2016年03月19日

妄想ドラマ『京都探偵物語』

☆京都探偵物語(妄想ドラマ館)


 BK制作の特別企画ドラマ。
 2016年9月〜12月にかけて、6回放送された。
 脚本は中瀬宏之で、舞台は全て京都。ただし、ロケは滋賀や大阪、兵庫、奈良でも行われた。
 寺尾聡演じる探偵が様々な事件に向き合う、「ソフトボイルド」。


*レギュラー、準レギュラー

●探偵(寺尾聡)
 ドラマの主人公。あんたや、君など、きちんと名前を呼ばれることはないが、最終回で判明する。元検事。愛猫家で、事務所代わりの部屋に茶トラの猫を飼っている。基本的に暴力を嫌うものの、第三話の「四つ数えろ」では犯人を殴った。

●団玲子(戸田恵子)
 京都府警捜査一課所属の警部補。口は悪いが、実は情にもろいタイプ。馬鹿にしながらも、探偵の手腕を高く評価している。ワイン愛好家。
 名前は女優の団令子から。

●大館春彦(内倉憲二)
 京都府警捜査一課所属の刑事。団警部補とペアを組む。探偵から情報を聞き出そうとするも、いつもはぐらかされ、逆に重要な情報をもらしてしまう。愛称は「ぬけ春」。
 名前は作家の大藪春彦から。

●三条橋下小枝子(野川由美子)
 さんじょうはしのしたさえこ。探偵の住居兼事務所の家主。三条橋下家は旧子爵の由緒正しき家柄。パチンコ好きで、探偵に景品のチョコレートをいつも渡している。

●小清水俊二(小須田康人)
 京都府警捜査一課課長。団と大館の上司。
 名前は翻訳家、字幕翻訳家の清水俊二から。

●二田十四郎(大高洋夫)
 京都府警本部長。
 名前は映画評論家、翻訳家の双葉十三郎から。

●鴨川畑作(志賀廣太郎)
 京都市長。いつも着物を着ている。団や小枝子から「抜け作」と陰口を叩かれている。


*各話の概要

●第1話「丸太町の鷹」
 探偵は相棒の阿知波にある事件の調査を依頼するが、阿知波は尾行対象者とともに遺体で発見されて…
 ゲスト:謎の女(麻生祐未)、粕谷(石塚英彦)、海道(木下ほうか)、阿知波(橋本さとし)

●第2話「コリアンタウン」
 京都市土木開発局の森局長が変死体で見つかる。京都府警は森の死を自殺と断定するが、森の妻伊都美は探偵に調査を依頼する。どうやら森は、京都市外のオモニハラの開発を巡って殺害されたらしい。
 ゲスト:森伊都美(若村真由美)、森(井田國彦)、寿美(李麗仙)、黒須(平幹二朗)

●第3話「四つ数えろ」
 自衛隊の元陸将で現在は野党民権党の代議士須田から、探偵はある依頼を受ける。それは、須田の二人の娘に関することだった。
 ゲスト:須田琴音(大西礼芳)、須田彩音(吉岡里帆)、須田修一郎(綿引勝彦)、伊庭真弓(平岩紙)、桝谷剛次(本田博太郎)

●第4話「深泥が池の女」
 わかやぎ生活社長の大杉の依頼を受けて、探偵は失踪した大杉夫人を追って深泥が池へと向かう。そこで待っていたのは…。
 ゲスト:大杉達彦(大杉漣)、大杉美智代(木村佳乃)、四方香子(占部房子)、来栖恵介(山口祥行)、堀田昌子(角替和枝)

●第5話「死んでいた男」
 金子歩美は、突然老婆からあんたのお兄さんは死んでいると告げられる。兄は生きているというのに。
 ゲスト:金子歩美(水川あさみ)、金子肇(信國輝彦)、醍醐仙一郎(品川徹)、沓脱健吾(中原丈雄)、五十川梅乃(臼間香世)

●第6話「短いお別れ」(最終回)
 探偵の妻を名乗る女性が現われた。彼女は一体誰なのか?
 ゲスト:三沢多惠子(宮崎美子)、三沢かれん(松井玲奈)、後藤田泰子(西田尚美)、永井検事総長(三船史郎)、黒澤(頭師佳孝)
posted by figarok492na at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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