2016年01月02日

朝から「おむずかり」(CLACLA日記)

 正月二日目。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中は気温も下がらず、穏やかな感じだった。
 朝晩は冷え込むが。
 皆さん、くれぐれも風邪など召しませんように。


 年が変わっても、目くらましの八百長猿芝居が横行している。
 こんな見え見えなやり口には、騙されたくはないものだ。


 昨夜、NPO Radio4音源でグリゴリー・ソコロフが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第9番、第10番、第15番「田園」のライヴ録音(2003年2月16日、アムステルダム・コンセルトヘボウ)を聴いたりしながら、4時近くまで諸作業を進める。


 正月二日目というのに、朝早くから真向かいのマンションの住人(こちらと同じ世代の男性)が騒音を立てている。
 はな無粋無遠慮な人物ということはわかっていたが(ベランダで仕事関係の話を電話でしていたりするのだけれど、また仕事の出来なさがその話から伝わってくる)、いくらなんでも周囲のあれこれを考えれば静かな正月の朝早くにこんな騒音を立てるとは思ってもいなかった。
 馬鹿につける薬はない。
 天罰天誅よくだれ!


 いりいりいらいらとして、結局朝寝坊を断念し起きる。


 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番<PHILIPS>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>、ヤープ・テル・リンデン指揮モーツァルト・アカデミー・アムステルダムが演奏したモーツァルトの交響曲第28番<BRILLIANT>、クリストファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが演奏した同じくモーツァルトのセレナード第9番「ポストホルン」他<オワゾリール>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトの序曲集<naïve>を聴いたりしながら、諸作業を進める。


 川本三郎の『いまむかし東京町歩き』<毎日新聞社>を読了する。
 今は失われた東京の建造物、懐かしい風景に関して、それについて触れた文学作品や映画も交えながら綴った毎日新聞連載記事を一冊にまとめたもの。
 ああ、面白かった!

 続けて、中山千夏の『芸能人の帽子』<講談社>を読み始める。
 「アナログTV時代のタレントの芸能記事」と副題にある『芸能人の帽子』は、かつて一世を風靡した著者が、彼女について書かれた芸能記事を評しつつ、自らの来し方を記した一冊。
 面白し面白し。


 17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 諸々重なって、今日は遠出はしなかった。


 帰宅後、NHK・FMの『まろのSP日記』を途中から聴く。
 「まろ」の愛称で知られるNHK交響楽団のコンサートマスター篠崎史紀がSPレコードを紹介する特別番組の第14集。
 今回はシューベルトの特集で、レオ・ブレッヒ指揮ロンドン交響楽団が演奏した交響曲第8番「ザ・グレート」の終楽章など、実に興味深い録音が放送されていた。


 夕飯後、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第82番「熊」〜第84番、第85番〜第87番<SONY>を聴いたりしながら、今後の創作活動について考えたり、『芸能人の帽子』を読み進めたりする。


 今日は、ローソンのモンブランケーキを食す。
 壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 モンブランケーキ風のカップ入りの洋菓子で、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 鈍感に胡坐をかいている人間は大嫌いだ。


 今日は、朝から夕方にかけてずっと「おむずかり」だった。
 もっと緩やかな気持ちで新年を過ごしたい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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