2018年01月27日

百物語の館と雪の庭を愉しんだ(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、雪が降るなど、どんよりとした感じも強い一日。

 気温は上昇せず、寒さがとてつもなく厳しい。
 寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
 風邪など召しませんように。


 新年早々に打った左膝が痛むなど、体調今一つ。
 両耳の不調も続く。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。


 昨夜、NPO Radio4でマンリオ・ベンツィ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番、ペーター・レーゼルの独奏による管弦楽版のさすらい人幻想曲(2011年5月26日、パリ・シャンゼリゼ劇場)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時少し前に寝床に就く。


 朝早めに起きて、仕事関係の予定をすませる。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付けたあと地下鉄で国際会館へ。
 四条辺りと降る雪の量の違いに驚かされる。
 ただし、雪の中を歩くのは愉しい。

 ブックオフに立ち寄り、CD棚をのぞく。
 500円棚や280円棚に以前だったら迷わず購入する中古の輸入盤があったが、もはや購入せず。
 あと何回聴くかを考えたら、買う気になれなかったのだ。

 その後、妙満寺へ行き、日本怪談研究と怪談朗読団体の百物語の館の怪談朗読イベントに参加する。
 今回は冬や雪といった季節にあわせた怪談がチョイスされており、猷山による『お連れ様は?』を柚木琴音さん、堀麦水による『湖を渡る女』を高杉詩音さん、井原西鶴による『旅行の暮の僧にて候』を黒川茜さん、岡本綺堂による『利根の渡し』を三輪涼さんがそれぞれ朗読していたが、女性の情念や「サイコパス」ぶり、復讐心といった話の肝となる部分に加え、その背景にあるものや人の心の動きなどがコンパクトに捉えられた本と読みで、元締の堤蛇彦先生のお話ともども愉しんだ。
 加えて、今日は松永貞徳宅から移された雪の庭に雪が積もる景色の美しさ、情緒も愉しむことができて、寒さは厳しいものの、大いに得をした気分になった。
 ああ、面白かった!!

 終了後、再びブックオフに寄る。
 店頭の108円のワゴンに、宮本百合子全集やレーニン全集がごろごろと並んでいて、時代の変化を強く感じる。
 ほかに新書棚や文庫棚をけっこう眺めたが、これといったものを見つけることはできなかった。

 その後、地下鉄で四条まで戻り、夕飯用の買い物をすませて16時半頃帰宅した。


 帰宅後、NPO Radio4でベンツィ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したシベリウスの交響曲第2番(同)、ダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」、ジャン・イヴ・ティボーデが弾いたラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ、チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」(2013年10月17日、同)と第2番「小ロシア」(2012年10月24日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、宮沢俊義の『転回期の政治』<岩波文庫>を読み進めたりする。


 夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 NHKのアーカイブスからで、芥川也寸志指揮NHK交響楽団が演奏した自作のエローラ交響曲、岩城宏之指揮NHK交響楽団が演奏した黛敏郎の音楽の誕生が放送されていた。
 エローラ交響曲は初演を前に録音されたもので、現行版ではなく20楽章のオリジナル版である。

 続けて、NPO Radio4でガッティ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」(同)を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、出演予定の映画の脚本を読み通したり、『転回期の政治』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:50| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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