2015年10月21日

ふつうユニットの未来会議withネオラクゴ(in Rabbit Robot)

☆ふつうユニットの未来会議withネオラクゴ

 出演:月亭太遊さん
(2015年10月20日20時スタート/Rabbit Robot)


 月亭太遊さんを迎えた、廣瀬信輔君主宰のふつうユニットによる未来会議withネオラクゴの今回のテーマは、「エンタメ」。
 未来のエンタメの姿について妄想しようという魂胆だ。

 で、廣瀬君の概要説明に続いて、太遊さんがネオラクゴ新作の『その、資格』を演じる。
 ネオラクゴ・フロンティアsection27(2015年4月13日)で初演された『アート意固地(いっこじ)センター』の後日譚で、お題のエンタメも絡めつつ、アートとはなんぞや、芸能とは、藝とはなんぞやという問いかけを秘めた意欲的な内容。
 だけではなく、観る側の想像力を試すという意味でもネオ度の高い作品に仕上がっていた。
 ネオラクゴ初となるネオはめ物も効果的だった。

 少し間を置いて、未来会議に突入。
 まずは、「47都道府県全部にAKBグループを」というお客さんのアイデアからスタートする。
 ほぼ毎週AKB48のオールナイトニッポンを聴いたり、親しくしている人からちょこちょこと聴いたりしている割に、AKBグループ自体あんまり知らないできたが、なるほどそういう形態になっているんだ、とそこらあたりに詳しい常連さんのお話に感心した。
 ほかに、地下アイドルの話などから、ではどうすればそれが実現するかという風に会議は進んで、全国全県に(新たに)大学を設立しようというアイデアなども出される。

 続くお題は、1億総活躍ではなく、60億総エンターテイナー化作戦。
 これには、1人につき1ジャンルのエンタメ(芸)という、ジャンルの細分化がアイデアとして出された。
 実際にどうなるかは別として、ジャンルの細分化ということに関しては、さらに掘って話しを進めても面白いのではと思ったりする。

 最後は、触覚芸術、触覚アトラクションについて。
 触れてもいないのに、機械的操作によってあたかも触れたかのように感じられる状況が生み出されたらといった内容のお話で、義手や義足の技術開発の応用などがそのアイデアとして語られた。

 と、今回も興味津津の議題が盛りだくさんで面白かった。
 というか、2時間でも時間不足の感を覚えたりもした。

 Rabbit Robotでの開催は、次週で最終回。
 「仕事」という直球勝負のお題ということもあり、ご興味ご関心がおありの方はぜひ!!
posted by figarok492na at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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