2016年09月29日

午前中、図書館へ行った(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 しばしば雨も降る。
 夕方になって、ようやく止んだようだが。

 気温はあまり上昇せず。
 ただし、湿度が高い分、じめじめとしてあまり快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調が続く。


 安倍内閣が形を変えた共謀罪を推し進めようとしているらしい。
 きな臭く胡散臭い話である。


 東京オリンピックの費用が最大3兆円を超える旨、報じられている。
 森喜朗が何やら御託を並べているようだが、まずはこの人物を排除することが先決ではないのか。
 もちろん、この人物を盾にしてやりたい放題をやっている連中がいるということでもあるのだけれど。
 正直、小池都知事にはほとんど期待していない。
 十中八九、ガス抜きで終わるのではないか。


 一方、大阪府は2025年の万博関連の会場建設費として1300億円、運営費を700億円程度、経済効果を6兆円と試算しているそうだ。
 またぞろ再燃する大阪都構想といい、さすがは癒党だけある。


 目くらましの八百長猿芝居が横行している。
 騙されまい。


 昨夜、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したヒンデミットの交響曲『画家マティス』<EMI>、フォルテピアノのメルヴィン・タンが弾いたベートーヴェンのピアノ作品集<同>を聴いたりしながら仕事関係の作業を進め、1時半頃寝床に就く。
 寝床に就く際、枕元のステレオに後頭部をぶつける。
 朝起きて痛みが残っており、このまま悪い症状が出ないか心配だ。
 まだまだ死にたくない!


 7時半少し前に起きる。

 午前中、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第31番「パリ」&第34番、第32番&第35番「ハフナー」&第36番「リンツ」、第38番「プラハ」&第39番<いずれもPHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 吉田篤弘の『台所のラジオ』<角川春樹事務所>を読了する。
 ああ、面白かった!


 11時過ぎに外出し、下京図書館へ。
 サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団他が演奏したヒンデミットの管弦楽曲集とリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』&オーボエ協奏曲、『台所のラジオ』、本城雅人の『トリダシ』<文藝春秋>、辻村深月の『盲目的な恋と友情』<新潮社>、石田千の『家へ』<講談社>、彩瀬まるの『やがて海へ届く』<同>、川上弘美の『大きな鳥にさらわれないよう』<同>を返却し、原田マハの『モダン』<文藝春秋>、西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』<集英社>、笹沢信の『藤沢周平伝』<白水社>、中平まみの『天気の話は致しません』<未知谷>、畠山丑雄の『地の底の記憶』<河出書房新社>、アルテミス・カルテットが演奏したメンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第3番、第6番、第2番<ERATO>、ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたグリーグの抒情小曲集<EMI>を新たに借りる。


 午後、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲集とグリーグの抒情小曲集、アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<Virgin>を聴く。
 メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲は、第1ヴァイオリンにヴィネタ・サレイカが加わって初めての録音。
 緊密なアンサンブルはもちろんだが、より表現の劇性が増したように思った。
 ピリオド・スタイルの影響も感じられる速いテンポ、クリアでシャープな演奏で、メンデルスゾーンの作品の持つ躍動感がよく表されていて聴き応えがある。
 一方、グリーグの抒情小曲集は作曲家が愛用したピアノを使用しての録音。
 アンスネスの丹念な演奏と繊細な音色が、作品の持つ抒情性と旋律の美しさが巧みに再現されている。
 加えて、『小人の後進』では、メンデルスゾーンと共通するような躍動感が全面に表われていた。


 仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を少し読み返したり、『モダン』を読み始めたりする。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第13番<同>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ヤニク・ネゼ=セガン指揮ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートのライヴ録音(2016年6月26日、ヴァルトビューネ)を聴く。
 スメタナの交響詩『モルダウ』、ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリの独奏によるドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲第6番が演奏されていた。
 『モルダウ』、コンチェルト、シンフォニーとネゼ=セガンらしい前のめり感が強いエネルギッシュな演奏だった。
 これは、できれば生で聴きたかった。

 続けて、メンデルスゾーンの弦楽4重奏曲第2番、第3番、第6番を聴く。


 夕飯後、『いずくにか』を少し読み返す。


 『モダン』を読了する。
 ニューヨーク近代美術館(MoMA)で働く人々の姿を、そこに所蔵されている作品を絡めながら描いた連作集。
 ついつい読み進め、読み終えてしまった。
 ああ、面白かった!

 続けて、『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読み始める。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 批評家とは正確な数式を用いて正解を導き出す人。
 感想者(かんそうじゃ)とは数式はデタラメでも正解を当ててしまえる人。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック