☆毎週月曜 錦湯劇場 第14回
出演:月亭太遊さん、ターザンさん他
(2017年1月9日 20時開演/錦湯)
今年二回目の「毎週月曜 錦湯劇場」は、支配人月亭太遊さんに二週続けての占い芸人ターザンさんらの出演。
久しぶりの常連さんにリピーターさんと、おなじみのお客さんが集まってアットホームな雰囲気を醸し出す。
スタートのトークは、立川笑二さんや北山亭めんそーれさんとの沖縄公演をすませたばかりの太遊さんがこれぞ沖縄といった雰囲気と言葉遣いで登場し、早速大きな笑いを生み出す。
その後も、沖縄での仕事の経験があるターザンさんがとっておきのエピソードを披露するなど琉球トークが続いた。
で、盛り上がったところで、錦湯劇場ならではの特別な時間。
と、言っても今回はいつもの特別な時間(なんじゃそりゃ)ではなく、新しい特別な時間。
錦湯劇場ではなかなか接することのできない時間を過ごすことができた。
詳細をお知りになりたい方は、一度錦湯劇場へお越しくださいませ。
続いては、ターザンさんが舞台へ。
いつもならばフリップを使った占いネタをかけるところだけれど、昨夜は新ネタに挑戦した。
米原観音寺での限定住みます芸人の経験に加えこれまでの人生の体験も加味された、ネオ説話とでも呼ぶべき仏教を題材に扱ったネタで、短髪に刈りこんだ頭に作務衣姿のターザンさんが訥々と語りを続けると、笑いとともにちょっとばかり有り難さを感じてしまったのもおかしかった。
トリは、太遊さん。
沖縄で取り上げたネオラクゴの十八番『来て!観て!イミテイ村』を錦湯さんでも演じたが、そこは太遊さん、今までの東北風の語り口を即興で改変。
題して南国ver.の誕生である。
「かたしりほい」の部分や、南国ver.ならではのくすぐりなど大いに笑ったが、沖縄(らしき村)を舞台にすることで、一層この噺の持つメッセージが色濃く表れていたようにも思った。
この調子だと、日本各地にイミテイ村が出現することも夢ではない?
最後は、大喜利ではなくトーク。
再び沖縄の話題や、ターザンさんの真冬の夜の話に今年の占いなど、じっくりおしゃべりを愉しんだ。
と、今回も何が飛び出すかわからない錦湯劇場でした。
毎週月曜20時は錦湯さんへ皆さんもぜひ!
ああ、面白かった!!
2017年01月10日
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