☆気持ちのいいチョップ第4回公演『メン・イン・ブラック』
作・演出:飄々舎
(2018年3月23日/social kitchen)
横山清正、小川晶弘という演者二人にマネージャーの葛川友理を加えて活動を続けてきた気持ちのいいチョップだが、小川君がこの春から東京へ移ることとなった。
そんな気持ちのいいチョップの一区切りを記念して開催されたのが、飄々舎の面々を作・演出に迎えた第4回公演『メン・イン・ブラック』だ。
自らの声の出演はひとまず置くとして、月面クロワッサン時代より慣れ親しんだ(あれこれ迷惑をかけた)二人だもの、やはり足を運んでおかなければ。
ということで、青空の下、烏丸鞍馬口近くのsocial kitchenまで自転車を走らせた。
まずは、12時より開演のオリジナル版から。
名は体を表すじゃないけれど、映画『メン・イン・ブラック』を下敷きにしていることは言わずもがな。
そこに、飄々舎らしい京都ネイティブな感覚が盛り込まれたり、小川君への惜別の辞が刻み込まれたりと、革新汎、もとい確信犯とでも呼びたくなるようなよい意味であざとい茶番劇が仕組まれていた。
横山小川両君もそんな意図によく応えて(堪えて?)、熱演を繰り広げた。
途中、あかごひねひねもエチュード・シーンに参戦した。
それにしても、横山君の声ってやっぱり千葉繁に似てるなあ。
休憩を挟んで、13時より吹き替え版。
ヨーロッパ企画の諏訪雅、永野宗典のお二人をはじめ、横山小川両君や飄々舎と縁の深い方々が吹き込んだオリジナル版の台詞の録音にあてて、横山君と小川君が演技を行うというもの。
丸山交通公園のアクロバティックな声技、横山清隆(清正父)の昭和の名脇役風のエロキューションなど印象深い。
で、当方はといえば恥じ入るばかり…。
14時よりは、飄々舎エディション。
ひつじのあゆみも加わって、ディベートだのエチュードだのをやりちらかすという飄々舎がかつて行ったイベントのショート・バージョンで、これは観ているよりも参加したいとついつい思ってしまう内容だった。
と、盛りだくさんな3パターンでした。
ああ、面白かった!!
そして、気持ちのいいチョップよ、また会う日まで!!
2018年03月23日
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