2015年04月18日

大切な予定をすませた 愛川欽也が亡くなった(深夜のCLACLA)

 深夜、明け方から朝にかけて雨が降るも、日中は晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温は少し下がったか。
 それでも、時折くしゃみの連発が起きるなど花粉症は出ていたが。
 やれやれ。


 キンキンの愛称で知られた、俳優、タレントの愛川欽也が亡くなった。80歳。
 東京の生まれで埼玉で育ち、俳優座養成所で学んだのち、劇団三期会に所属する。
 はじめ、洋画や海外ドラマ、アニメの吹き替え、声優として知られ、その後、ラジオのパーソナリティーとして脚光を浴び、『11PM』の司会に抜擢されてからはテレビのバラエティ番組の司会としても活躍するようになった。
 劇団を結成したり、小劇場を建設したり、自主映画を製作したりするなど、自らの主導による企画の立ち上げや運営も活発に行った。
 また、戦時中の自らの体験もあって、反戦平和、反権力的姿勢の持ち主でもあった。
 昭和九年会の結成メンバー。
 夫人は、『シャボン玉こんにちは』で共演したうつみ宮土理。
 週刊誌などで、その容態が取り沙汰される中での死であった。

 愛川さんといえば、映画では『トラック野郎』シリーズの「やもめのジョナサン」役ということになるのだろうが、石井輝男監督による『キンキンのルンペン大将』や、若き日のタモリと共演した瀬川昌治監督の『喜劇役者たち 九八とゲイブル』も思い出す。
(ただし、名作傑作とは言わないし、言えない)
 テレビドラマでは、東京メグレ警視シリーズや土曜ワイド劇場の西村京太郎トラベルミステリーの亀井刑事、同じく土曜ワイド劇場の黒沢年雄と組んだシリーズか。
 バラエティ番組では『人生ゲーム ハイ&ロー』や『なるほど!ザ・ワールド』の司会、吹き替えではジャック・レモン、声優としては『いなかっぺ大将』のニャンコ先生。
 そうそう、子供の頃に観た、男爵いもの生みの親川田龍吉男爵を演じた『いもと男爵と蒸気自動車』というNHKのドラマのことを僕は未だに覚えているんだった。

 良い意味でも悪い意味でも浅薄さと頑固さを兼ね備えた人だったように思う。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンやアルコ&ピースのオールナイトニッポン・ゼロを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』、ヴィルヘルム・バックハウスがハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルの伴奏で弾いたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、2014年12月20日にマドリードのレアル劇場で上演されたグノーの歌劇『ロメオとジュリエット』(ミシェル・プラッソン指揮マドリード交響楽団他)のライヴ録音が放送されていたが、タイトルロールを歌うテノールのロベルト・アラーニャとソプラノのソーニャ・ヨンチェヴァの歌唱が聴きものだった。


 福田和也の『其の一日』<新潮社>を読了する。
 一つの話に登場した人物が回想的に別の話に登場するといった、一種のロンド形式がとられていて、そうした形式と深く関係する二つの有名な文学作品が実際に織り込まれてもいたりした。
 ああ、面白かった!

 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 17時台に外出していくつか用件を片付ける。

 その後、大切な予定をすませる。
 いろいろと刺激を受けるとともに、まだまだ研鑚が足りないと反省する。
 自分自身の為したいことや為すべきことをしっかり為していかなければ。

 で、帰宅が24時半を過ぎる。


 夜郎自大、忌むべし。


 以上、4月17日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック