青空は見えつつも、どんよりとした感じが強いお天気。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
蒸し暑い蒸し暑い蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
安倍首相と会談した橋下徹大阪市長が、安保法制がらみの発言を行っている。
案の定というか、なんというか。
いろいろと考えることあり。
馬鹿につける薬はない!
作家の高橋治が亡くなった。86歳。
千葉県の出身で、東京大学卒業後、松竹大船に助監督として入社し、小津安二郎監督の『東京物語』で助監督を務めた。
以後、堀内真直監督に師事し、『彼女だけが知っている』で監督デビューを果たす。
同期の篠田正浩らとともに松竹ヌーヴェルバーグの一角を占めたが、その後作家に転じ、『秘伝』で直木賞を受賞した。
『風の盆恋歌』や、モデルが問題となった柴田錬三郎賞受賞作『名もなき道を』、並びに『別れてのちの恋歌』など作品も少なくない。
深く、深く、深く黙祷。
昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
ラジオ深夜便の1時台、奥田佳道の解説による『クラシックの遺伝子』は、プッチーニの特集だった。
朝早くから、近所の建築工事がうるさい。
うっとうしいったらありゃしない。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、バリトンのロベルト・スカルトリーティとクリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリクが演奏した『アマデウス&ウィーン』<オワゾリール>、バリトンのトーマス・ハンプソンとニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したアリア集<Warner>、オーボエのポール・グッドウィンとテルツェットが演奏したモーツァルトのオーボエ4重奏曲他<ハルモニアムンディ・フランス>、ホルンのアブ・コスターとラルキブデッリが演奏したモーツァルトのホルン5重奏曲&音楽の冗談他<SONY>、フォルテピアノのマルコム・ビルソンとジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第25番&第26番「戴冠式」<ARCHIV>を聴く。
『アマデウス&ウィーン』は、モーツァルトや彼と同時代にウィーンで活躍したハイドン、マルティン・イ・ソレル、チマローザ、サリエリ、ガッツァニーガ、サルティ(モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』第2幕で引用された曲)のオペラ・アリアを収めた一枚。
一方、ハンプソンとアーノンクールのアリア集も、モーツァルトにハイドン、ベートーヴェン、シューベルトとウィーンを代表する作曲家のアリアを集めたアルバムで、『フィガロの結婚』第3幕の伯爵のアリア(1789年再演版。現行版に比してアクロバティック)など、『アマデウス&ウィーン』と曲目がけっこう重なっている。
こちらも興味深いカップリングだけれど、もとを辿れば、バリトンのディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがラインハルト・ペータース指揮ウィーン・ハイドン管弦楽団の伴奏で歌ったハイドンとモーツァルトのアリア集<DECCA/1969年10月録音>に行き着くのではないか。
ここでも、1789年版の伯爵のアリアが歌われているし。
(そうそう、この1789年版の伯爵のアリアに関しては、『レコード芸術』の『アマデウス&ウィーン』に対する月評で、高崎保男がルセの指示によるといった記述をしていたはずだ。国内盤の解説書に1789年版に関する指摘がなかったのか、それとも高崎さんが目を通していなかったのか、いずれにしてもお粗末な話だと思う。そして、その責任は編集部にあるとも思う)
グッドウィンとテルツェットのCDも、モーツァルトのほか、マッソノー、カール・シュターミッツ、クロンマーと同時代の作曲家の同種の作品を集めたものである。
なお、アブ・コスターとラルキブデッリ、ビルソンとガーディナーのモーツァルトも含めて、全てピリオド楽器による演奏だ。
仕事関係の作業を進めたり、『水の上にて歌う』を書き進めたり、勝山海百合の『狂書伝』<新潮社>を読み進めたりする。
18時半過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。
その後、錦湯さんへ移動し、月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアsection35を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後、打ち上げに参加し、帰宅が1時40分を過ぎる。
以上、6月15日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年06月16日
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