明仁天皇が皇太子に生前退位の意向を示していることが報道された。
豊下楢彦は、後述『昭和天皇の戦後日本』<岩波書店>の第V部第三章の「明仁天皇の立ち位置」で、安倍首相と対比させながら明仁天皇の姿勢を高く評価している。
いずれにしても、亡くなるまで在位せざるをえなかった昭和天皇と明仁天皇の違いについて考えざるをえない。
(宮内庁の幹部は、否定しているが。果たして、どのような展開をたどるのか)
どんよりとしたお天気の一日。
雨も降る。
じめじめむしむしとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
特に、熱中症にはお気をつけのほど。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
常設仲裁裁判所で、南シナ海における中国の権利を否定する判決が出された。
中国側は激しく反発しているが、今後どのように展開していくか。
提訴したフィリピンばかりでなく、アメリカなどの反応についても注視せねばならない。
(安倍内閣は、アメリカの意向に沿った対応を行うだろうが)
東京都知事選。
宇都宮健児が立候補を取りやめることを決めた。
これで野党側は、鳥越俊太郎で一本化ということになる。
いろいろと考えることあり。
昨夜、24時40分頃寝床に就き、7時に起きる。
午前中、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」&第8番、第6番「田園」&第2番<ともにRCA>、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番、第3番<ともにARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』を書き進めたりする。
『痾紅毛日記』は、原稿用紙に換算して24枚分を越えた。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のベートーヴェンの交響曲第3番&第8番、第6番&第2番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『昭和天皇の戦後日本』を読了する。
豊下楢彦は、占領期における昭和天皇の独自の活動、特に安保条約の成立との関係について研究を重ねてきたが、この『昭和天皇の戦後日本』は『昭和天皇実録』を参照することによってさらに実証を進めた、豊下氏の研究の総決算とでも呼ぶべき内容となっている。
また第V部では、第二次安倍内閣と安倍首相その人の政策や信条の問題点、矛盾点が厳しく批判されてもいた。
今読んでおいて、本当によかった。
続けて、桐野夏生の『ハピネス』<光文社>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ジンマン指揮のベートーヴェンの交響曲第6番を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、アイヴァー・ボルトン指揮バーゼル交響楽団のコンサートのライヴ録音(2016年3月23日、バーゼル・シュタットカジノ・コンサートホール)を聴く。
ミヨーのバレエ音楽『世界の創造』、ロナルド・ブラウティハムの独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番、ドメニコ・メルヒオーレの独奏によるミヨーの打楽器協奏曲、モーツァルトの交響曲第39番などが放送されていた。
続けて、ジンマン指揮によるベートーヴェンの交響曲第7番&第8番を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ハピネス』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年07月13日
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