフ・ウルバンスキ指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団が演奏したルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲と小組曲、ケネス・ウッズ指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団が演奏したガニングの交響曲第10番、第2番、第12番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、谷崎由依の『遠の眠りの』<集英社>と中川右介の『文化復興1945年』<朝日新書>を読み進めたりする。
 ガニングはNHKで長らく放送されていた『名探偵ポワロ』の音楽で知られる作曲家で、3つの交響曲でもそうした音としての劇造りの巧さが示されるとともに、純音楽としてのシリアスさも存分に表現されていた。
 一方、ルトスワフスキも純音楽作品だけれど、例えば、小組曲の軽快な音の動きなどに20世紀以降の作曲家が映画音楽とどこかで繋がっているのではないかということを改めて考えた。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、YouTubeでヴァレンティーナ・リシッツァが弾いたタールベルクの『セヴィリャの理髪師』の主題による大幻想曲とリストの死の舞踏、らじるらじる/NHK・FMでの鈴木雅明指揮NHK交響楽団の10月公演の中継(NHKホール)でハイドンの交響曲第101番「時計」とモーツァルトの交響曲第39番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『妻夫木夫妻と生方氏』を書き進めたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『土曜いそべ堂』を聴く。

 夕飯後、YouTubeでアントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『絹のはしご』序曲、歌劇『ブルスキーノ氏』序曲、歌劇『セヴィリャの理髪師』序曲、歌劇『ラ・チェネレントラ』序曲、歌劇『セミラーミデ』序曲、歌劇『コリントの包囲』序曲、ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団団員が演奏したロッシーニのアンダンテ、主題と変奏、NHK・FMの『クラシックの迷宮』、ジョン・マウチェリー指揮デンマーク国立交響楽団他が演奏したバーナード・ハーマンの『知りすぎていた男』演奏会用序曲、ワックスマンの『レベッカ』組曲と『裏窓』組曲、ティオムキンの『見知らぬ乗客』組曲 と『ダイヤルMを廻せ』組曲、バーナード・ハーマンの『めまい』から前奏曲と愛の情景、『北北西に進路を取れ』メイン・タイトル、『サイコ』弦楽オーケストラのための物語、アルトゥール・ベンジャミンの『知りすぎていた男』から嵐の雲−カンタータ、ダニー・エルフマンのヒッチコック−エンド・クレジットからの音楽、ハインツ・ホリガー指揮ローザンヌ室内管弦楽団が演奏したウェーベルンの緩徐楽章とシェーンベルクの浄められた夜を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『遠の眠りの』と『文化復興1945年』を読み進めたりする。
 今夜の『クラシックの迷宮』は、「歌えば、天国!」と題して、クラシック音楽の器楽曲の名旋律をポピュラー音楽の歌にしたものの特集が組まれていた。
 ザ・ピーナッツの『情熱の花』から藤山一郎や奥田良三の歌唱、はては尾藤イサオの『剣の舞』にセリーヌ・ディオンと盛りだくさんの内容で、中でも斎藤晴彦の歌が聴けたのがとても嬉しかった。


 今日は、ダネジタ・ブラウニー風ココアクッキーを食す。
 三条商店会の西友で購入したもの。
 チョコチップ入りのココア地のクッキーで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:10| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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