2015年11月20日

シギスヴァルト・クイケンが指揮したハイドンの交響曲第103番&第104番

☆ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」&第104番「ロンドン」

 指揮:シギスヴァルト・クイケン
管弦楽:ラ・プティット・バンド
 録音:1995年1月16〜20日、ドープスヘジンデ教会、オランダ
    デジタル・セッション
<DHM>05472-77362-2


 シギスヴァルト・クイケンが手兵のピリオド楽器オーケストラ、ラ・プティット・バンドと進めてきた、ハイドンのロンドン(ザロモン)・セットの掉尾を飾る一枚。
 ロンドン・セット(第93番〜第104番)といえば、ハイドンの交響曲の集大成と呼ぶべき作品だけれど、細部までみっちりじっくり詰め切った同じカップリングのニコラウス・アーノンクール指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のCD<TELDEC>と比較して、クイケンとラ・プティット・バンドのほうは、よりアンサンブルの自主性を尊重した演奏と評することができるのではないか。
 で、ソノリティの高い演奏者たちが生み出すインティメートな雰囲気に満ちたアンサンブルによって、実に快活で歯切れと見通しの良い音楽が再現されており、何度聴いても全く聴き飽きない。
 録音も非常にクリアで、そうした演奏にとてもぴったりだと思う。
 ハイドンの交響曲を心底愉しみたいという方には大いにお薦めの一枚だ。
 中古とはいえ、これが税込み324円というのは本当に申し訳ないくらい。
posted by figarok492na at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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