雨降り。
どんよりとしたお天気の一日。
じめじめじめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調等々。
ストレスがたまりがちだ。
中国とロシアの艦艇が、尖閣諸島の接続水域に入ったという。
全くもって度し難い話だ。
ただし、どうしてこのタイミングなのかということも考えざるをえない。
あからさま、見え見え馬鹿丸出しのたぶらかし、目くらましの八百長猿芝居が連日横行している。
馬鹿につける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にならないよう、気をつけていかなければ。
作曲家で脳外科医師でもあった小森昭宏が亡くなった。85歳。
東京の生まれで、慶應医学部を卒業する傍ら、池内友次郎に作曲を学び作曲家としても活躍した。
作詞家の香山美子(女優とは別人)とコンビを組んだ『おべんとうばこのうた』等、童謡で知られたほか、『連想ゲーム』や『勇者ライディーン』といったテレビ番組のテーマ曲なども手掛けた。
また、NHKで『トットてれび』が放映中だが、黒柳徹子の出演作である『ブーフーウー』のテーマ曲や、彼女の著書を音楽化した音楽物語『窓ぎわのトットちゃん』を作曲するなど、黒柳さんと浅からぬ関係にあった。
(実は、小森さんの父親である小森宗太郎は新交響楽団=日本交響楽団=NHK交響楽団のティンパニ奏者で、黒柳さんの父親でヴァイオリニストの黒柳守綱と戦前戦中、同僚だったのだ)
深く、深く、深く、深く黙祷。
イギリスの劇作家、ピーター・シェーファーが亡くなった。90歳。
自らが脚本を書き、ミロス・フォアマン監督によって映画化された『アマデウス』で知られた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、24時半過ぎに寝床に就き、7時に起きる。
午前中、マリア・ジョアン・ピリスとエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したショパンのピアノ協奏曲第1番他<ドイツ・グラモフォン>、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーが弾いたハイドンのソナタ第35番〜第39番&第20番、第34番&第33番他<DHM>、シュタイアーとフライブルク・バロック・オーケストラが演奏した同じくハイドンのクラヴィーア協奏曲第11番<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『いずくにか』を書き進めたりする。
『いずくにか』は、原稿用紙に換算して60枚分を超えた。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」&第7番「ラズモフスキー第1番」<Virgin>、レイフ・オヴェ・アンスネスとアルテミス・カルテットが演奏したシューマン&ブラームスのピアノ5重奏曲<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、斎藤美奈子の『名作うしろ読みプレミアム』<中央公論新社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、クリスティアン・テツラフとデヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲&ロマンス第1番、第2番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ミケランジェロ弦楽4重奏団のコンサートのライヴ録音(2015年2月26日、王子ホール)を聴く。
ベートーヴェンの弦楽4重奏曲第3番の第1、第4楽章、第15番、第8番「ラズモフスキー第2番」が演奏されていた。
続けて、ピリスが弾いたショパンの夜想曲全集<ドイツ・グラモフォン>を聴く。
夕飯後、『いずくにか』について考える。
『名作うしろ読みプレミアム』を読了する。
古今東西の名作の末尾の一文を取り上げて、そこから作品全体について掘り下げたり、再考察したりしてみせるという、読売新聞夕刊連載の後半部分をまとめた一冊。
ああ、面白かった!
父と電話で長めに話をする。
焦らないこと。
一方で、自分は自分の為すべきことをきちんと進めていかなければと改めて痛感する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年06月09日
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