2017年12月29日

玄人は素人になれない(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雪もちらつく。

 気温は下がったままで、寒さがとてつもなく厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
 風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 2017年ももうすぐ終わろうというのに、未だ大相撲の話題である。
 日馬富士の暴行自体は許し難い問題だろうが、それより何より、安倍首相一党の押し進めている愚策下策や因循姑息なやり口を追及することがまず先だろうに。
 馬鹿らしい。
 そういえば、テレビでは御用学者や御用タレントが我が世の春を誇っているようだ。
 冬の時代に春を誇る者の歪さがわかろうというものだ。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。


 昨夜、OBCの岡村隆史のオールナイトニッポンは最初と最後を聴いただけ。
 NPO Radio4でマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したコダーイのハンガリー詩篇とベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」(2006年12月25日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴きながら作業を進める。
 で、3時40分頃寝床に就いた。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 午後、NPO Radio4でパスカル・ロフェ指揮オランダ放送交響楽団が演奏したオットー・ケッティングのタイムマシーン、ルイ・アンドリーセンのアナクロニーT「チャールズ・E・アイヴズを偲んで」、ハイナー・ゲッベルスの『日記から』、ルチアーノ・ベリオのシンフォニア(2005年4月23日、同)、カルロ・リッツィ指揮オランダ放送フィルが演奏したオットー・ケッティングの交響曲第1番、アリーナ・イブラギモヴァの独奏によるハルトマンのヴァイオリンと弦楽合奏のための「葬送協奏曲」、イブラギモヴァが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番からアンダンテ、バルトークの管弦楽のための協奏曲(2011年1月15日、同)、エミリオ・ポマリコ指揮オランダ放送フィルが演奏したマデルナのアウラ、ニッコロ・カスティリオーニのアルティソナンツァ(2014年9月27日、同)、ロベルト・ベンツィ指揮ヘルダーラント管弦楽団が演奏したフォーレの劇音楽『シャイロック』抜粋と劇音楽『ペレアスとメリザンド』組曲(2013年10月27日、アーネム文芸センター)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたりする。
 ロフェのコンサートは、引用援用が肝となる作品が集められていてとても面白かった。


 橋安幸の『根本陸夫伝』<集英社>を読了する。
 根本陸夫の遺した言葉の数々は本当に興味深く、様々な刺激を受けたが、その中でも素人のスタンスをとることの重要性を説いた、「玄人は素人になれない」という言葉が強く印象に残る。
 もちろん、これは根本さんが正真正銘の玄人、プロだから発せる言葉だとも思う。
 ひるがえって、素人の側はどうか。
 素人は玄人になれる、かもしれない。
 その人が玄人になると決めたのであれば。
 しかし、あくまでも素人の立ち位置に固守し、高みの見物を決め込む人間は、残念ながらいつまで経っても玄人にはなれまい。
 と、言っても素人中の素人が悪いというのではない。
 根本さんが語るまでもなく、素人には素人のよさ、大切さ、意味がある。
 玄人に付き物の危うさ、リスクは避けながら、素人の無名性に徹するつもりもない、玄人と素人の合間を揺蕩う都合のよさ、身勝手さが問題なのだ。


 17時台に外出し、室町通のストアデポへ。
 お昼過ぎに、昨日ポイントカードを返し忘れたのでとの電話がかかってきたからだ。
 せっかくなので、昨日気になっていたシグノの少し高いボールペンとプラチナの万年筆のインクカートリッジを購入する。
 インクカートリッジは、10本入りが税込みで300円強とダイソーで買うより安かったため、迷わず購入した。
 その後、夕飯用の買い物をすませて18時台に帰宅した。


 帰宅後、NPO Radio4でドミトリー・リス指揮南ネーデルラント・フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番(2017年12月21日、ティルブルフ・コンサートホール)、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したルーセルのバレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番とヴァインベルクの交響曲第4番(2014年3月2日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら、『冬の宿』を書き進めたり、長嶋有の『もう生まれたくない』<講談社>を読み始めたりする。


 夕飯後、YouTubeでテオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第7番(2017年12月28日、サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場コンサートホール)、NPO Radio4でハンス・グラーフ指揮南ネーデルラント・フィルが演奏したバルトークの管弦楽のための協奏曲とブラームスの悲劇的序曲(2014年10月4日、アイントホーフェン・フリッツ・フィリップス音楽センター)を聴く。
 クルレンツィスのショスタコーヴィチは、弦楽器奏者や管楽器奏者が立った上に身体でリズムを刻みながら演奏する、やりたい放題然とした演奏。
 録音が若干偏ってはいるものの、演奏の凄さはよくわかる。
 これはぜひ生で観聴きしたかった!


 仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『もう生まれたくない』を読み進めたりする。
 『冬の宿』を書き進めるのは、年内は今日で終わり。
 原稿用紙に換算して231枚とちょっとになった。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:16| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。