2015年04月28日

ネオラクゴ・フロンティアsection29(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

☆ネオラクゴ・フロンティアsection29(月亭太遊さんのネオラクゴ企画)

 ゲスト:笑福亭笑利さん
(2015年4月27日20時過ぎ開演/錦湯)


 月亭太遊さんのネオラクゴ企画、ネオラクゴ・フロンティアは、いつもと違って変則的なスタート。
 と、言うのも坂田淳さんの東京月桃三味線ライブが19時から1時間と少し開催されていたからだ。
(ちなみに、河原町界隈や三条京阪辺りの路上で見事な三味線を披露しているのが坂田さんである。坂田さんは、錦湯さんによく来られているとのこと)

 で、ライブからの流れのお客さんも多数おられるということで、ゲストの笑利さん、太遊さんともに古典を演じる。
 まずは、開口一番のおしゃべり抜きに笑利さんが登場し、自己紹介とネオラクゴ・フロンティア紹介のマクラののち本題の『時うどん』に入る。
 もはや説明するまでもないおなじみの噺だけれど、笑利さんの『時うどん』は一味、ばかりか二味三味違う。
 映画『柳生一族の陰謀』のラストで三代将軍徳川家光の首を我が子十兵衛に落とされた萬屋錦ちゃん演じる柳生但馬守とたとえるとちょっとずれてるかな、単なるアホではなく、前回登場時(2月9日のsection18)のカレー屋への弟子入り志願する若者をグレードアップさせたかのような、まさしくmad、いっちゃってる感じが全面に押し出されていて、その狂気の様がどうにもおかしかった。

 続く、太遊さんは、これまたおなじみ『犬の目』をかける。
 ネオラクゴ・フロンティアでは、section24(3月23日)以来の二回目だが、今回も笑いのツボをしっかりと押さえた話しぶりだった。

 と、ここで短いお休み。
 おしゃべりのほか、5月10日の笑利さんと太遊さんの勉強会(出町柳駅近くのカフェ「かぜのね」で、15時開場、15時半開演。料金は1000円だが、こちらはガン患者のための寄付にあてるとのこと。こちらも愉しみだ)の案内があってから、いつもの「ネオ」の世界へ。

 漫才との企画(その際は、マイクの前に立って、ただし着物で演じるそう)で笑利さんが勝負するネタの『金玉』!でごぐっと盛り上げたのち、太遊さんが新作『出間流散太夫(でまながしさんだゆう)』を演じる。
 怪しげな雑誌の記者がインタビューするのは、巷に氾濫するデマの造り手を自任する「出間流散太夫」なる人物で…。
 といった展開からもわかるように、太遊さんの伝えたいこと、意図がストレートに示された内容だった。
 もちろん、笑わせどころや常連さんへの目配せも充分で、ネオラクゴらしい作品に仕上がっていた。
 ああ、面白かった!

 なお、来週のネオラクゴ・フロンティアはお休みですので、その点くれぐれもご注意くださいませ。
 そして、今週水曜日20時半からは、ライト商會2Fでネオラクゴ・カルティベイトC『濁・フィルトレイション』が開催される予定です。
 こちらのほうも、皆さんぜひ!
posted by figarok492na at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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