2018年05月29日

第32回座錦湯

☆第32回座錦湯

 出演:笑福亭智丸さん、オダウエダ
(2018年5月28日20時開演/座錦湯)


 なんだか夏みたいな暑さが続く京この頃だが、今夜の錦湯さんには常連さん、リピーターさん、ご新規さんと幅広いお客さんが集まってまずは重畳重畳。
 第32回目の座錦湯は、ビリートップに支配人が移行して初めて笑福亭智丸さんが差配を務め、現在東京で活動を行っているオダウエダのお二人をゲストに迎えた。
 その名もずばり「笑福亭智丸×オダウエダ三人会」。
 ちなみに、オダウエダは小田結希さん(背が高め。小保方さんをちょっとしゅっとさせたような感じで、清楚でおっとり、天然も少し混じってますてな具合)と植田紫帆さん(雰囲気は桂ぽんぽ娘さん、そこに未知やすえさんのしゃきしゃきっとした感じが加わったよう)の女性二人組で、智丸さんと植田さんは大阪芸大の落研で田舎家君吉(くんきち)と田舎家南果(ぱいん)と田舎家の名前を分け合った先輩後輩関係にある。

 定刻20時頃に三人が登場し、まずは自己紹介を兼ねたトークで盛り上げる。
 で、頃合いのよいところで、智丸さんが高座へ。
 落語三席、コント三本ということもあり、前座代わりにおなじみ『十徳』から演じる。
 男が十徳を騙し借りするまでを演じるなど丹念な口演で、小気味よい笑いを生んだ。

 と、以降智丸さん、オダウエダのお二人で出番は続くのだけれど、ネタの関係もあり智丸さんの二席について書いていく。
 二席目は、桂米輝さんのネタにアレンジを加えた『カフェ役者』。
 とある劇団に所属する役者だったが、どうも前日に口にした飲み物に自分の演技を引きずられるようで…。
 といった展開のネタで、その引きずられぶりの積み重ねがどうにもおかしい。
 智丸さんのキュートな感じも話にぴったりだった。

 三席目は智丸さんの新作ネタおろし『ごろごろ(ゴロゴロ)』だ。
 ニートの中のニート、日がな一日ごろごろごろごろしてばかり。
 ところがそんな男を必要とする人物が現れて…。
 という風に筋はごろごろと転がっていく。
 智丸さんらしい良い意味での「荒唐無稽」な跳躍展開が肝の作品で、今夜は錦湯の狭い高座を見事に活用していた。
 広い高座ならば、なお栄える作品と聴いた見た笑った!!

 一方、オダウエダのコントは、冒頭のトークでバッファロー吾郎さんの名前が出たことからも明らかな通り(智丸さんからは、リットン調査団さんからの流れとの言葉もあり)、一捻りも二捻りもある内容となっている。
 あえて詳しくは記さないが、小田さんのすっとぼけた感じを植田さんが〆るというか、独特の間合いの掛け合いで、智丸さんの新作落語にも通じるシュールさとアナーキーさを兼ね備えていて、ついつい笑ってしまった。
 そうそう、小道具がまたこっていたんだ。

 そして、今夜は大喜利も決行。
 植田さんの仕切りで、智丸さん、小田さん、同じ大阪芸大落研仲間の講談の旭堂南遊さんに、久方ぶりに集まった大喜利猛者の貯蓄アンドザシティさん、あふろだんぺ〜さん、ゴハさん、さらにはシェンロンや廣瀬信輔君も客席から解答に加わるなど賑やかに進む。
 さらには、智丸さん考案の顔大喜利(用意したお題に副って、オールスター感謝祭のCM前の顔芸を行うというもの)に、智丸さん、オダウエダのお二人、南遊さんが挑戦するという長めのおまけも!

 と、いつもとは毛色が大きく違った座錦湯でした。
 アナーキーな座錦湯もまたよきかな!!
 ああ、面白かった!!

 毎週月曜20時は、何が起こるかわからない座錦湯へ皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 00:04| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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