どんよりとした感じは強いものの、青空も見えるお天気。
気温は上昇した。
それでも、朝晩は冷え込むが。
皆さん、くれぐれもインフルエンザや風邪などにはお気をつけくださいね。
フランスの映画監督、ジャック・リヴェットが亡くなった。87歳。
いわゆる「ヌーヴェルヴァーグ」を代表する人物で、『美しき諍い女』などを発表した。
また映画批評でも知られ、『カイエ・デュ・シネマ』誌の編集長も務めた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
北朝鮮がミサイルをどうこうしているにも関わらず、関西電力の高浜原子力発電所3号機が「無事」再稼働した。
金をもらって辞めたのに、偉そにしてるのはなんでだろう。
なんでだろう。
ミサイルが飛んできそうなのに、原発再稼働するのはなんでだろう。
なんでだろう。
なんでだろう、なんでだろう、なぜだなんでだろう。
友よ、答えは風に舞っている。
風に吹かれて舞っている。
昨夜、NHKラジオ第1の関西発ラジオ深夜便の1時台「上方落語を楽しむ」で、月亭方正さんの『手水廻し』と桂文鹿の『唎き酒』を、youtubeでヘスス・ロペス=コボス指揮ガリシア交響楽団が演奏したアリアーガの交響曲をそれぞれ聴いたり、アリシア・デ・ラローチャが弾いたグラナドスのスペイン舞曲集&詩的なワルツ<RCA>を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
体調もあって、昼寝坊を決め込む。
午後、ABCラジオで『上方落語をきく会(65周年記念)』の実況中継で、桂佐ん吉の『おごろもち盗人』、桂吉弥の『ホース演芸場』(昭和40年代の演芸場を舞台とした新作)、笑福亭鶴光の『善悪双葉の松』、桂文華の『近日息子』、笑福亭三喬の『崇徳院』を聴く。
続けて、テオ・ゲオルギューとカルミナ・カルテットが演奏したドヴォルザークのピアノ5重奏曲第2番&弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」<SONY/BMG>を聴く。
その後、再びABCラジオに戻り、若手落語家の紹介コーナーから、桂ぽんぽ娘さん(いつもの如くとばしていた)と桂あおばさんの部分を聴く。
そうか、あおばさんはやっぱり『ハンカチ』を選んだんだ。
そして、あおばさんの師匠への愛情が改めてよくわかった。
仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』について考えたりする。
山崎一穎の『森鷗外 国家と作家の狭間で』<新日本出版社>を読了する。
森鷗外という人の置かれたアンビヴァレントな状況を改めて確認することができた。
また、『高瀬舟』執筆の背景に、弟篤次郎(喉の病で切開するも死去)、並びに生まれたばかりの次男不律(百日咳)の死と、百日咳に感染した茉莉を安楽死させようとしたことがあったことを知ることができた。
これまで、鷗外と医師としての体験が作品に活かされているとは思っていたのだが、日露戦争での体験が一番大きいものと考えていたのだ。
続けて、小山内美江子の『我が人生、筋書き無し』<かまくら春秋社>を読み始める。
『3年B組金八先生』など、脚本家として知られた著者が自らの来し方を振り返った一冊。
神奈川新聞の連載記事をまとめたもので、「筋書き無し」という書名通り、若干脈絡がない感じもするが、やはり面白い。
あおばさんを聴き終えて外出し、京都芸術センターで用件を片付ける。
で、夕飯用の買い物をすませて、19時過ぎに帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』で、ドミトリー・キタエンコ指揮NHK交響楽団が演奏したムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』とショスタコーヴィチの交響曲第5番のライヴ録音を聴く。
キタエンコのショスタコーヴィチは、20年以上前のケルン滞在中にケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の定期で第1番を、京都市交響楽団の定期で第7番をそれぞれ生で聴いたことがある。
いわゆるソビエト・ロシア型のぐいぐいパワーで押し付ける演奏ではなく、バランスのとれた音楽づくりという印象が強い。
そういえば、ヴィオラ奏者の瀬尾麗さんのご厚意でギュルツェニヒ管のリハーサルを見学させていただいたのだが、第2楽章の細部(ピアノパート)があわず、何度も繰り返していたことを覚えている。
(キタエンコはギュルツェニヒ管と、ショスタコーヴィチの交響曲全集をはじめ数多くのCDをリリースしている)
気になってちょっと調べたら、なんと2015年からギュルツェニヒ管のシェフはフランソワ・グザヴィエ・ロトなのか。
来日しないかなあ。
続けて、FMシアターの『あいちゃんは幻』を聴く。
ミナモザの瀬戸山美咲さんの脚本で、現在の「風俗」を織り込みつつ二人の若い女性の心の動きを巧みに描いた作品。
瀬戸山さんの本だし聴いてみようかなと思って聴き始めて、ついつい最後まで聴き込んでしまった。
終盤の展開には、僕自身強く心を動かされた。
二人の若い女性(=あいちゃん)を演じた安藤サクラ、成海璃子、特に安藤サクラが柄に合って公演だった。
ああ、面白かった!
(以前瀬戸山さんのことを、小説でいえば桐野夏生的と記したことがあるが、その向日性はもしかしたら山崎豊子的かもしれない)
さらに、『クラシックの迷宮』を聴く。
NHKのアーカイブスから小倉朗の歌劇『寝太』(森正指揮東京フィル他の演奏。1960年の「歌劇の夕べ」のライヴ録音)が放送されていた。
木下順二の『三年寝太郎』を、北小路功光(柳原白蓮の子息)が台本化したものである。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『御神酒徳利』を書き進めたり、『我が人生、筋書き無し』を読み進めたりする。
『御神酒徳利』は、原稿用紙33枚分を超えた。
今日は、神戸屋のアーモンドショコラペストリーを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2016年01月30日
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