2016年02月02日

ネオ落語・セントラル 第16回

☆ネオ落語・セントラル 第16回

 出演:桂三幸さん、桂あおばさん、月亭太遊さん、センサールマン
(2016年2月1日20時開演/錦湯)


 あっと言う間に2016年も1月が終わり、今日から2月へ突入。
 その2月いっとう最初の日に、16回目となるネオ落語・セントラルが開催された。
 冬そのものの底冷えのする夜だったが、常連さんなどなかなかの入りとなり、まずは何よりである。

 はじめは、出演者全員が顔を揃えてのトークから。
 あおばさん、太遊さんが出演した丹後での落語会のあらまし(Facebookなどで写真があがっていて、その写真と同じく太遊さんは怪しげなサングラスを着用して登場)や、センサールマン・山崎仕事人さんの「転職」、そして三幸さんのR-1・3回戦進出など、近況で盛り上がる。

 で、今回はじゃんけんに勝った人が決めた順ではなく、新作ネタおろしのあおばさんから始まる。
 息子とちょっとファニーなおかんとのやり取りが肝となる作品で、ある「物」が薬味のように効果的に使われる。
 正真正銘のネタおろしということで、中盤から終盤にかけてきわどい部分もあったのだけれど、それがまた笑いに繋がっていた。
 この作品は、練り上がったあとで、ぜひもう一度接してみたい。
 そうそう、今夜もあおばさんは袴姿。
 よく似合っている。

 続いては、センサールマンが登場する。
 今夜は、勧善懲悪の時代劇ドラマの主人公をやってみたいという山崎仕事人さんの願いに応える形で、愛植男さんが悪役の悪代官を演じてみせるという趣向。
 植男さんの芸達者ぶりが十二分に発揮されたネタで、繰り出す繰り出す。
 そして、斬るに斬れない仕事人さんの堪えぶり。
 いつもの如く大いに笑った。

 太遊さんのネオラクゴのネタおろし(降臨)は、『OBゾンビ』というタイトル。
 ある大学の落語研究会を舞台にした作品で、太遊さんの落語、落語界、素人と玄人、演じる側と観聴きする側等々への強い想いが炸裂した作品に仕上がっていた。
 もちろんそこはネオラクゴ、タイトル通り、ホラー映画の流儀を巧く盛り込んで、しっかり笑いを生み出していたが。
 そして僕は、落語についてのみならず、演劇や映画、小説のあれこれについても考えざるをえなかったのだ。

 トリは、三幸さん。
 はじめにかけた新作は、警察署が舞台。
 ある刑事が宝くじに当たったのではないかと疑う上司は…。
 「邪推」の積み重ねが笑いとなる新作で、そのネタ、くすぐりもおかしい。
 続いて、R-1・3回戦のネタを披露。
 以前、錦湯さんで演じたネオはめ物を濃縮した内容で、ぱっと会場をわかした。

 最後は、太遊さんの仕切りで、他の出演者の面々が大喜利に挑んだ。
 作家の桜井さん(今夜はお休み)が考えた「スキー場で流れてきた変なアナウンスとは?」、や「アントニオ猪木のアゴには何が隠されている?」といったお題に応えるというものだが、さっさっという太遊さんの仕切りに合わせて、さくさくと解答を重ねていた。
 しばらくは、大喜利がネオ落語・セントラルの〆になりそうな感じである。

 と、今夜も実に盛りだくさんな内容でした。
 月曜夜20時は、皆さんもぜひ錦湯さんへ。
 落語なんて観たことも聴いたこともないという方も(こそ)大歓迎です。

 ああ、面白かった!
posted by figarok492na at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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