雨、どんよりとしたお天気から、少しずつ青空が見え始める。
それでも、まだだいぶんどんよりとしているが。
気温は上昇し、もわもわとした感じが強い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳(特に左耳)の調子が芳しからず。
加えて、気圧と湿度のWパンチ。
やれやれ。
驕る平家は久しからず。
というが、驕って平気の平左、とんと恥じない者を支える人間こそ一番の愚か者だ。
一番の愚か者にはなりたくない。
昨夜、24時半過ぎに眠る。
で、一度目醒めて、7時に起きる。
奇妙でおかしな夢を見た。
マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブルが演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」、第95番、第93番、第94番「驚愕」、第98番、第97番<naïve>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を少しだけ手直ししたり、『焦げ茶色のペンギン』という短文(原稿用紙5枚分弱)を書いたりする。
『焦げ茶色のペンギン』は、文章の訓練だ。
午後、ミンコフスキが指揮したハイドンの交響曲第99番、第100番「軍隊」、第101番「時計」、第102番、第103番「太鼓連打」、第104番「ロンドン」<同>、ファジル・サイが弾いた同じくハイドンのピアノ・ソナタ集<同>、ルネ・ヤーコプス指揮フライブルク・バロック・オーケストラ他が演奏した同じくハイドンの交響曲第91番&第92番「オックスフォード」他<ハルモニアムンディ・フランス>、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏した同じくハイドンの交響曲第88番「V字」〜第90番、第86番、第82番「熊」<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『渦岡鉄道束沢線御刀田駅』という短文(原稿3枚分弱)を書いたりする。
『渦岡鉄道束沢線御刀田駅』もまた、文章の訓練だ。
『焦げ茶色のペンギン』がエッセイ風フィクション(フェイク・エッセイ)のエチュードだとすれば、こちらのほうは地の文章、描写説明の文章のエチュードである。
途中、30分弱昼寝をする。
昼食後、眠気(気候の影響も含む)に勝てなかったのだ。
高村薫の『四人組がいた。』<文藝春秋>を読了する。
高村さん初のユーモア小説集だけれど、皮肉と諷刺の横溢に、ふとラブレーの「ガルガンチュワとパンタグリュエル(の物語)」のことを思い出してしまった。
ああ、面白かった!
で、渡辺一夫の評論選『狂気について』<岩波文庫>の拾い読みもした。
続けて、大岡玲の『たすけて、おとうさん』<平凡社>を読み始める。
これまたブッキッシュな作品で、面白そうだ。
そうそう、ブッキッシュといえば、昔筒井康隆が「ぶきっちょな作家と言われている」と言われて確かめてみたら、ブッキッシュが正解だったという話があったっけ。
筒井がぶきっちょな作家なわけあるかい。
まもなく外出して、錦湯さんへ。
25回目となるネオ落語・セントラルなり。
それじゃあ、行って来ます!
2016年04月04日
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