2015年07月14日

ネオラクゴ・フロンティアsection39(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection39

 ゲスト:桂あおばさん、作道雄君
(2015年7月13日20時開演/錦湯)


 おなじみ月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection39はサンキュー回を記念して(?)、この度製作されるyoutubeドラマ『フェイク・ショウ』の相棒桂あおばさんがゲスト出演。
 ご新規さんに落語ファンと思しき年配の方々、そして常連の面々と今回もバラエティに富んだお客さんでけっこうな入りだったが、そこは冷房導入で涼しく会を愉しむことができた。

 まずは開口一番、太遊さんとあおばさんのおしゃべりから。
 太遊さんの伊根町での活動やあおばさんと師匠のざこばさんのエピソードで盛り上がる。

 で、なんとあおばさんは古典の大ネタ『景清』に挑んだ。
 盲いてしまった京都でも指折りの目貫師定次郎は、柳谷観音への願掛けに失敗するが、面倒見のよい甚兵衛さんの強い勧めで今度は清水観音への願掛けを始める。
 実は、清水観音には悪七兵衛藤原景清が自らの両目をくり抜いて奉納したとの言い伝えがあったのである。
 こうして100日の願掛けを続けた定次郎だったが…。
 という、おかかなしさにあふれた展開だ。
 今のあおばさんには相当荷の重い噺なのだけれど、ラストのトークで語っていたように、どうしても定次郎を演じてみたいというあおばさんの強い想いはしっかり伝わってきた。
 例えば、定次郎が歌う歌がなんとなく今の流行りの歌に聴こえてしまうあたりも含めて、あえてあおばさん自身がもっと前面に出てくるような演じ方、崩し方をしてしまってもいいのではないかと思った。
 ぜひとも長いスパンであおばさんの『景清』に接していきたい。

 そして、太遊さんの新作は『きいろいおやま〜バカでも達者が溶岩す〜』。
 46歳(わしと同い年や)になっても夜伽の話を求める痛いお嬢様と、がんすがんすの語尾でおバカな言葉を繰り返す従者の滑稽なお話、と思いきや、そこは太遊さんである。
 駄洒落や過去の作品とのリンクを巧く仕掛けながらも、今回もまたきわきわの線をしっかりついてきた。
 カルティベイトなどでの再演がとても愉しみである。

 最後は、作道雄君が登場し、『フェイク・ショウ』の設定や見どころ、そしてクラウド・ファンディングなどについて、太遊さんやあおばさんと軽快なトークを繰り広げた。
 着々と参加者を増やしているクラウド・ファンディングだが、さらに多くの皆さんにご支援ご協力いただければとのこと。
 詳しくは、こちらをご参照のほど。

 と、今夜も盛りだくさんなネオラクゴ・フロンティアだった。
 まだお越しではない皆さんも、来週はぜひ!!
posted by figarok492na at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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