☆レイトショー寄席その三
監修・出演:月亭太遊さん
ゲスト出演:中瀬宏之
(2016年5月12日20時半開演/Variety Kyoto)
Variety Kyotoで開催される月亭太遊さん監修のレイトショー寄席も、昨夜で最終回を迎えた。
で、なんとその最終回は、当方、中瀬宏之がゲストとして出演し、錦湯さんでのネオラクゴ・フロンティア、並びにネオ落語・セントラルを振り返るという趣向。
この一年半の間、2回目を除けばほぼ皆勤、太遊さん以上に月曜夜の企画に通っている人間ということでの選択である。
と、いうことで、出演者自身がこういった記録を投稿するのは、それこそ「勝者の歴史」もいいところだけれど、そこはいつもの慣習ということでご容赦のほど。
まずは、多数のお客様にお越しいただきありがたいかぎり。
そのことに感謝しつつ、定時の前からゆるゆるとおしゃべりを始めた。
一応小屋入り前に、Variety Kyoto真向かいの柳湯さんでひと風呂浴びてさっぱりした太遊さんと簡単な打ち合わせは行ったものの、基本は即興ということで、良い意味での出たとこ勝負。
第一回目のゲストでもあるライターの神野龍一さんに作成していただいた、この間のネオラクゴ・フロンティア、ネオ落語・セントラルの資料(当方のブログを参考)を肴に、話を進めて行く。
はじめは、どうしてこのような企画を始めたのかといったことや、ネオラクゴの作り方、ネタおろし(降臨)の意味など、錦湯さんでの企画の大本を太遊さんに話してもらい、そこから一つ一つのネオラクゴの説明(ネオラクゴ体系というのかな、作品と作品のリンクについて。あと、太遊さんの実体験の反映であるとか。『地球溶接倶楽部』と『くぐつぐつ傀儡軒』は、より詳しい説明も)や、懐かしのエピソードなどへ。
もちろんそこは太遊さんだけに、ここぞというところで笑いを仕掛けることも忘れない。
こちらも刑事コロンボ(小池朝雄と石田太郎)の拙い物真似などを振ってもらったりしつつ、プロと素人の違いや、奈良のマンサルド、神戸の落語会とネオラクゴの企画の今後の展開へと話を繋げていった。
最後は、太遊さんが愛用のポメラとともに、『友は自らを家畜と知らずに』のリーディング(!!!)を行い、レイトショー寄席を〆た。
こうやって人前でトークをするのは、同志社大学での映画の上映会の司会以来だったが、太遊さんというトークの名手が相手、しかもお客様の暖かい反応もあって、約1時間半、無事乗り切ることができた。
皆様、本当にありがとうございました。
そして、毎週月曜20時のネオ落語・セントラルにぜひぜひお越しくださいませ!!
2016年05月13日
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