共謀罪が成立した。
僕は共謀罪に反対だ。
どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
気温も上昇し、日中は暑い。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
夕方以降、くしゃみを連発する。
なんのアレルギーか?
そして、両耳の不調が続く。
女優の野際陽子が亡くなった。81歳。
深く、深く、深く黙禱。
加計学園問題に関し、公にされた一連の文書の大半が存在した旨、文科省が認めた。
共謀罪が成立した日の、とってつけたように文書の存在が確認される。
安倍内閣の姑息卑劣さの象徴だ。
このような連中が推し進めた共謀罪など、とうてい信用することはできない。
共謀罪等々、安倍内閣、与党癒党が強引に押し進めた一連の政策は、いずれ必ず彼彼女らにも少なからぬ影響を与えてくるだろう。
自分自身が掘った穴に落ちたとき、彼彼女らは自分が何によって本当は護られていたのか気づくことができるだろうか。
国会が「無事」終われば、森友学園や加計学園問題もすぐに忘れ去られるだろう。
そして、都議会選(都民ファーストなど、新自由クラブ以来の浅薄なやり口だ)、消費税その他を経て、改憲が待っている。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
結局のところ、読解力、分析力、判断力、記憶力を一人一人が鍛えるしかない。
昨夜、YouTubeにアップされたフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮オランダ放送室内フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン指揮オランダ放送フィルが演奏したラフマニノフの交響曲第2番を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時50分頃寝床に就く。
9時半少し前に起きる。
10時半少し前に外出し、下京図書館へ。
堀江敏幸の『音の糸』<小学館>、黒川創の『岩場の上から』<新潮社>、中村文則の『教団X』<集英社>、相場英雄の『クランクイン』<双葉社>を返却し、予約しておいた許光俊の『クラシックの秘宝』<青弓社>、西村賢太の『一私小説書きの日乗 不屈の章』<角川書店>と『芝公園六角堂跡』<文藝春秋>、坂口恭平の『しみ』<毎日新聞出版>、権田萬治の『謎と恐怖の楽園で』<光文社>、山田洋次監督の『馬鹿が戦車でやって来る』<松竹 DVD>を新たに借りる。
帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』を書き進めたり、奈良岡聰智の『対華二十一ヵ条の要求とは何だったのか』<名古屋大学出版会>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされたトーマス・ツェートマイヤー指揮オランダ放送室内フィル他が演奏したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」、アルトゥール&ルーカス・ユッセンとマルクス・シュテンツ指揮オランダ放送フィルが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第7番「ロドロン」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『対華二十一ヵ条の要求とは何だったのか』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」&第9番<WARNER>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、アンドレアス・シュタイアーのチェンバロ・リサイタルのライヴ録音(2016年8月16日、ワルシャワ・コンサートホール)を聴く。
ヨハン・セバスティアン・バッハのパルティータ第4番ほかが演奏されていた。
続けて、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」&第5番「宗教改革」<SONY/BMG>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』について考えたり、『対華二十一ヵ条の要求とは何だったのか』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
さて突拍子もないようだが、この文章を書いているうちにいわば途中で出てきたライト・モチーフのように、心の底で徐々につぶやき出して段々大きくなってきた言葉をここに明るみへ出すことを許していただきたいと思う。
それは、馬鹿につける薬はない、という陳腐な言葉である。
馬鹿は結局馬鹿なことしかしでかさない。
迷惑するのは良識ある人々である。
ここに言う馬鹿が誰のことを指しているかは、諸君の判断にお任せして、私からは言わないことにしておく。
(林達夫『鶏を飼う』・1940年発表より)
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年06月15日
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