2016年08月27日

秋の気配を感じた一日(CLACLA日記)

 晴天。
 どんよりとした感じはありつつも、いいお天気、いい青空の一日。
 台風は徐々に徐々に接近しているが。

 気温はだいぶん下がったか。
 朝夕は涼しく、秋の気配を強く感じる。
 このまま一気に涼しくなるということはなさそうだけれど。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 世の中には、物事の軽重のわからない人間が本当にたくさんいるものだと呆れる。
 目くらましの八百長猿芝居には騙されまい。


 昨夜、ウラディーミル・アシュケナージさん他が演奏したラフマニノフ・トランスクリプションズ<DECCA>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。

 が、昨日の夜紅茶を飲んでカフェインを摂取したせいもあってか6時頃には目が醒め、6時半には起きる。


 ようやくエアコンを入れなくてよくなった、と思っていたら、近所の取り壊し工事が本格化されて、朝8時半過ぎからギシャギシャガシャゴシャと銃撃戦のようにかまびすしい。
 なんと間の悪い工事か。
 施工主に天罰天誅よくだれ!
 と、いうより、アスベスト対策は万全なのか。
 なんともいいかげんなようだが。


 午前中、ラファウ・プレハッチが弾いたショパンのポロネーズ集<ドイツ・グラモフォン>、ラフマニノフ・トランスクリプションズ、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの6つのバガテル他<DECCA>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み直したりする。


 篠田節子の『ミストレス』<光文社>を読了し、直原冬明の『十二月八日の幻影』<同>を読み始める。


 午後、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームス(シェーンベルク編曲)のピアノ4重奏曲第1番<EMI>、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<同>、クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの序曲・前奏曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『十二月八日の幻影』を読み進めたりする。


 17時台に外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時半過ぎに帰宅する。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 森正指揮によるヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲第4番、クルト・ウェス指揮によるブラームスの交響曲第2番から第4楽章、尾高忠明指揮による吉松隆の『朱鷺によせる哀歌』、ガリ・ベルティーニ指揮によるチャイコフスキーの交響曲第5番から第3、第4楽章、中村紘子の独奏とハインツ・ヴァルベルク指揮によるショパンのピアノ協奏曲第2番から第2、第3楽章を聴く。
 ガリ・ベルティーニが指揮したチャイコフスキーの交響曲第5番といえば、1993年〜1994年のケルン滞在中にWDR交響楽団の特別コンサートで聴いたことがあった。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 冨田勲の特集が組まれていた。
 片山杜秀らしく、バラエティに富んだ選曲である。
 中でも、NHKのニュース解説と『みんなのせかい』のテーマ曲が懐かしかった。

 さらに、FMシアターの『タッグ』を聴く。
 偽悪的な老人を通して逆説的に反戦を描いた作品。
 劇団桟敷童子の東憲司の脚本で、『真田丸』にも出演のベテラン、近藤正臣と草笛光子が重要な役回りを果たす。
 ほかに、ト字たかお、矢野聖人、我妻美輪子、悪い芝居の呉城久美が出演。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を読み直したりする。


 『十二月八日の幻影』を読了する。
 ぐいぐい読ませる筆運び筋運びだった。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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