2016年07月14日

だてに倭多顕璽などと名乗っているわけではないのである(CLACLA日記)

 晴天。
 青空の一日となる。
 が、夜になって雨。
 あれあれ。

 気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
 暑い暑い暑い暑い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 特に、熱中症にはお気をつけのほど。


 身体、重たし。
 そろそろメンテナンスに行きたい。
 そして、両耳の不調が続く。


 明仁天皇(今上天皇)が生前退位の意向を示している件に関して、菅官房長官は皇室典範改正について考えていない旨、発言したという。
 今回の生前退位が天皇陛下の大御心より出でたものであるにせよ、逆に安倍内閣の政治利用であるにせよ、いずれにしても安倍晋三をはじめとした一党は不敬不忠の徒ではないか。
 まあ、だてに倭多顕璽などと名乗っているわけではないのである。
 などと、あえて記してみる。

 それにしても、豊下楢彦の『昭和天皇の戦後日本』<岩波書店>ではないが、重要な部分ではアメリカに諂いながら、愛国を気取る連中の醜さ見苦しさ。
 そういう態度こそが、近隣諸国に卑屈卑劣な「性根」を見透かされているのだ。

 朝日新聞の朝刊には、今回の生前退位の件に関する原武史の言葉が掲載されている。
>生前退位は年齢的な理由だけではなく、どうすれば憲法に見合った天皇制がつくれるかを模索した天皇の集大成のようなご決断ではないか。(中略)天皇が前例のないことを次々に行ってきたのは、権力が集中した明治以降の天皇家の残滓を消し去り、現代にふさわしい皇室のあり方を模索、実勢しようとした天皇のお考えの表れだろう(後略)<
 一方、その隣には、百地章(朝日新聞の慮りの表われ)の言葉も掲載されている。
>(前略)明治以降の伝統を尊重すれば譲位ではなく摂政をおくことが、陛下のお気持ちも大切にするし、今考えられる一番いい方法ではないか。国会と内閣に重い宿題が出されたことになると思う<


 イギリスで、テリーザ・メイが首相に就任した。
 外相にはジョンソン前ロンドン市長が起用されるとのこと。


 昨夜、24時40分頃寝床に就き、7時少し前に起きる。


 午前中、オリ・ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲集<DECCA>、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」&第8番、第6番「田園」&第2番、第1番<いずれもRCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を書き進めたりする。
 『痾紅毛日記』は、原稿用紙に換算して27枚分を超えた。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、第5番&第6番<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を書き進めたり、桐野夏生の『ハピネス』<光文社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ムストネンが弾いたベートーヴェンの変奏曲、舞曲、バガテル集<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、大切な連絡作業を行ったりする。


 途中夕飯をすませ、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マリオ・ヴァンツァゴ指揮ベルン交響楽団のコンサートのライヴ録音(2015年10月1日、ベルン・文化カジノ)を聴く。
 マルティの7つの塔から第1曲、ブラームスのドイツ・レクイエムが演奏されていた。

 続けて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるベートーヴェンの交響曲第3番&第8番、交響曲第6番を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ハピネス』を読み進めたりする。
 ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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