2016年11月26日

妄想 2017年度ザ・シンフォニーホール・オーケストラコンサート(海外編)

☆妄想 2017年度ザ・シンフォニーホール・オーケストラコンサート(海外編)


 ザ・シンフォニーホールといえば、関西のみならず日本を代表するコンサートホール。
 開館以来、数々の名演奏を届け続けてきた。
 ただ近年は、通俗過ぎるというか、兵庫県立芸術文化センターと比較して正直物足りないプログラムが並んでいる。
 もちろん、経済的事情等考えればそれもやむを得ないことなのだろう。
 と、言うことで、妄想だけならただ。
 当方がもし億万長者でザ・シンフォニーホールを買い取ったら、一体どんなオーケストラのコンサートを企画するか考えてみた。
 採算度外視、集客度外視、実際のスケジュール無視、そんなプログラム(一部バランスとりあり)をご照覧あれ。
 まずは、海外のオーケストラから。


*世界のオーケストラ・シリーズ

1:ムジカ・エテルナ Aプログラム
 指揮:テオドール・クルレンツィス他
 モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』抜粋
 モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』抜粋
 モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』抜粋

2:ムジカ・エテルナ Bプログラム
 指揮:テオドール・クルレンツィス
 独奏:パトリシア・コパチンスカヤ
 ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』から前奏曲「モスクワ河の夜明け」
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

 ギリシャ出身の鬼才テオドール・クルレンツィスと手兵ムジカ・エテルナは、彼彼女らが一躍脚光を浴びるきっかけとなったモーツァルトのダ・ポンテ三部作抜粋に、コパチンスカヤのチャイコフスキーと春の祭典というボリュームたっぷりのAB2プログラム。
 いずれも、聴き逃せない。


3:カンマーアカデミー・ポツダム
 指揮:アントネッロ・マナコルダ
 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
 シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」

 今年のラ・フォル・ジュルネびわ湖で清新な演奏を聴かせたドイツの室内オーケストラ、カンマーアカデミー・ポツダムは、シェフのマナコルダと共に再来日。
 CDでもおなじみメンデルスゾーンとシューベルトの交響曲の中から、「イタリア」と「ザ・グレート」の2曲をチョイスした。


4:ガリシア交響楽団
 指揮:ディーマ・スロボデニューク
 独奏:パブロ・フェランデス(チェロ)
 アリアーガ:歌劇『幸福な奴隷たち』序曲
 アリアーガ:交響曲ニ短調
 リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』

 youtubeの動画で優れた演奏を披歴しているのが、スペインのガリシア交響楽団。
 今回は一捻りしたお国物で、本領発揮を期待したい。
 俊英フェランデスのチェロ独奏も愉しみだ。


5:スタヴァンゲル交響楽団
 指揮:クリスティアン・バスケス
 独奏:田部京子
 スヴェンセン:祝祭ポロネーズ
 グリーグ:ピアノ協奏曲
 ベルリオーズ:幻想交響曲

 ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団は、エル・システマの申し子バスケスに引き連れられての登場。
 田部京子のグリーグに、バスケスお得意の幻想交響曲、いずれも興味津津である。


6:オランダ交響楽団
 指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド
 ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』序曲
 ベートーヴェン:交響曲第5番
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

 デ・フリエンドとオランダ交響楽団は、ピリオド・スタイルを駆使して王道中の王道、ベートーヴェンの第5番と田園に挑む。
 目から鱗、ならぬ耳から鱗のとびきりの体験をあなたに。
posted by figarok492na at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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