☆ふつうユニットの未来会議〜みんなで未来を妄想しよう!〜withネオラクゴ
出演:月亭太遊さん
(2015年12月4日20時スタート/喫茶フィガロ)
廣瀬信輔君主宰の、ふつうユニットの未来会議withネオラクゴだが、今夜のお題は「画ジェット」(道具)。
まず、ドローンに自分の荷物を繋げて一緒に移動する(道具)という廣瀬君の提案を肴に、廣瀬君と太遊さんがいろいろと話を拡げたところで、太遊さんがネオラクゴの新作『言葉言語郎(ことのはげんごろう)』を演じた。
「はじめに言葉ありき」
というヨハネ福音書の一節から、話は始まる。
で、会話によるコミュニケーションをスムースに行うための道具の実験へと、話は進んでいく。
言葉を扱う作業を続けているからこそ、ここのところ言葉の限界について考えている人間にとって、ぐっと刺さるもののある内容だった。
そして、上っ面な言葉をいくら重ねても内実が伴わなければ一緒だということも改めて強く感じた。
もちろん、登場人物の造形など、笑いの仕掛けもしっかりあったのだけれど。
その後、ガジェットに関する会議が続いたが、未来のガジェットは、コンパクトであること、(それぞれの道具を開発することで)「退化(後退)」しないことが大切であるという結論に達した。
また、指の動きと対応した道具の開発、進化の重要性についても触れられていた。
最後に、遅れて来たお客さんのために、太遊さんが古典落語の『拾得』をテンポよく演じて、会を〆た。
来週のふつうユニットの未来会議withネオラクゴは、いつもの通り木曜日の20時からスタート。
皆さん、フィガロにぜひ!
2015年12月05日
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