2017年02月06日

HMVからCDが届いた(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。
 午前中、晴れ間が見えたりもしていたが。

 朝方は気温が高めだったが、その後はそれほど上昇せず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度のWパンチ。
 口内の血腫のあと(昨夜の夕飯時、えらいことになる)がうっとうしいし、目の疲れや両耳の不調も続く。
 やれやれ。


 アメリカに対する安倍首相の隷属外交(TPPの後始末も含む)、共謀罪その他、追及すべき問題が多々あるはずなのに、どうしたことかマスコミは小池都知事やら都議会やらの問題を細々と報じている。
 しかも、結果として小池新党が勢力伸長に貸すことになるのだから、二重の意味で度し難い。
 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 そして、気をつけておかなければならないのは、テロの発生だ。
 アメリカ、ヨーロッパ、そして日本で何が起きるかわからない。
(例えば、日本共産党あたりは21世紀の「大逆事件」に注意しておくべきだろう。誰かれ構わず党員にしてはならない状況だと思う。しかも、それが厳しい「査問」に行き着くのであれば思うつぼだ)


 昨夜、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<ARTE NOVA>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進め、2時40分過ぎに寝床に就く。


 7時少し前に目が醒める。
 醒めたときくしゃみを一つしたが、これは寒さによるものというより、どうも花粉症っぽいものだった。
 もう2月。
 そろそろ怖い季節がやって来る。

 結局、7時半に起きる。

 午前中、NHK・FMの『きらクラ!』や『クラシックの迷宮』の再放送、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたショパンの24の前奏曲の一部<ドイツ・グラモフォン>、ピアノのアンドレ・プレヴィン、ヴァイオリンのヴィクトリア・ムローヴァ、チェロのハインリヒ・シフが演奏したブラームスのピアノ3重奏曲第1番<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係や『鶴丸文造の修業時代』の改稿作業を進める。
 『鶴丸文造の修業時代』は、原稿用紙に換算して210枚分まで打ち込みが進んだ。


 午後、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<EMI>を聴く。

 13時台に、HMVのサイトで注文しておいたトーマス・ヘンゲルブロック指揮NDRエルプフィルが演奏したブラームスの交響曲第4番&第3番<SONY/BMG>、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲全集&序曲集<Warner>が届く。
 こつこつためたポンタのポイントで購入したものだが、クレンペラーのほうは10枚組のセットがセールで税込み1400円弱(1枚あたり140円程度)。
 減価償却の末の話とはいえ、なんとも申し訳ないかぎりである。

 で、まずはヘンゲルブロックのブラームスから。
 ハンブルクNDR交響楽団からの名称変更の理由ともなった新しい本拠地ハンブルク・エルプ・フィルで開場に先駆けてセッション録音された一枚だ。
 冒頭、おおっと思う仕掛けあり(詳しくは聴いてのお愉しみ。リカルド・シャイーの新全集で知ってはいたので驚愕することはなかったけど)。
 演奏自体はいわゆるピリオド・スタイルを援用しつつ、モダン楽器オーケストラの機能性も活かしたクリアでシャープな演奏となっていた。
 ただ、生のコンサートでは効果を発揮するはずのホールの残響の強さがCDではちょっと気になったことも確かである。

 続いて、クレンペラーが指揮したベートーヴェンの中から第1番&第6番「田園」をまず聴く。
 遅めのテンポではあるけれど、細部まで目配りが届いていて弛緩した感じは一切しない。
 ピリオド・スタイルとは対極的だが、ベートーヴェンの音楽の持つ「革新性」、というか異様さ、大きさが伝わってくる演奏だ。
 なお、「田園」のほうは、今から30年以上前に国内盤のCDを購入して愛聴していた録音で、冒頭部分から「ああ、これだこれだ」とかつての記憶が蘇ってきた。
 「田園」に限って、ピリオド・スタイルの早めのテンポにどこかしっくりとこないのは、このクレンペラーのゆったりと構えた演奏に慣れ親しんだせいが大きいのだと改めて思った。
 ついでに、その国内盤にカップリングされていた『プロメテウスの創造物』序曲と『エグモント』の音楽抜粋(ビルギット・ニルソンのソプラノ独唱)も聴く。
 いずれもゆっくりとしたテンポの立派な演奏である。


 仕事関係の作業を進める。


 浅田次郎の『天子蒙塵』第一巻<講談社>を読了する。
 話が面白く、文章も巧い。
 ああ、面白かった!
(って、これは『蒼穹の昴』から読んでおかなきゃあかんのですよ、本当は)

 浅田次郎好きの友だちのことをすぐに思い起こす。
 新しい生活に幸あれと想う。

 続けて、保坂和志の『地鳴き、小鳥みたいな』<同>を読み始める。


 まもなく外出して、錦湯さんへ。
 18回目となる「毎週月曜 錦湯劇場」なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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