どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
台風3号は直撃しなかった。
気温は上昇し、暑さが厳しい。
むしむしじめじめとして快ならず。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
俳優の高島忠夫が亡くなった。88歳。
兵庫県(現神戸市)の出身で、関西学院大学在学中に新東宝のニューフェイスに選ばれる。
その後、菊田一夫の勧めで東宝に移籍し、ミュージカルや映画で活躍する。
以降、テレビにも進出し、ドラマのほか、『ごちそうさま』や『クイズ・ドレミファドン!』の司会者、『ゴールデン洋画劇場』の解説者としても知られた。
陽性、快活さが売りの人物だったが、うつ病となり長く闘病。
晩年はパーキンソン病も発症していたという。
夫人が寿美花代、次男が高嶋政宏、三男が高嶋政伸の芸能人一家で、「高島ファミリー」と称されていた。
なお、生後数ケ月の長男をお手伝いさんに殺害されるという悲劇にも見舞われていた。
深く、深く、深く黙禱。
G20が開幕した。
いろいろと考えることあり。
安倍内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、プラハ弦楽4重奏団が演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第14番と第12番「アメリカ」、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
寝る前に、横溝正史の『蝶々殺人事件 由利・三津木探偵小説集成4』<柏書房>を読了する。
ああ、面白かった!!
10時に起きて洗濯をすませたのち、トリオ・ヴァンダラーが演奏したベートーヴェンのピアノ3重奏曲第7番「大公」<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『さすらう親方の歌』の手直しを行ったりする。
11時20分過ぎに外出して、下京図書館へ。
トリオ・ヴァンダラーが演奏したベートーヴェンのピアノ3重奏曲全集、小津安二郎監督の『秋刀魚の味』(DVD)、『蝶々殺人事件』、辻原登の『不意撃ち』<河出書房新社>、梯久美子の『狂うひと』<新潮社>を返却し、予約しておいた黒川創の『鶴見俊輔伝』<同>、宮崎誉子の『水田マリのわだかまり』<同>、小沼丹の『井伏さんの将棋』<幻戯書房>、高樹のぶ子の『ほとほと』<毎日新聞出版>、ソプラノの藍川由美が斎藤京子のピアノ伴奏で歌った『國民歌謡〜われらのうた〜國民合唱』<デンオン>、市川崑監督の『穴』(DVD)を新たに借りる。
午後、年下の親しくしている人と2時間ほど話をする。
いろいろと話ができて実に愉しかった。
そして、書かねば、書きたいと改めて強く想う。
その後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を途中から聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『さすらう親方の歌』の手直しを行ったりする。
『オペラ・ファンタスティカ』では、日生劇場における東京二期会のモーツァルトの歌劇『後宮からの逃走』上演のライヴ録音(下野竜也指揮東京交響楽団他)が放送されていた。
セリム(台詞)役の大和田伸也と若手歌手たちによる上演で、中でもオスミンを演じた加藤宏隆が魅力的だった。
町山智浩と春日太一の『町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編』<河出新書>を読了する。
ああ、面白かった!!
夕方になって再び外出し、再び下京図書館で用件を片付け、河原町界隈で仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、『國民歌謡〜われらのうた〜國民合唱』を聴く。
1936年に日本放送協会(現NHK)が放送を開始した國民歌謡(その後、われらのうた、國民合唱と変わり、現在のみんなのうたに繋がっている)を集めたアルバム。
軽佻浮薄な流行歌に対抗して、老若男女、家族が揃って歌える歌というのが当初のコンセプトで、『椰子の實』のような叙情的な歌も含まれているが(それとて、南方への関心が背景にはある)、日中戦争の開始にともない、軍歌的要素が色濃くなっていく。
『海ゆかば』や『大日本の歌』、『出征兵士を送る歌』、『燃ゆる大空』などそのものずばりな内容の歌のほか、皇紀2600年を祝う『紀元二千六百年』、国民の相互監視を強化する『隣組』(ドリフ大爆笑のテーマになっていた)、スパイに気をつけろと歌う『用心づくし』等々、時代を反映した歌が続く。
藍川由美は伸びのある声質と明晰な歌唱で、これらの歌の持つ特性を見事に示している。
貴重な一枚だ。
夕飯後、YouTubeでラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したスメタナの交響詩『リチャード三世』、『ヴァレンシュタインの陣営』、『ハーコン・ヤルル』、プラハの謝肉祭、ボザール・トリオが演奏したスメタナのピアノ3重奏曲、パーヴォ・ベルグルンド指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したスメタナの交響詩『モルダウ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『井伏さんの将棋』を読み始めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2019年06月28日
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