2017年11月26日

丸山交通公園ワンマンショー名作選2 〜考えすぎ〜

☆丸山交通公園ワンマンショー名作選2 〜考えすぎ〜

 出演:丸山交通公園
 ゲスト:髭だるマン
(2017年11月26日19時半開演/K’s office-京都二条の館-)


 2週間とちょっとぶりとなる丸山交通公園ワンマンショーは、名作選。
 2回目となる今回は、髭だるマン君をゲストに迎え、過去のネタ2本が再演されていた。

 まずは、丸山君が登場。
 幕開けの口上代わりのちょっとしたトークから、するりと本題の『サッカーが世界を滅ぼす』に入る。
 実は初演時は丸山君の体調が非常に悪く、盟友じゃがたらじゃがまさこと横山清正君が助っ人に駆け付けたという曰く因縁付きの作品でもある。
 が、今回は冒頭から丸山君はとばすとばす。
 自分が嫌いなものから苦手なものを語り、ついでサッカーがどうして嫌いかを語って大きな笑いを巻き起こす。
 中でも、三浦和義、じゃない三浦知良の服装のセンスの喩えに倉林明子の名前を出してきたのには笑ってしまったなあ。
 後半は、サッカーが世界を滅ぼす様を語ってみせたが、すっと落とす結末も含めて落語の味わいがあった。

 続いては、暗転を挟んで髭だるマン君が一人芝居を演じた。
 喪服と思しきスーツ姿の男が一人、ただ漫然と生きて来た自分と実に出来のよい弟について語り始めたと思ったとたん、弟が亡くなって…。
 ラストのトークで内容は全然本当のことではないと語っていて、確かに設定は虚構なんだろうけど、そのモノローグ、とどめの弔辞には髭君の特性魅力というか、本質が全面に表されていたようにも思った。
 そうそう、今やしゃくなげ謙治郎君ワールド全開の和田謙二だけれど、僕はいっとう最初の公演のぼそりと面白いことを呟こうとしてるような雰囲気にとても好感を抱いたのだった。

 丸山君の2本目は、『露出狂について』。
 元立誠小学校の講堂の壇上を舞台と客席にして開催された、栄えある丸山交通公園ワンマンショー第1回目のネタである。
 2年ぶりの再演ということだが、今と違ってまだワンマンショーが講演講義のスタイルをとっていた頃の作品で、前半の露出狂を例示するあたりにその趣向がよく現れている。
 し、その露出狂のケースとそれに対する丸山君のちゃちゃの入れ方が面白い。
 そして、中間部の「虐げられた男のさらなる転落」という主題を持った一人芝居は、現在のワンマンショーにそのまま繋がっている。
 終盤は再び講義講演形式に戻り、屁理屈を屁理屈と思わせぬような怒濤の論理展開で終わった。

 ああ、面白かった!!

 さて、来週は土肥希理子さんをゲストに迎えた新作公演だ。
 こちらも愉しみ!!
posted by figarok492na at 22:42| Comment(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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