2017年09月26日

The錦湯 第18回

☆The錦湯 第18回

 出演:月亭天使さん、桂小留さん
 大喜利出演:あふろだんぺーさん
(2017年9月25日20時開演/錦湯)


 18回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんがお休みで、おなじみ月亭天使さんと今回が三度目の桂小留さんの出演。
 常連さんやリピーターさんがお客さんということもあって、定刻20時を過ぎたあたりで登場した天使さんと小留さんは高座に座った「縁側でおしゃべり」スタイルのトークを繰り広げる。
 なかでも、この夏、鳥取は三朝温泉に滞在した小留さんが現地でのエピソードを披露していたのが面白かった。

 で、盛り上がったところで、小留さんが高座に上がる。
 身近で気になる出来事のネタやR-1対策についてマクラで語ったのちの本題は、『つる』。
 町内の物知りに鳥の鶴の名前の由来を教えてもらったあほな男がそれを吹聴するべく、知り合いを訪ねてみたのはよいものの…。
 というおなじみの古典。
 テンポのよい闊達な掛け合いを聴かせた小留さんだが、ここぞというところでは師匠の桂小枝さん譲りのためが入っていて、そこもおかしかった。

 トリは、天使さん。
 天使さんも身近であったどうなんと思う出来事をマクラで語っていたが、どうにも他人事と思えぬ部分もありおかかなしい。
 本題のほうは、『桃太郎』。
 桃太郎の昔話を親がして黙って聴いてくれたのは遠い昔のそれこそ昔話、今の子供はなかなかそうはいかなくって…。
 天使さんは母親が語り聞かせるという形をとっていたのだけれど、『初天神』などと同様、やっぱり子供がキュート。
 あまりこまっちゃくれた感じがしないのがよい。

 そして、今夜も大喜利を決行。
 天使さんが仕切りつつ解答も兼ね、小留さん、あふろだんぺーさんがお題に挑むという構図で、お題がなかなか難しかったこともあって終盤苦戦する場面も。
 が、その苦戦ぶりがまたおかしくもあった。

 と、アットホームな感じの強いThe錦湯でした。
 毎週月曜20時は、錦湯さんへぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 01:11| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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