2016年11月26日

妄想 2017年度ザ・シンフォニーホール・オーケストラコンサート(国内編)

☆妄想 2017年度ザ・シンフォニーホール・オーケストラコンサート(国内編)


 続いては、国内のオーケストラのコンサート。


*大阪フィル ザ・・シンフォニーホール定期演奏会

第1回「ドビュッシーとラヴェル」
 指揮:井上道義
 ドビュッシー:小組曲
 ドビュッシー:交響詩『海』
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
 ラヴェル:ボレロ

 ザ・シンフォニーホールで再開される大阪フィルの定期演奏会、その第1回目は井上道義が指揮するフランス音楽名曲選。
 まさしくドビュッシーとラヴェルのいいとこどり。


第2回「日本の夏 道義の夏」
 指揮:井上道義
 独奏:通崎睦美(木琴)
 独唱:藍川由美(ソプラノ)
 解説:片山杜秀
 伊福部昭:管弦楽のための日本組曲
 林光:木琴協奏曲「夏の雲走る」
 武満徹:3つの映画音楽から葬送の音楽(『黒い雨』より)
 古関裕而:長崎の鐘(管弦楽伴奏版)
 別宮貞雄:交響曲第4番「夏 1945年」

 ザ・シンフォニーホールでの大フィル定期第2回は「日本の夏 道義の夏」と題して、通崎睦美、藍川由美に片山杜秀を迎え、夏にちなんだ日本の作曲家の作品を特集する。
 NHKの『クラシックの迷宮』でも知られる片山氏の解説も愉しみである。


第3回「湯浅卓雄のエルガー」
 指揮:湯浅卓雄
 独唱:藤居知佳子(メゾ・ソプラノ)
 エルガー:行進曲『威風堂々』第1番
 エルガー:海の絵
 エルガー:交響曲第2番

 湯浅卓雄が指揮する、これぞエルガーと呼ぶべきプログラム。
 独唱の藤居知佳子も期待大だ。



*京都市交響楽団 大阪定期演奏会

第1回「最晩年のリヒャルト・シュトラウス」
 指揮:広上淳一
 独奏:小谷口直子(クラリネット)、中野陽一朗(ファゴット)
 独唱:松井亜希(ソプラノ)
 リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン
 リヒャルト・シュトラウス:クラリネットとファゴットのための2重協奏曲
 リヒャルト・シュトラウス:最後の4つの歌
 リヒャルト・シュトラウス:『ヨゼフ伝説』による交響的断章

 進境著しい京都市交響楽団が満を持して臨む大阪定期演奏会の第1回は、リヒャルト・シュトラウスの最晩年の作品を集めた。
 楽団員である小谷口直子と中野陽一朗のソロが聴きもの。
 そして、松井亜希の美声がプログラムに彩りを添える。


第2回「古典派の変ロ長調の交響曲」
 指揮・レクチャー:鈴木優人
 ヨハン・クリスティアン・バッハ:交響曲作品番号9−1
 モーツァルト:交響曲第33番
 ベートーヴェン:交響曲第4番

 京響大阪定期第2回目は、古楽器界の新進気鋭鈴木優人のレクチャーコンサート。
 変ロ長調の交響曲3曲を通じて、古典派の音楽の変化を親しみ易く解説していく。


*日本のオーケストラ・シリーズ

第1回 神奈川フィル
 指揮:川瀬賢太郎
 ハイドン:交響曲第90番
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 ブラームス:ピアノ4重奏曲第1番(シェーンベルク編曲)

 関西以外の日本のプロ・オーケストラを迎える日本のオーケストラ・シリーズ。
 栄えある第1回には、若手指揮者の代表格川瀬賢太郎が率いる神奈川フィルが登場し、ハイドン、ブラームス、シェーンベルク編曲によるブラームスと凝ったプログラムを聴かせる。
posted by figarok492na at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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