2015年10月21日

グレン・グールドが弾いたバッハのイタリア協奏曲とパルティータ第1番、第2番

☆ヨハン・セバスティアン・バッハ:イタリア協奏曲他

 独奏:グレン・グールド
 録音:1959年、アナログ・ステレオ/セッション
<SONY/BMG>88697147592


 量より質というけれど、なんでもかんでも容量いっぱいに詰め込めばいいってもんじゃない。
 グレン・グールドにとって初期の録音となる、バッハのイタリア協奏曲とパルティータ第1番、第2番を収めたこのアルバムなど、その最たるものではないか。
 と、言うのも、僅か40分とちょっとの収録時間にも関わらず、70分、80分と詰め込んだ他のアルバムにひけをとらない密度の濃さなのだから。
 ときに流麗に、ときにじっくりと弾き分けながら、グールドは楽曲の構造性格を明確に描き表していく。
 それでいて、というか、そうであるからこそ、グールドという音楽家の個性魅力が全篇横溢していることも言うまでもない。
 何度聴いても聴き飽きない、音楽を聴く愉しみに満ちた一枚だ。
 音質もクリアである。
posted by figarok492na at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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