2017年12月05日

第8回座錦湯

☆第8回座錦湯

 出演:桂三幸さん、林家染八さん、丸山交通公園君
 大喜利出演:あふろだんぺ〜さん、きょうとうさん、こみやさん
(2017年12月4日20時開演/錦湯)


 世は師走。
 いつの間にやら今年もひと月を切り、寒さもぐぐっと激しくなった京この頃だが、錦湯さんには常連さん、リピーターさん、ご新規さんとなかなかのお客さんが集まったのは何より。
 8回目となる座錦湯はよんどころない事情のため支配人の月亭方気さんご夫妻がお休みで、前支配人の桂三幸さんにもうおなじみとなった林家染八さん、そして大喜利以外では初登場となる丸山交通公園君が顔を揃えた。

 定刻20時頃に三人が登場し、まずはトークを繰り広げた。
 三幸さんが肩肘張らない軽みの効いた話を投げかけると、弟子入り以前から付き合いの深い染八さんがぱっと応える。
 負けじと丸山君も二人に伍してトークを盛り立てる。
 といった感じ。

 で、頃合いのよいところで染八さんが高座に上がった。
 マクラで大先輩にあたる落語家さんのエピソードなどを語りつつ、流れをつくったところで本題の『太鼓腹(幇間腹)』に入る。
 なじみの若旦那に呼ばれた太鼓持ち(幇間)、お座敷に顔を出すなり、たっての願いがあるからとの言葉。
 いったいどんなことかと思ったら、この若旦那、ここのところ鍼に凝っているということで、どうしても生身の人間に鍼を打ちたい、ついては…。
 といった展開の有名な古典落語である。
 染八さんは、時に強めの声を上げるなどデフォルメを効かせながらも、基本は要所急所を押えた丹念な口演を心掛けていた。
 そうそう、歌う部分での調子のよさも印象に残ったんだった。
 いずれ喉が物を言う噺をたっぷり聴かせて欲しい。

 続いては、丸山君が登場し、丸山交通公園ワンマンショーでネタおろしした『サッカーが世界を滅ぼす』を披露していた。
 すでに大喜利には何度か出演している丸山君だけれど、こうやって一つの芸として出演するのは今回が初めて。
 落語を、漫才を、笑いを愛する丸山君にとってはここでネタを披露できるのは光栄だと断ってから、ネタに入る。
 サッカーは嫌い、どうして嫌いかといえば…。
 と、ワンマンショーでならした口調で言葉を重ねていく。
 ホームグラウンドのK’s office-京都二条の館-に対し、こちら錦湯さんはまさしくアウェイだが、ここぞというところで笑いが起こっていた。
 加えて、ちょっとしたアクシデントが笑いに変わっていたのも「持ってる人」の証拠ではないか。
 錦湯さんでのワンマンショーも期待したい。

 トリは、三幸さん。
 丸山君のネタを受ける形で、自分は小学校の頃サッカーをやっていた…、と自らの来し方・部活の想い出を語ったあと演じたのは、古典の『鉄砲勇助』。
 一度、錦湯さんでも取り上げたネタではあるが、今夜の三幸さんはかつての阪急の特急の如く大宮を出たなら、あとは十三まで停まりませんの勢いだ。
 しかも、その流し具合がいい。
 木曽の山中から北海道の旅行へ移るあたりの素っ気ない感じがおかしかったし、ハイブリッド落語の使途らしいサゲ方にも笑ってしまった。

 そして、今夜は大喜利を決行。
 染八さんの仕切りの下、三幸さん、丸山君がコンスタントに解答する一方、大喜利猛者のあふろだんぺ〜さんや、大喜利連に参入したきょうとうさん、こみやさんもヒットを重ねた。
 それにしても、大喜利好きの人たちは大喜利をやるとアナウンスしていないのに、こうもタイミングよく集まるのか!?

 と、今夜も盛りだくさんな座錦湯でした。
 今後も誰が登場するかわからない座錦湯は、毎週月曜20時からのスタートです。
 ご都合よい方はぜひにぜひに!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 00:14| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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