晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温もぐっと上昇し、暖かさを感じる。
その分、花粉の勢いも激しく、目の周りの痒みやくしゃみの連発に悩まされる。
身体も重たし。
やれやれ。
中学生や高校生の頃、悪い冗談とわかった上で、「八紘一宇」や「鬼畜米英」、「出てこいニミッツマッカーサー」、「欲しがりません勝までは」といった言葉を口にしていたことがあったが、まさか国会議員が議会内で本気で口にするとは。
「八紘一宇」の本来の意味どうこうではなくて、この言葉がこの国でどのように利用されてきたかを考えれば、軽々に口にすべき言葉ではないということがわかるだろうに。
ちょうど田中智學も関係する『血盟団事件』を読み終えたばかりということもあって、なんとも言えない気分になる。
明け方5時近くに寝床に就く。
予想通り、朝早くから真向かいのマンションの工事がかまびすしい。
うっとうしいったらありゃしない!
午前午後と、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、カティア・ブニアティシュビリが弾いたピアノ小品集『マザーランド』<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
中島岳志の『血盟団事件』<文藝春秋>を読了する。
著者も指摘する通り、「血盟団事件」に関してとうてい過去の出来事とは思えない。
彼ら民間の活動家たちや軍の若手将校たちによる一連のテロ事件が、軍上層部によって利用されていったことも含めて、いろいろと考える。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯後、ケラー・カルテットが演奏したチャイコフスキーの弦楽4重奏曲第1番&第2番<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『魔王』の手直しを行ったり、周防柳の『八月の青い蝶』<集英社>を読み始めたりする。
『八月の青い蝶』は、アメリカに寄る広島への原爆投下にまつわるロマンスである。
比喩をはじめ文章の巧さに感嘆しつつ、ときに俗っぽさを感じる言葉の選択が気になったりもする。
今日は、チロルチョコレートを食す。
グルメシティで、税込み31円だったもの。
おなじみミルクヌガー入りのチョコレートで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
結局のところ、過去と向き合うということは今現在とどう向き合うかということであり、今現在と向き合うということは過去とどう向き合うかということではないだろうか。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2015年03月17日
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