2019年09月29日

三遊亭はらしょう 秋の独演会ツアー千秋楽in京都

☆三遊亭はらしょう 秋の独演会ツアー千秋楽in京都

(2019年9月29日14時開演/☆スタジオ松田の家)


 奴が帰って来た!
 と言っても、特攻野郎Aチームではない、ドキュ落ことドキュメンタリー落語家三遊亭はらしょうのお話。
 名古屋神戸と続いたはらしょうの秋の独演会ツアーの千秋楽が京都は☆スタジオ松田の家で開催されるというので、迷わず足を運んだ。
(ちなみに、☆スタジオ松田の家とは、笑の内閣の公演などに出演されている旧知の松田裕一郎さんのご自宅1階にある小公演並びに稽古が可能なスペースで、当方もササハラユウキ監督の『あしたのねがい』の撮影練習に使わせていただいたことがある。阪急でいえば西院駅、京都市バスだと四条中新道の西行きバス停が最寄りとなるか)

 で、松田さんの家に着いてまずびっくりしたのは、受付になんとGOMO’Sの黒川猛さんが座っていたこと!
 黒川さん曰く、受付をやるのは人生初体験だそうだ。

 で、開演時間を過ぎたあたり、その黒川さんが前説として登場。
 はらしょう目当てで集まったコアなファンも、これには大いにわく。
 黒川さん曰く、前説をやるのも人生初体験だそうだ。

 で、手にしたスマホから流れる出囃子にのってはらしょうが登場し、松田さんがこしらえた高座に上がる。
 勝手知ったる客人たちということもあってか、前回の独演会の話などひとくさりしたのち、本題のドキュメンタリー落語へと入る。
 はて、ドキュメンタリー落語とは…。
 まあ、三遊亭圓丈師匠に入門してどうのこうのといったややこしい部分は全てはしょって、つまるところ、はらしょう自身が実際に体験した面白おかしいエピソードやら強く心に残ったエピソードをドキュメンタリー映画やドキュメンタリー番組の如く、なおかつ当然笑えるネタとして構成し直したものがドキュメンタリー落語ということになるのではないか。
 いずれにしても、はらしょうの観察眼と笑いのセンスが十分十二分に発揮された藝のスタイルだ。
 で、前半のネタは、はらしょうが身近に接している芸人世界の先輩たちを題材にしたもの。
 まずは有名どころのベートーヴェン鈴木(日本全国酒飲み音頭の人)のとあるエピソードに始まり、話題はコアな方向へ。
 最近はらしょうが親しく接しているという、芸歴47年の大先輩の姿がなんともおかしく、ほんのちょっぴり切なかったりもする『まだまだ早い』の一席である。

 で、小休止を挟んだ後半ははらしょうに俄か入門した(?)松田さんのとうねんとって5歳の息子さんが高座に上がって、『寿限無』のおなじみのくだりをつらつらと口にして拍手喝采。
 あいにく息子さんはすぐに破門になってしまったが。

 で、後半は温泉に関するドキュメンタリー落語『浅草観音温泉』と『アウフグース』の二席。
 ただし、温泉といっても、草津だとか別府だとかああいう温泉とは違って、街中にある銭湯が大きくなったようなもの。
 『浅草観音温泉』は、その名の通り廃墟同然の浅草観音温泉なる建物に入った際の体験がホラー映画調に語られていって、そうそうはらしょうは映画好きでもあったんだと改めて気づいたりもした。
 で、続く『アウフグース』は、はらしょうの家の近所にあるスーパー銭湯のサウナでのエピソードに変わる。
 ネタばれはしたくないので、詳細は語らぬものの、お客さんがお客さんとうこともあってか(?)、アトラクション付きの大ぶりな作品に仕上がっていた。

 で、1時間半ほど。
 はらしょうの今をたっぷり愉しむことができました。
 ああ、面白かった!!!

 で、終演後のトークでも話されていたけど、黒川さんとの二人での企画など、はらしょうの京都での会をこれからもどんどん愉しんでいきたいものだ。
 皆さんもよろしかったらぜひ!!!
posted by figarok492na at 17:55| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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