晴天からどんよりとしたお天気へ。
夕方には雨も降る。
気温は上昇し、あまり秋らしくない。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
今上天皇(明仁天皇)の生前退位の問題に関して、菅官房長官が生前退位を想定した法案を来年国会に提出する考えを示したという。
目先鼻先口先舌先の連中には、陛下の大御心を尊重する気は全くないようだ。
どうにもこうにも。
自民党の総裁任期が延長されるようだ。
3期9年を軸に無期限とする案に関しても議論するらしいが、いいかげんにしてくれよと口にしたくなる。
沖縄県高江のヘリバッド移設への抗議活動を行っている市民に対して、大阪府警から派遣されている機動隊員が「土人」という言葉を口にしたと報じられている。
機動隊員自身も度し難いが、彼にそのような発言を為さしめている存在に一層腹立たしさを感じる。
そして、言葉そのものを禁じても、根底にある意識、感情を変化させることがないかぎり、同じような出来事は今後も長く続くに違いあるまい。
いろいろと考えることあり。
昨夜、フォルテピアノのオルガ・トヴェルスカヤが弾いたメンデルスゾーンの無言歌集<Opus111>を聴いたりしながら作業を進め、2時過ぎに寝床に就く。
8時に起きる。
午前中、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのイタリア協奏曲他とモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、第10番、第12番、第13番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、第18番<いずれもSONY/BMG>、グールドとレオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』と『皇帝のいすぎる十二月』の作業を進めたりする。
午後、ジョン・マウチェリー指揮ベルリン放送交響楽団&ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏した『ハリウッドのシェーンベルク』<London>、イスラエル・イーノン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したラートハウスの交響曲第1番&バレエ音楽『最後のピエロ』<同>、ギル・シャハムとアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団が演奏したバーバー&コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲他<ドイツ・グラモフォン>、シャハムとジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
前川玲子の『亡命知識人たちのアメリカ』<世界思想社>を読了する。
ナチスの政権獲得によってドイツを追われアメリカに移り住んだ亡命知識人たち(ブレヒトやハンナ・アーレント、ブレヒト、マルクーゼら)について考察した一冊。
刺激を受けるところ、大なり。
夕方になって外出し、四条通の正美堂で来年用のダイアリーを購入する。
その後、夕飯用の買い物をすませる。
帰りがけ、雨が強くなった。
やれやれ。
帰宅後、シャハムとシノーポリによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ソプラノのラエル・アンドゥエサの来日コンサートのライヴ録音(2016年6月7日、王子ホール)を聴く。
テオルボとバロック・ギターの伴奏でバロック時代の声楽曲を歌っていたが、これはできれば生で聴いておきたかったな。
続けて、モザイク・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第41番&第39番&第38番、第42番&第37番&第40番<Astree>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、桐野夏生の『抱く女』<新潮社>を読み始めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年10月19日
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