☆丸山交通公園ワンマンショー 第7回定期公演
出演:丸山交通公園
(2017年5月14日19時半開演/K’s office-京都二条の館-)
回を重ねて7回目となる、K’s office-京都二条の館-での丸山交通公園ワンマンショーだが、開演前日となっても予約が一人という大ピンチ。
が、そこは丸山君の芸の力か人徳の賜物か、蓋を開ければ結構な入りでまずは何よりである。
開口一番代わりの近況報告では、まもなく始まる笑の内閣のツレウヨまつりの長丁場の稽古、それも通しを行ったあとでのワンマンショーだとの言葉があったのだけれど、必死のぱっち、前半の『お客様は神様です』から丸山君はとばすとばす。
どうしてもワンマンショーのネタが思い浮かばない、こうなったら破れかぶれ。
といった具合の妄想全開、タナトス全開の展開で笑いを生んだあとは、そうだ「お客様は神様」だ、お客さんがアンケートに書いた次回以降やって欲しいというネタをやってみせればいい。
と、お客さんのアイデアをいただく形でネタを進めて行く。
もちろん、そこは故意の滑りあり誇張あり捻りあり、フリップ芸などルーティンのおかしさが十二分に発揮されていて、わかっていても笑ってしまう。
休憩を挟んだ後半は、その名もずばり『18禁』である。
前半は10歳から24歳は性欲だけの人生だったと宣う丸山交通公園の、それこそ「ヰタ・セクスアリス」。
性の目醒めから、高校時代の苦い思い出までを笑いをまぶして語る。
で、後半は別役実の『あーぶくたった にーたった』もびっくり、未だ生まれぬ子どもへ性(AV)の手ほどきが妄想される。
エロスとタナトス、性=生を語りながら、死の影がはっきりと見えるのも丸山君らしかった。
いずれも、笑いが多くて密度の濃い作品でした。
ああ、面白かった!!
2017年05月15日
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